薄毛・脱毛について調べると、AGAや薄毛などメディアによって表現が違っているかと思います。

詳しくない人は何が違うのか、同じではないのかと感じるのではないでしょうか。

実のところAGAと薄毛は同じであり、同じではありません。

薄毛に悩む人の大半の原因がAGA(男性脱毛症)と言われていますが、その他の理由の薄毛はAGAではないのです。

つまりAGAとは薄毛の中で最も発症率が高い状態であり、あくまでもその1種に過ぎません。ではAGAとその他の薄毛・脱毛にはどのような違いがあるのでしょうか。

今回はAGAと薄毛の違いについてお話して行きたいと思います。

AGA(男性脱毛症)の特徴

AGA脱毛症は男性ホルモンの一種であるテストステロンと、5a-還元酵素から作られるDHT(ジヒドロテストステロン)によって引き起こされます。

DHTが毛乳頭と結合するとヘアサイクルを早めてしまい、結果的に髪の毛は異常な速度で作られては即座に抜けていく状態です。

 

AGAのそもそもの発症原因は分かっていませんが、現在ある治療法はプロペシア・ミノキシジルとそれに準じる薬品療法です。

プロペシアはDHTが生成されるのを阻害し、ミノキシジルは血管を拡張する効果があります。その結果AGAは抑制され、髪が本来のヘアサイクルで育ち始めるのです。

国内で行われたプロペシア1mgの臨床実験では1年間使用で58%・2年間で68%・3年間で78%が改善したという結果が出ています。

そして同じくプロペシア1mgを1年間使用で40%・2年間で31%・3年間で20%が現状維持できたという結果です。

改善と現状維持の効果全てを含めると、全体で9割以上の人にプロペシアの効果は認められています。

 

その他の脱毛

AGA以外の薄毛の原因は、主に皮脂や血行の悪さ、食事や睡眠・ストレスなどが挙げられます。

円形脱毛症などは自己免疫が原因と考えられており、脱毛症はそれ以外の病気の症状の過程に現れることもあるのです。

脱毛症にも多くの種類があり、原因も一つではありません。

しかし、血行不良などは比較的要因として挙がることが多いです。そのため、市販の育毛剤などで効果がある場合もあります。

 

AGAとその他の薄毛の違い

AGAとそれ以外の薄毛の違いは、何よりも原因です。

AGAの原因は酵素と男性ホルモンなので放置しておくと年単位で進行し、確実に薄毛になっていきます。

治療をする場合でも、途中で治療を止めてしまうと再度進行していくほどです。そのためAGA治療は一時的ではなく、生涯治療と呼ばれるほど超長期の治療になるのです。

その点においてストレスや食生活・睡眠不足が原因で起こっている脱毛症は、環境の変化など改善することができます。

他の病気が原因で発症している場合は、大元の病が治癒すれば自然と回復していくでしょう。

 

まとめ

薄毛というとAGA、という印象があるかも知れませんが、原因などの内容は異なるものです。

それ以外の血行不良などが原因とされた場合は、市販の育毛剤に加えて、頭皮マッサージなどをすると効果的です。

ただし、素人目ではAGAかそれ以外の脱毛症かを判断するのは難しいでしょう。

髪の毛が薄くなっていると思ったらまずは専門クリニックか、病院で相談してみるようにするとよいでしょう。まずは自分の状態を知ることが大切です。