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  • これも好き嫌い分かれる「レバー」髪に良い栄養が豊富に含まれる
他の記事で「牡蠣」について触れていますが、今回も好き嫌いの分かれる食材にスポットを当ててみようかと思います。
それは「レバー・肝」です。

小学校の給食でレバーが出た時には食べられない同級生が多かったものです。
私は好き嫌いが少なく、これやプルーンも容赦なく食べていました。好き嫌いの分かれるレバーも、実は抜け毛に対して大きな効果を持つと言えるのです。

タンパク質と亜鉛

レバーには、タンパク質と亜鉛が含まれています。特に亜鉛は、全食材の中でも上位に食い込めるほどの含有量を誇ります。

タンパク質に関しては他の部位に比べると含有量は少なくなりますが、それでも全食材の中では上位の方にランクインできる含有量です。この両者を同時に摂取できるという点が優れているのです。なぜなら、髪の原料となるタンパク質と、それを加工して髪の毛にできる亜鉛は、どちらが欠けていても髪の毛の成長を促すことができないからです。

材料となるタンパク質が不足するのはもちろん、タンパク質が豊富にあってもそれを加工する道具的な立ち位置になる亜鉛が不足しては意味がありません。

両者を同時に、しかも現代の食生活では不足しやすい亜鉛を豊富に含んでいる点において、レバーは抜け毛対策に効果的であると言えます。ちなみに、どちらの栄養も「豚>牛>鶏」の順番で含有量が多いです。

 

ビタミンB群が豊富

レバーは、ビタミンB群が豊富に含まれています。その中でも特にビタミンB2とB12が豊富に含まれています。

特に、ビタミンB2は髪の毛の再生に関与する栄養であり、皮膚の健康維持のためにも必要な栄養であるため抜け毛の予防に効果的です。

また、ビタミンB12は貧血予防に効果的であり、栄養の滞りを防ぐことができます。他のビタミンB群に関してもバランスよく含まれているため、ビタミンBが不足している人にとっては良い栄養源となります。

 

女性に必要な「葉酸」

レバーには「葉酸」という栄養が豊富に含まれています。この栄養は、特に女性にとって重要な意味を持つ栄養です。

葉酸には「細胞分裂を促す」という特徴があり、髪の毛もまた細胞分裂によって成長しているため重要な意味を持ちます。

葉酸が女性にとって必要な栄養であるという理由は、「妊娠」があります。

特に妊娠初期はお腹の中の胎児が細胞分裂を活発に行う時期であり、しかも神経系を形成する時期でもあります。細胞分裂に必要な葉酸が不足することで細胞分裂が正常に行えず、先天性の異常をもたらしてしまう可能性があります。

授乳においても必要な栄養であり、この時期は産後の抜け毛が目立ちますので、ますます葉酸は重要な意味を持つことになります。

 

栄養価が高いが・・・

「レバーは栄養がある」というイメージを持つ人は多いでしょう。実際、栄養価の高さは全食材の中でも抜きん出ている分野が多いです。

しかしながら、不足している栄養は極端に不足しており、レバーだけで栄養を補給できるわけではありません。また、含有量の高い栄養に関しては、むしろ「多すぎる」という印象を受けます。その最たるは「ビタミンA」です。

鶏レバーは全食材の中でも特に含有量が多いのですが、100gあたり14000μgで、成人女性の1日の必要量の20倍もの含有量です。過剰症が2700μgを目安としており、これさえ5倍にも相当します。

豚レバーで100gあたり13000μg、牛レバーでは1100μgなのでまだマシなほうでしょうか。他にも「モリブデン」や、先ほど紹介した「葉酸」も過剰摂取になりやすいです。

食品の性質上、毎日のようにレバーばかり食べるようなことはないでしょうが、とにかく栄養のバランスが極端すぎるという特徴があります。食生活に取り入れる際には、これらの栄養に注意しましょう。

 

まとめ

レバーには「タンパク質&亜鉛」「ビタミンB群」「葉酸」といった髪に良い栄養を豊富に含んでいます。

しかし、極端に多すぎる栄養も多く、毎日食べていては過剰症を引き起こしやすくなります。