食べ物は、その含有されている栄養によって髪の毛に良い食べ物・悪い食べ物とがあります。

特に産後は抜け毛も多く、女性の命たる髪の毛を守る事ができる食べ物があれば日頃から取り入れたいものでもあります。

今回は、抜け毛対策において賛否両論の食材「牛乳」にスポットを当ててみたいと思います。

豊富なタンパク質

牛乳には、あまり豊富とは言えませんがタンパク質が含まれています。

含有量ではさすがに肉類や魚介類に大きく差を付けられる結果となりますが、牛乳はそのまま飲むことができます。何が良いかといえば、肉類や魚介類は基本的に加熱調理して食べます。

魚介類では刺身など生で食べられるものもありますが、スーパーでは加熱調理用の魚介類も多く販売されています。

牛乳はそのまま飲むことができますし、加熱してホットミルクにしたり料理に使ったりと用途も様々です。

手軽にいつでもタンパク質を補給できるという点では便利です。また、亜鉛も含まれているのでタンパク質の合成も問題なく行えます。

 

豊富なカルシウム

牛乳といえばやはり「カルシウム」ですね。骨を丈夫にするイメージの強いカルシウムですが、髪の毛にも少なからず影響します。

カルシウムには「イライラを回避する」というイメージもあります。「怒りっぽい人はカルシウム不足」というイメージもあるように、カルシウムは精神の安定を図り、ストレスを緩和します。

ストレスが溜まってしまうと自律神経を乱して血行が悪くなります。

末端部である頭部は血行の悪化によって栄養不足に陥りやすく、カルシウムは回り回って髪や頭皮の健康を維持するのに役立つのです。

 

その他バランスの良い栄養素

牛乳は、上記の栄養以外にもビタミン類・ミネラル類ともにバランスよく含まれています。

ビタミン類は肌の健康を維持するのに必要な栄養であり、同じく皮膚の一部である頭皮の健康にも関与します。

また、ミネラル類は貧血などの血液の異常を防ぐ役割があり、これもまた髪や頭皮の健康を維持するのに必要です。

カロリーが気になる人は「低脂肪乳」という選択肢もありますが、一部の栄養が牛乳よりも少なくなる点には注意したいです。

 

牛乳に対する否定的な意見

これだけ栄養面において優れている牛乳ですが、一部では否定的な意見もあります。

まず、牛乳のタンパク質は「動物性」であり、動脈硬化などの血管障害の原因になるという意見があります。

抜け毛対策には「植物性タンパク質」が効果的であるという意見から、牛乳は抜け毛対策には効果がないという意見です。次にカルシウムについてです。

カルシウムには過剰症があり、ミネラル類の吸収を妨げる効果があります。このミネラル類にはタンパク質の合成に必要な亜鉛も含まれており、牛乳自身が持つそのほかのミネラル類にとっても邪魔な存在であるという考え方です。

さらに、日本人は「乳糖不耐症」であるとされ、牛乳を飲むと消化不良などの体調不良を引き起こすという意見もあり、牛乳に対する風当たりそのものが悪くなっています。

しかしながら、あらゆる栄養には負の側面もあり、過剰症とて偏食やサプリメントの過剰摂取がない限りは、そう簡単には起こりません。

乳糖の不耐症に関しては日本人でも人それぞれであり、毎日200~300mlの牛乳を飲んでいる筆者は体調を崩したことがありません(調子に乗って1L飲んだ時にはひどい下痢に襲われましたが)。

これらの負の側面に関しては、「そういったこともある」という程度にとどめておいたほうが賢明であると言えます。

それを受け入れた上で、上手く付き合い、利用するべきであると筆者は考えます。

 

まとめ

牛乳には「タンパク質・亜鉛」「カルシウム」「ビタミン・ミネラル」といった、数多くの栄養がバランスよく含まれています。

しかし、一部には否定的な意見もあります。

それを理解した上で、上手に利用することが正しい選択であると言えます。