抜け毛の原因は多岐にわたり、その対策もまた多岐にわたります。効果的な方法がいくつも考案されていますが、普段から口にする食事に取り入れることができる対策であれば手軽で安上がりになります。

そこで今回は、抜け毛対策になる食材のうち、「大豆」について紹介していきます。

大豆イソフラボンの力

大豆には、CMなどでご存知の方もおられると思いますが、「大豆イソフラボン」と呼ばれる体に非常に有益な物質が大量に含まれています。

この成分は、体内において女性ホルモン「エストロゲン」と同じような働きをすることが分かっています。エストロゲンは女性らしい長くて美しい髪を育てるのを促す効果が有り、更年期になると分泌量が少なくなることで薄毛を促進してしまいます。

また、大豆イソフラボンは体内で男性ホルモンの働きを抑える効果があります。

男性ホルモンには皮脂を分泌し、抜け毛を促す物質に変わることで「男性型脱毛症」の原因ともなります。

さらに、育毛においては「カプサイシン」との同時摂取が効果的であると言えます。唐辛子の辛味成分として有名なカプサイシンは、体内で成長因子を増やす働きがあります。

成長因子は毛乳頭を活性化し、毛母細胞の細胞分裂を促す効果があります。大豆イソフラボンは、カプサイシンが成長因子を作り出すのに必要な成分を増やす働きがあり、間接的にカプサイシンの効果を助けることができます。

 

豊富なタンパク質

大豆には植物性のタンパク質が豊富に含まれています。そのタンパク質の豊富さから「畑の肉」と言われているのにも納得がいきます。

髪の毛も細胞分裂によって成長していくため、タンパク質が必要になります。そのタンパク質を豊富に含む大豆は、髪の成長にも効果的であると言えます。

また、大豆には「亜鉛」も含まれています。亜鉛はタンパク質の合成に必要な栄養であり、せっかくタンパク質を摂取しても亜鉛が不足していては意味がありません。

さながらタンパク質は材料であり、亜鉛は加工するための道具といったところでしょうか。食材があったって、調理器具がなければ料理は作れません。

その亜鉛を同時に含んでいる大豆であれば、タンパク質の合成が滞る心配もないということです。

 

大豆製品ならOK

しかしながら、大豆を食べるのもなかなか簡単ではありません。乾燥大豆を用意したら、まずは水に浸けてから茹でて灰汁を取り、そのあとで調味料を合わせて長時間に込まなければなりません。

筆者も大豆煮は好きですが、いざ調理するとなると時間がかかってしまいます。

かといって、元が枝豆とは言え乾燥している大豆をそのまま食べることは現実的ではありません。

しかし、普通の食品スーパーであれば大豆の加工品がかなりの量販売されています。これらも元は大豆なので、大豆の栄養を摂取することができます。

代表的なもので言えば「豆腐」「納豆」「豆乳」があります。

特に豆腐は調理しやすく、バリエーションも豊富な上に商品によってはコストパフォーマンスも良いです。

納豆も同様にコストパフォーマンスがよく、発酵食品なので栄養も豊富です。これらの食品は積極的に食生活に取り入れたいところです。唐辛子との相性も悪くないので、カプサイシンとの同時摂取も簡単です。

豆乳に関しては、済みませんが筆者は豆乳が苦手なのであまりプッシュしません。

とは言え、牛乳が飲めない人でも豆乳は飲むことができ、シェイクなどのアレンジができるという取り回しの良さは評価できます。

大豆そのものであれば、チルド商品や惣菜売り場で「大豆煮」などを扱っているお店は多いです。大豆を一から調理するのも良いですが、忙しい人や調理が苦手な人はこれらを頼るのも良いでしょう。

 

まとめ

大豆には「大豆イソフラボン」が豊富に含まれ、女性ホルモン「エストロゲン」と同じ働きをすることで抜け毛に効果的です。

カプサイシンとの同時摂取で効果を向上させます。

大豆そのものだけでなく、豆腐や納豆のように大豆を使った食品でもOKです。