育毛剤育毛シャンプーに限らず、人のコンプレックスに関する商品は、非常に高いと思いませんか?

薄毛、ハゲといった人の目が気になるようなものに対して改善を可能にしようとする企業は、自社製品に非常に高い値段をつけてきます。

カツラもそうですね。非常に高価です。

その他に……最近、私の知り合いが仏壇を廃棄しました。

仏壇の廃棄もなかなか面倒で、自治体なら安く処分してくれるだろうと、知り合いは住所地の自治体、その周辺の自治体に問い合わせてみましたが、問い合わせた全てのところが廃棄処分を拒否しました。

ネットに廃棄の専門業者に打診したら捨てるだけなのに何と、43200円!

金持ちでもない平凡な社会人である知り合いにとっては高すぎました。

しかし、仏壇を自らの手で壊すのは周囲の目があるだけでなく、罰が当たりそうで怖い……もし何かよからぬことがおきたら、仏壇を壊した祟り?と思ってしまいそうな気がしたといいました。

知り合いは泣く泣く、43200円を請求してくるネット業者に頼むしかなかったとか……。

非常に例えが良くなくて申し訳ないのですが、これも人の弱みにつけこんだ商売といえます。

最終的には自分たちに頼るしかないんだよという完全に上から目線的な値段設定にしてあります。

育毛剤と仏壇を比較するとは、育毛剤に効果を感じて積極的に使用している人には大変、違和感を覚える話で申し訳ないと思っていますが、人の弱みを利用して高い値段を設定するという点は似ています。

 

では、本題に入りましょう。

ミノキシジルやフィナステリドを追い越せるような成分は入っていない、また、入っている成分はちょっと違う色を付けただけで、どの育毛剤も内容はほとんど似ているのに、なぜ、バカに高い値段をつけているのでしょうか?

育毛剤の値段のほとんどは派手な広告費用が組み込まれているのではと、考えます。

ボロ儲けしているとは下品な言い方だと思いますが、そう言いたくなるほど、ネットに登場している育毛剤の成分は大したことないということを検討してみたいと思います。

 

主要成分は自社ではなく、他から取り寄せている

育毛剤の中で一番、効果があると思われる成分は、その育毛剤のサイトでかなり強調して紹介されています。

それは当然のことですが、その主要成分は、育毛剤を製造した会社が研究開発したものではない場合がほとんどです。

例えば、ミノキシジル3倍の効果があると宣伝されている「キャピキシル(アセチルテトラペプチド3+アカツメ花エキス)」という原材料があります。

ボストンスカルプエッセンスとかフィンジアといった人気育毛剤に入っています。

この原材料は、フィンジアの会社が研究開発して作ったのではなく、カナダにある化粧品会社「LUCAS MEYER COSMETICS社」が作りだしたものです。

キャピキシルをフィンジアなどの会社が購入するので、その費用は確かにかかります。

しかし、新薬を研究開発して一から作りだす莫大な費用に比べれば、かなり安い出費だと思われます。

 

新薬の開発に要する費用は一製品につき150~200億円!!

新薬は大体、5年〜10年近くの期間をかけて作り上げられます。その途中の段階で研究開発をやむなく中止をしなくてはいけない場合もあるようです。

しかも、開発を始めて新薬として世に出て行くラッキーな薬は、ほんの僅かだそうです。

例えば日本の場合、1992~1997年の間に候補の新薬 約320.000件の中から、めでたく市場に出られたのはたった50件のみ!

その費用は何と200億円!

 

参照URL:薬剤師ネット公式ブログ「そのお薬の価値は200億円!?知っておきたい新薬開発の真実」

http://r-yakuzaishi.net/blog/%E7%9F%A5%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8A%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%81%84%E6%96%B0%E8%96%AC%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%81%AE%E7%9C%9F%E5%AE%9F/

 

現在の育毛剤は他社からの材料を寄せ集めただけ

新薬の開発と育毛剤の開発を比較するのは少々、無理があるとは思っています。

しかし、自社で開発した材料ではなく、あちこちの材料メーカーから集めて、それを一つの瓶に入れたものにしては、値段が高すぎやしないでしょうか?

そこに浸透力を増すための技術を使ったにしてもその技術もまた自社以外のメーカーであることも少なくありません。

新薬の研究開発費用に相当するようなお金は、そんなにかかっていないはずです。

 

成分の数の多さを誇っても意味がない

どの育毛剤も、主要成分以外に天然の植物成分が数多く使われています。30とか、50とかあまりの数の多さにそれぞれに効果がきちんとでているのかと疑ってしまいそうですが……。

ほんの少ししか使用されていなくても、使用された成分として堂々と表示されていると思われます。

育毛剤のサイトを見ると、その成分の効果以上に、使用された成分の数の多さを誇っているのが気になります。

一定の効果を出すためには、それなりの量や濃度が必要です。

成分の数ばかり増やしても意味がありません。

 

医薬部外品や化粧品は成分量を書く必要がない

日本で販売されている医薬品は、成分量を表示しなくてはいけない義務があるので、リアップX5プラスなどの医薬品の成分量は表示されています。

しかし、医薬部外品や化粧品は成分量を表示する必要はありません。

そのため、医薬部外品や化粧品の育毛剤には成分名が並べてあるだけで、量の表示は皆無です。

ほんの添加程度でもしっかりと「入っている」ということで表示されているのでしょう。

また、添加された成分はかなり薄められているかもしれない……

少し意地悪な言い方にはなりましたが、このような観点から考えても、育毛剤の値段は高過ぎるといえます。

 

 

リアップX5プラスの値段に合わせた???

リアップシリーズの中でも、一番高いリアップX5プラスの値段を基準に育毛剤の値段を考えたのかとも推測でき、リアップX5プラスよりも高い医薬部外や化粧品に育毛剤も存在します。

リアップX5プラスも日本の市場に出されるまでに製造元の大正製薬は結構、苦労しているのです。

 

大正製薬はリアップを売りだすまでに⒑年以上の歳月を費やしている

日本は病院で使用されていた医療用医薬品(医師の処方せんを必要とする薬)の中から安全性が確認された薬がスイッチOTC医薬品として薬局で販売されています

リアップの成分ミノキシジルはアメリカなどの病院で高血圧治療薬として使用されていて、日本で言えば、医療用医薬品クラスの扱いです。

ちなみに日本ではミノキシジルを高血圧治療薬として認可していません、

大正製薬は医療用医薬品クラスのミノキシジルを薬局で医師の処方なしで使用できる一般医薬品(第一類医薬品)とすることを目標にしていました。

このような日本初の試みに厚生労働省申請から一般医薬品としての導入に約10年以上の歳月を費やしています。

おそらく新薬なみに動物実験、臨床試験など一つ一つ、クリアしていったと思われます。

そんな苦労をして世に出されたリアップとあちこちから材料を寄せ集めた育毛剤と同等の扱いは少しおかしいと思うのですが、寄せ集め育毛剤は「打倒!リアップ」を目標にしています。

参考文献:専門医が語る毛髪科学最前線 著者:板見 智

 

育毛剤の高い値段は広告宣伝費用

新薬のように最初から、また大正製薬のように前例のないやり方への挑戦といったものであれば、莫大なお金をかけて研究開発し、それが製品の値段の設定に影響したとしても納得できるものはあります。

しかし、他社が作った成分を寄せ集めて作られた育毛剤に非常に高い価格を設定しなくてはならないのは何故でしょうか?

それは、育毛剤の派手な、いかにもお金をかけたような絢爛豪華なサイト作りの費用や色んな宣伝費用が原因と考えられます。

薄毛、ハゲを改善されるのであればという思いで、高い育毛剤を購入します。

とにかく改善されるのであれば、高くても仕方ないと考えるユーザーさんたちの心理を利用しているのではと高い育毛剤のサイトを見るたびに思います。

リアップを援護するような書き方もしましたが、リアップが値段を下げていたら、他の育毛剤も下がっていたのかもしれないとも思いました。

半年は使用しなくては効果がわからないと大正製薬は言っています。

ならば、半年は楽に使用できるような値段にしてほしかったですね。おそらく他の育毛剤もそれに肩を並べたのではないのでしょうか?

半年で治療は終わりではありません。最低半年は使用し、それからも使い続けなくてはいけないのですから……。