•  > 
  •  > 
  •  > 
  • 抗がん剤で脱毛が起こる理由と回復に定評がある育毛剤テタリス711クリーム(三恵製薬)

AGAによる脱毛ではありませんが、AGA世代の人たちは、がんになりやすい年齢にさしかかる頃でもあります。

実際にAGAで悩んでいる最中にがんになってしまい、抗がん剤治療で全頭の脱毛を経験する羽目になったという人もいらっしゃるのではないでしょうか?

AGAと違い、一時的な脱毛ということでただ、ひたすらに毛髪が生えてくるのを待っておられたとお察しいたします。

抗がん剤治療の副作用症状は、身体的にかなりの負担を強いられるものですが、中でも脱毛は精神的にもかなり辛いものがあります。

しかし、抗がん剤治療による脱毛は一時的なもの。正しい知識を身につけ、うまくこの辛い時期を乗り越えましょう。

また、抗がん剤による脱毛に育毛剤が有効だったという報告もあり、ご紹介いたします。

何故、抗がん剤で脱毛が起きるのでしょうか?

まず、抗がん剤はがん細胞だけでなく、正常細胞も攻撃します。

つまり、がん細胞,正常細胞という見分け方で攻撃するのではなく、細胞増殖のスピードが、速い細胞から攻撃していきます。

がん細胞は増殖が速い細胞なので当然、抗がん剤の標的になるのですが、正常細胞でも極めて増殖が速い毛母細胞は、抗がん剤にとっては非常においしいエサとなります。

 

ヘアサイクルには「成長期」「退行期」「休止期」と3つの区切りがあります。

  • 成長期:字の如く、毛の成長時期。
  • 退行期:毛の成長が止まり、毛包が縮小する時期
  • 休止期:毛の成長は休止となり、自然脱毛がおきる時期

この中でも最も増殖スピードが速いのが成長期です。

毛髪全体の90%が成長期の髪であり、抗がん剤の標的になります。

抗がん剤治療が始まって約2週間すると、抗がん剤の標的にされた毛母細胞は増殖をストップさせられ、成長期にある毛髪の脱毛が始まります(成長期脱毛)。

さらに、抗がん剤を使用して約2か月たてば、成長期に入る毛髪が抗がん剤の影響で即座に休止期に移行し、脱毛が続きます。

ただ、休止期の脱毛についてはまだ、はっきりと解明されていないようです。

細胞増殖(分裂)が速い部位は毛髪以外にも骨髄などがあります。白血球減少や貧血などの血液障害は、骨髄が攻撃された結果の副作用症状ということになります。

 

抗がん剤の影響で抜けた毛は再び、生えてきます

抗がん剤治療を終え、約2か月経過すると、ボツボツ生え始めてきます。

抗がん剤はありがたいことに司令塔の毛乳頭にまでダメージを与えることがありません。

そのため、抗がん剤治療が終了すると、毛母細胞の分裂(増殖)の抑制のカギがはずれ、毛乳頭からの司令を受けた毛母細胞の増殖が再開します。

抗がん剤の治療を中止して、2か月ぐらい経つと、毛髪が生え始めてきます。

生え初めの頃の毛髪は非常に柔らかく、乳児の毛髪を感じさせます。抗がん剤治療以前のような毛髪に戻るのは、約一年の期間を要します。

しかし、ベリーショートヘアーでも構わないのであれば、もっと早くからカツラやウィッグやから解放されるようになります。

 

抗がん剤副作用の脱毛からの回復度合いに、個人差あり

以前と同じ髪型になる期間は一年と書きましたが、これは勿論,平均であって中には一年以上、または3年、3年経過しても回復率はまだ半分など、随分、個人差があります。

そこで、非常に興味深い資料がありましたので、ご紹介しましょう。

埼玉医大総合医療センターの矢形寛教授率いる専門医グループが調査したデータで、2013年、抗がん剤治療を受けた乳がん患者さん約1500人(平均年齢54.7歳)に、脱毛後の回復状況のアンケート調査を行ないました。

参加医療機関は、日本国内47医療機関です。乳がんガイドラインに従った標準的な抗がん剤治療を受けた患者さんが、調査対象です。

抗がん剤治療を受けた乳がん患者さんのほとんどが毛髪を一時的ではありますが、失うことになります。

抗がん剤で全頭、8~9割抜けた患者さんは94%。8割以上回復した患者さんは終了後1年未満で53%、1~3年未満で64%、3年〜で62%。特に3年過ぎてもまだ回復が半分以下という患者さんが16%もいたことについて、矢形教授は「抗がん剤治療が終れば、髪は元通り生えてくると患者さんに話す医師も多いと思われるが、この調査結果から患者さんに対して説明の仕方を考え直し、長期的な精神的なサポートを行なっていく必要がある」と話しておられます。

これは女性の乳がん患者さんが対象の調査結果ですが、副作用に脱毛を起こさせる抗がん剤は他にもたくさんあります。

女性のみならず、男性においても抗がん剤による脱毛は、精神的なダメージは当然あります。

次は、抗がん剤による脱毛は現在、売られている育毛剤で対処できるのかどうかを考えてみましょう。

 

抗がん剤による脱毛で育毛剤を使用する前の注意

抗がん剤治療を受ける前に、医師から脱毛のことを教えられていて覚悟をしていたとしても、実際に脱毛が始まると、精神の動揺が出てしまい、落ち込むこともまれではありません。

こんなとき、仕方がないとはいえ、少しでも改善する方法がないかと考えます。

 

ここで先ず頭に浮かんでくるのは育毛剤ではないでしょうか?

ただ、育毛剤を検討する前に注意をしていただきたいことがあります。

まずは、抗がん剤治療中は原則的に育毛剤の使用は避けましょう。

それは、育毛剤が抗がん剤治療に及ぼす影響がまだわかっていないことが挙げられます。

治療中にトラブルがあったとき、その原因が抗がん剤なのか育毛剤なのかわからなくなるデメリットがあります。

また、脱毛後の頭皮は、非常にデリケートで傷つきやすい状態になっています。

抗がん剤治療終了後は、主治医の意見を聞いたうえで育毛剤の使用を検討されることをお勧めします。

 

育毛剤の使用時期

前述したように抗がん剤治療で、脱毛後に回復の仕方や回復期間は、個人差がかなりあります。

正常な休止期が2〜3か月であるのに対して、抗がん剤治療後の休止期は、1年以上と長くなる可能性があります。

長期間、抗がん剤で活動を抑えられていた毛母細胞を再稼働させるのに、育毛剤が役に立ちそうです。

早く元通りの髪に戻りたい、または回復の兆しが遅れるような気配を感じたら、医師との相談の上で育毛剤を使用してみましょう。

ただ、少しでも早く元通りにといっても、髪が伸びていくスピードは一ヵ月平均1cm程度ですので、焦りは禁物です。

 

毛母細胞を活性化する育毛剤がお勧め

市販されている育毛剤に「病後の育毛」と書いてあれば、抗がん剤治療による脱毛の回復にも原則的に使用できます。

育毛剤には色んなタイプのものがあると先にご紹介させていただきましたが、抗がん剤治療による脱毛からの回復であれば、「毛母細胞活性化」のタイプの育毛剤がお勧めです。

また、エタノール(アルコール)含有タイプは過敏になった頭皮には刺激が強すぎ、乾燥も強くなるので、できるだけノンアルコールタイプのものを選びましょう。

 

抗がん剤治療による脱毛からの回復に定評あるテタリス711クリーム:三恵製薬

昭和62年、全国の各新聞に抗がん剤治療による脱毛の回復に効果がある育毛剤として紹介されました。

それ以来、小児血液学会や日本癌治療学会などが、テタリス711クリームについての論文を披露し、国立病院、自治体病院など広く使用され、効果を得ているようです。

テタリス711クリームは、抗がん剤使用による脱毛までも視野に入れているため、刺激性物質は入っていません。

先に、抗がん剤治療中の頭皮には育毛剤は使用しないほうがいいと書きましたが、テタリス711クリームは抗がん剤治療を受ける2日前ぐらいから脱毛予防目的で使用しても問題がないようです。

ただ、がんの状況、抗がん剤の種類、治療期などによってテタリス711クリームの使用方法が変わってくるので、お客様相談室(フリーダイヤル: 0120-35-25-35)でご相談され、主治医の意見も併せて使用を検討してみましょう。