ブブカ育毛剤のノンアルコール効果は高評価だがM-034以外の成分は微妙

ブブカの目玉成分を一つだけ挙げるとすると、M-034ですよね。

32種類の成分が入っているといっても、他の育毛剤にも大体入っています。どの育毛剤でもかなり効果ありと挙げ

られているセンブリエキスも勿論、入っています。

M―034と毛髪は、どんな関係があるのか検討してみたいと思います。

M―034を解剖

コンブやワカメが体にいいというのはよく知られています。ただ、ワカメを食べると、髪が黒くなるとか言う意味のものではありません。

日本人はコンブやワカメの黒々とした色を見て、ワカメを食べると、ワカメと同じような色の髪になると思っている人が多いのですが、そのような働きは実はないと言われています。

ただ、色を黒くするのではなく、日本人の場合、健康的な髪を「黒々とした」と表現するのであれば、ワカメなどの海藻は非常にはまり役だと思われます。

ブブカはちゃんとした科学的根拠から、海藻が髪にいいということで海藻エキスを使用しているようです 。

 

M-034はブブカのメーカーが開発したのではない

M-034のMは、コンブの名前からとっているようです。どこのコンブでも言いわけではなく、北海道のミツイシコンブが原料です。

数字はCD34陽性細胞の[34]が由来と考えられます。

このミツイシコンブは、北海道の日高沖に生えている天然の海藻で、このコンブの成分に髪の毛を健康的にするものが含まれていることがわかりました。

ただ、ブブカのメーカーのものではなく、天真堂が提供している成分(製品)のようです。

このようなことは「もちは餅屋」形式でよくあることで、品質に対するこだわりの高さを

感じることができます。

 

M-034の効果

M-034は、血管増殖因子であるVEFGやヘアサイクルの退行期に早く到達させる因子であるFGF5を抑える因子であるFGF5Sを産生します。

つまり、外毛根鞘細胞の増殖を促進します。

これによって毛髪はどのような状態になるのでしょうか?

・しっかりしたコシのある太い髪の毛を作る。

・ヘアサイクルの中の成長期の期間を延長

・退行期への変換を遅らせる

発毛の司令塔が入っている毛包に栄養を行き渡らせ、脱毛を抑える働きがあることがわかっています。

また、ヒアルロン酸と同じぐらいの保湿力をもっていると考えられています。

 

※CD34陽性細胞とは?

M-034エキスについての記載のところで出てきたCD34陽性細胞とはどんなものなのでしょうか?

毛母細胞の1番外側を包み込んでいる外毛根鞘には、CD34たん白質を含んだCD34陽性細胞

があり、この細胞が毛母細胞の源であることがわかっています。

人によって、髪の毛が細い人や太い人がいますが、太い髪の人はCD34陽性細胞が多く、細い髪の毛には少ないことが実験によって解明されました。

 

M-034の効力はミノキシジルと同等という評判

本当にミノキシジルと同等といえるのかと、単純に考えても少し疑問をもってしまいますね。

ミノキシジルは医薬品、一方のM-034エキスは医薬部外品です。これは厚生労働省が区分けするわけですが。エビデンスもなしにこのような区分けがされるわけではないので、当然、医薬品と医薬部外品の差は歴然としているはずです。

また、育毛剤のサイトでは、ミノキシジルとM-034エキスが同等の力であることの証明を示すグラフがよく掲載されています。

掲載されている二つグラフは同一人物で生えてくるスピードをM-034エキスとミノキシジル、それぞれ塗った場合を比較したもののようです。

ここで、疑問が湧いてくるのですが、育毛効果は生えてくるスピードだけで決定づけることができるのでしょうか?

ミノキシジルと同等かどうかを見極めるには、髪の毛の太さ、脱毛の割合などの他のデータも必要です。

ただ、理論的にはミノキシジルにもM-034と同じ様にVEFGを持っています。ミノキシジルの場合は、血管拡張作用だけが目立ってしまいがちですが、毛乳頭への直接作用もあることがすでに厚生労働省も認めています。

従って、ミノキシジルと同等の効果があるかどうかは別にして、同じ様な働きはあるということはいえるかもしれません。

 

M-034は副作用がないといわざるを得ない事情

ブブカのサイトでは「ミノキシジルとは効果が同等ではある。その上、天然成分だから、ミノキシジルのような副作用はない」という掲載文をよく見かけます。

このことは、ミノキシジルは医薬品でM-034は医薬部外品ということを過剰に意識して、天然成分であること以外は勝ち目がないということを自ら示しているようにさえ感じます。

 

また、厚生労働省認可の成分という表現もよく見かけます。

日本で販売されている化粧品や薬用医薬部外品は、全て厚生労働省認可で、逆に言えば、化粧品、医薬部外品と表示するには厚生労働省の認可が必要です。

化粧品の箱に表示された成分も厚生労働省認可のもので、医薬部外品と扱いは全く一緒です。

化粧品に分類された育毛剤もれっきとした厚生労働省認可の成分です。

確かに化粧品、医薬部外品、医薬品とだんだん、厚生労働省の規定も厳しくはなっています。効果がある分、副作用も出てくる危険性が高まるので規定は厳しくなり、その厳しさで人々の体を守っているわけで、副作用があるというだけで効果が高いものを排除するのは非常に勿体ないことです。

取りあえずは、育毛剤を選ぶときは、化粧品、医薬部外品、医薬品という分類を外して、自分の髪質、状況だけを考え、それらに応じたものを選択、その後にそれらの分類を意識してもいいのではと考えます。

 

人によって合う育毛剤は異なる

確かに、ミノキシジル、フィナステリドは医薬品で理論上では、日本においては最高の育毛 医薬品です。ところが、面白いもので、理論上は効果ありでも、実際、使用してみると、予測していた効果とは違っていたということはよくあります。

使用する人の体質の違い、育毛剤に含まれている主成分以外の成分の存在でもかなり異なってきます。従って、一つの育毛剤に対して効果がある人、なかった人がいて当たり前なのです。

ミノキシジル配合のリアップX5プラスは今までになく効果があるのは事実のようです。

それでもそんなに効果が無かった(やはり若い人のほうが効果あり)ということも少なくありません。このように理論とは異なる結果が出てしまう育毛剤も多いです。

だからといって、その育毛剤はダメだとは思いません。その人には合わなかったということで、そのデータを記録して次に活用していけばいいのです。

どんなに優れた医薬品でも、100人中100人に効くということはありません。また、効果があったにしても、効果の強弱は生じてくることを知っておいてほしいと思います。

これは、全ての育毛剤にいえることなのですが、特にブブカはミノキシジルと同等、ミノキシジルに比べて副作用がない、あっちが副作用のある医薬品ならば、こっちは天然成分と強調しすぎて、ミノキシジルのリアップX5プラスがよく効く育毛剤と逆に宣伝しているようにさえ感じます。

 

ブブカのノンアルコールは評価できる!

多少のアルコールは、成分を溶かしたりする溶媒として必要です。これは薬剤を調合するには欠かせないものです。でもそれも限界に近い状態で量を抑えていると考えます。

アルコールを入れると、殺菌効果もあるし、清涼感が出て、速乾性もあり、使用感がとてもよくなります。

ただ、欠点もあり、アルコールは肌の水分もとってしまいます。薄毛が進行している場合、露出した頭皮が外気に触れ、乾燥しやすくなっています。AGAの場合は男性ホルモンが過多で頭皮の脂の分泌量が多く、そんなに乾燥しない人はノンアルコールでなくてもいいかもしれません。

しかし、元々、肌が乾燥しやすい人は、アルコールが沢山、入った育毛剤を使用すると、さらに乾燥して頭皮が硬くなってしまいます。頭皮に限らず、肌の乾燥は外気の刺激を受けやすく、バリア機構が低下して、細菌などの侵入を簡単に許してしまう危険性があります。

ノンアルコールということは、皮膚が敏感な弱者に立った姿勢を感じます。

 

まとめ

ブブカもM-034以外の成分はそんなに変わり映えしていませんよね。

M-034をミノキシジルと同等の効果があるとするには、あまりにも薄っぺらいエビデンスしかなく、このことがさらにミノキシジルを格上げしてしまっている、効果に差があるように感じてしまいます。

M-034の理論は非常に理想的です。

もっと研究が進めば、本当に効果がありながら副作用のない夢のような、医薬品でない医薬部外品の育毛剤ができるかもしれません。

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