Deeperが新しくリニューアルされて「Deeper3D」が再登場したばかりのようです。

他の育毛剤のサイトを見ても、Deeper3Dを話題にしています。

というか、Deeper3Dをかなりの強敵としてライバル視していることが手にとるようにわかります。

Deeper3Dの成分の中で一番、注目されるのは、リデンシル。これも、背後にミノキシジルを意識した新しい物質という匂いがしてきますね。

また、他の育毛剤に比べて成長因子もたくさん入っているし、黒ショウガエキスも新しく配合されています。テンコ盛り状態のDeeper3Dです。

まずは、リデンシルから検討していきましょう。

リデンシル

Induchem社というスイスの化粧品原料メーカーが開発しました。キャピキシルと同じようにリデンシルもまた、複数の成分含んでいます。

※リデンシルの成分

・セイヨウアカマツ球果エキス:フラボノイドやアミノ酸がたくさん含まれています。毛包に影響を与えるポリフェノールDHQG(ジヒドロケルセチングルコシド)を含んでいます。保湿、抗炎症、血行促進効果があり、皮膚の再生、育毛促進などにつながります。ヘアケア製品の成分としてよく知られています。

・チャ葉エキス:主にツバキ科の茶の木から抽出されたエキスです。

茶葉にはポリフェノールの一つであるカテキンが含まれていますが、こ

のチャ葉エキスにはEGCG2(エピガロカテキンガレート)というカテキ

ンが豊富に含まれています。EGCGはカテキンの中でも強い抗酸化力を持

っています。強い抗酸化力が頭皮の環境を良くしたり、有害な活性酸素か

ら頭皮や毛髪を保護します。

 

グリシン

非必須アミノ酸なので、体内でも生成されます。健康的な髪や肌を作る成長ホ

ルモンの分泌を促し、抗酸化作用もあるので、髪の老化(脱毛など)を予防します。

血管拡張作用もあることから、血行促進が期待され、育毛剤の成分としても欲使用されています。

 

ピロ亜硫酸ナトリウム

製品に入っている酸化防止剤の目的で入っています。

 

塩化亜鉛

脱毛防止育毛剤の成分としてよく使用されています。

 

DHQGとEGCG

リデンシルの複数の成分の中で一番の注目株は前述したDHQGとEGCGです。

 

DHQGは毛母細胞の元となる幹細胞を増やす

幹細胞とはいずれ毛髪に成長(分化)する根源の細胞のことです。

つまり、毛母細胞の元となる細胞ということになります。現在、再生医療においても、非常に注目を浴びている細胞のことです。

毛根よりも表皮に近い場所にバルジ領域というのがあります。ここにある毛包幹細胞が細胞分裂して、毛母細胞を作るための原料を供給するというシステムになっているのですが、DHQGはこの毛包幹細胞を活性化し、細胞分裂へと促す働きがあります。

他にも、毛乳頭細胞の代謝の活性化にも関与しています。

 

EGCG2は炎症を抑える

炎症性サイトカインIL-8が放出されるのを抑える働きがあると考えられています。

抗酸化作用の働きもあります。

 

このような働きが相互的に作用し、リデンシルの効果として発揮されるわけなのです。

 

リデンシルはミノキシジルの2倍???

キャピキシルはミノキシジルの3倍となっています。「かなり効果があります」というより、数字で効果をしめされると、非常にわかりやすく、頭の中でも効果の程をイメージしやすくなります。

リデンシルにもそういうデータもあるようです。リデンシル3%の使用、3か月後、自己評価ではありますが、髪の毛が太くなり、毛髪の密度も上がった、つまり薄毛の改善がみられたという結果になったとのこと。

約7割の人がこの溶液に満足しているということでした。

この結果はリデンヘアという海外の育毛メーカーに掲載されていたデータということです。

Deeper3Dがリニューアル発売されたのが2016年の5月。これに入っているリデンシルは3%よりも濃い5%です。

実験よりはいい結果が出るはずと期待も高まっていると思われます。

育毛剤はヘアサイクルの関係から、最低でも6カ月は使用しないとしっかりとしたエビデンスのある結果は出てきません。

となると、結果が出始めるのはもう少し後ということになります。

これからですね。Deeper3Dに効果があるかどうかが問われるのは……。

 

8種類も入っている成長因子

これはリニューアルされる前から入っていました。

Deeper3Dには成長因子が8種類も入っているということですが、こんなにたくさんの成長因子が入っている育毛剤は他にはないのでは?

 

HARG治療ってご存知ですか?

前述した幹細胞に関係するいわゆる「再生治療」の応用編です。幹細胞から抽出した成長因子と、その成長因子の働きをサポートし、頭皮環境を良好にしたり、健康な髪の栄養成分にもなるアミノ酸やビタミンなどを配合したHARGカクテルとを頭皮内に直接、注入して、発毛を促そうとする治療法です。

3~4週間に一回を1クールとし、6クール行います。

治療効果はかなりあると言われているのですが、表向きの評判と違い、裏側では治療に痛みを伴う、効果がないこともある、非常に高価格であるというデメリットな評価が多くあります。

 

成長因子だけでは弱い

HARG治療を行う時、HARG治療を「単独で」行うより、ミノキシジルやフィナステリドを使用しながら、HARG治療を行うことを勧める医師が少なくありません。

それは、成長因子だけでは育毛効果の力は、あまりないということなのです。医師達それをわかっています。

患者さんにHARG治療とミノキシジルやフィナステリドの併用でさらに「育毛効果が上がると説明していると言います。

Deeper3Dに成長因子を8種類入れてあるのはたくさん入れなければ、効果がないと考えたのでしょうか?

HARG治療がミノキシジルやフィナステリドとの併用で行った方が治療効果は上がるというのは有名な話です。

ミノキシジルは血管拡張作用だけでなく、成長因子を増やす働きがあります。併用でさらにHARG治療の効果が上がる可能性はあります。

このようなことを考えると、少ない成長因子よりはDeeper3Dのように育毛剤の中に成長因子を入れるのであれば、数が多い方がいいかもしれません。ただ、その分、価格が高騰する危険性はあるかもしれませんが……。

とはいえ、リデンシルがどこまで効果があるかにもよるので、リニューアルしたばかりのDeeper3Dのこれからの動向に非常に興味を持っています。

しっかりと、6か月間、使用された人の体験談を聞いてみたいものです。

 

黒ショウガエキスも血行促進

あと、気になるのが黒ショウガエキスです。

黒ウコンとも言われています。黒デョウガエキスには数十種類のフラボノイドを含んでいます。フラボノイドですから、当然、血行促進作用や抗炎症作用があります。

カプサイシンやセンブリエキスと同様の働きを求めてDeeper3Dの中に入れたと考えられます。

 

海洋深層水を使用

太陽光が届かないほど、深いところ[水深200m]に存在する水です。このあたりの水温はどの季節でもほとんど変わりません。

そのため、水質に悪影響を与える細菌、有機物などを含まず、非常に安定した水質を常に維持し、良質なミネラルをたくさん含んでいます。

 

まとめ

Deeper3Dがリニューアルする前よりも効果が出るか出ないかということは、ある意味、そのままリデンシルの効果の有無を示しているといえます。

また、血行促進作用を持つものとして黒ショウガエキス、カプサイシン、センブリエキス、どれが一番効果があるのでしょうか?

現在はセンブリエキスを使用している育毛剤が圧倒的に多いですよね。ただ、理論上の効果と実感としての効果は、必ずしも一致しません。

一緒に入っている成分にも随分、左右されます。いくら成分の種類が多くても、また優れていても一緒に入っている成分が相互的に作用することで、効果を減弱することもあります。

成分が多ければ多いほど、その辺りが複雑になっていくため、効果もなかなか予測通りにはいかない、書いてある通りにはいかないというぐらいの余裕があるほうが、6か月間以上、続けやすいのではと考えます。