デプスは化粧品会社、製薬会社、そして、美容師の三つの専門家がそれぞれの専門分野を持ち寄り、コラボしてできた育毛剤というよりも育毛ブランドです。そして、肝心の育毛の要となるのが、環状リゾホスファチジン酸ナトリウム(cPA‐Na)という毛髪保護成分です

デプスという育毛ブランドのコンセプトは、以下の三つの専門家がそれぞれの知見を持ち寄り、専門家ならではの発想で効果を体感できる製品に仕上げたブランドです。

株式会社アルビオン:健康的な頭皮を維持する技術(4パートシステム)
ナノキャリア株式会社:有効成分を届けたい部位に運ぶ技術(DDS(ドラッグデリバリーシステム)
美容師:髪を扱うプロの技術(利用者のことを考えた使用感や香り)

デプスは育毛剤を中心としたスカルプケアを目的としたブランドですので、中心となるのは株式会社アルビオンの4パートシステムです。

オールインワンのシャンプーが流行っている昨今の事情からも分かるように、できるだけ手間をかけずに少ない作業で結果が欲しい世の中ですが、デプスでは育毛を洗浄、潤い、導入、促進という4つのパートにパートに分けて、それぞれのベストな処方を実現するように開発されています。

そして、育毛で最も重要なパートである頭皮の隅々まで届けられる有効成分の中心となるのが、毛髪保護成分であるcPA-Na(環状リゾホスファチジン酸Na)というわけです。

参照元:Depth ブランドコンセプト
https://depth.technology/brandconcept/

何やら大掛かりな育毛剤という予感がします
大げさに感じるかもしれませんが、化粧品業界で困っている問題を製薬業界にぶつけてみたら、化粧品業界では知らないような製薬業界の技術に出会え、造って売るだけでは分からない利用者のニーズやトレンドを利用者の代表ともいえる美容師が情報提供してできたのがデプスということです
ところで、デプスというのはブランド名ということですが、製品は育毛剤だけではないのですね
デプスには、スカルプケアの4つのパートに合わせて「スカルプケアシャンプー」、「スカルプマッサージトリートメント」、「スカルプケアエッセンス」、「メディケイティッドトニックエッセンス」という4つの製品があります
cPA-Naという聞きなれない有効成分のことも気になりますが、先ずは、デプスというブランドの4パートシステムについて知り、どこに製薬技術や美容師のテクニックが関わるのかを知った方が良さそうです

 

株式会社アルビオンの4パートシステムによる頭皮環境の改善

株式会社アルビオンはスキンケアに対する実績が60年というキャリアのある会社で、デプスは株式会社アルビオンのこだわりである4パートシステムによって毛髪が生えやすい頭皮環境の整備を行う製品になっています。

4パートシステムの内容は以下のようになっています。

  • 洗浄スカルプケアシャンプー):頭皮屋毛髪に附着した皮脂や汚れを完全に落とします。その後、シャンプーの成分も完全の頭皮や毛髪から除去します。
  • 潤いスカルプマッサージトリートメント):頭皮への刺激が少ないノンカチオントリートメントで、シャンプーによって皮脂と共に除去された頭皮の潤いを取り戻します。
  • 導入スカルプケアエッセンス):潤った頭皮環境に毛髪保護成分であるcPA-Naを頭皮の奥まで浸透させ、同時配合されている様々な有効成分と共に、次のシステムをサポートします
  • 促進メディケイティッドトニックエッセンス):受け入れ準備が出来上がった頭皮にスプレータイプの薬用トニックで育毛有効成分を届けるとともに、終了後の爽快感を味わえるようにします

育毛に必要なスカルプケアを4つのパートに分けて、各パートを集中的に強化することで健康的な頭皮をつくり、有効成分が働きやすい頭皮環境にすることで育毛効果を効果的に体感するシステムということです。

参照元:デプス 公式サイト POINT 01 4-part-system
https://depth.technology/brandconcept/point01.php

確実に育毛効果を実感するためには手間暇を惜しんではいけないということですね
いくら画期的な成分が配合されていれもそれを利用する土壌ができていなければ役に立ちません。一つ一つの作業をしっかり確実に行うことが結果的には育毛への近道となります
なるほどね。楽しようとして全部が中途半端になってはだめだというのは素人でも分かりますし、自分でやるよりは美容院や床屋でシャンプーしてもらった方がすっきりします。この辺りに美容師さんの意見が取り入れられているということですか?
いいえ!ここまでは株式会社アルビオンのコンセプトで、4パートシステムの導入とサポートにコラボ効果が出てきます。先ずは、株式会社アルビオンのこだわり成分であるcPA‐Naについて検証しましょう

 

cPA-Naとは?

cPA-NaはSANSHO株式会社が製造販売している環状リゾホスファチジン酸ナトリウムという物質の略ですが、1985年にお茶の水大学教授で細胞生物学専門の室伏きみ子氏を中心とした研究グループが発見しました。
cPAはすべて生物の体内で微量に存在する物質であり、もともとは、がんの転移や痛みを抑える医薬品として期待されていましたが、皮膚の潤いやハリツヤに関わる作用のあることが見いだされ化粧品の領域へも期待が高まりました。

cPAのスキンケア効果

  • ヒアルロン酸の合成を促進することで潤いを与える
  • コラーゲンの収縮を促進させハリツヤをアップさせる
  • 細胞間脂質の含まれるセラミドの分解を抑制することで角質層を維持させる

参考元:SANSHO株式会社 cPAについて
http://sanshopharma.co.jp/cpa/index.html

デプスのスカルプケアエッセンスはcPAをナトリウム塩の形にしたcPA-Naという形で配合し、傷んだ頭皮のスカルプケア成分として選択されています。

 

cPAは毛乳頭細胞に働きかける育毛にも効果が期待される

cPAを毛乳頭細胞に作用させることで発毛促進に必要なFGFという繊維芽細胞増殖因子が分泌され、毛母細胞の活性化による発毛促進効果が確認されたということで特許出願されています。
また、ミノキシジルとは育毛メカニズムが異なりますので比較することに意味があるのかどうかは分かりませんが、育毛効果そのものはミノキシジルの約2.5倍だったとも言われています。

参照元:参考元:SANSHO株式会社 cPA Lab
http://www.sanshopharma.co.jp/blog/

効果のある成分ではありますが、角質層の底にある基底層や真皮に存在する細胞に届けられなければcPA‐Naの効果が発揮されることはありません
ここで、製薬会社の薬を目的部位に届ける技術の登場ですね
そうです。ナノキャリア株式会社の有効成分を目的の場所に届けるためのドラッグデリバリーシステム(DDS)という革新的な製薬技術です。

 

ナノキャリア株式会社のナノ技術によるDDS

ナノキャリア株式会社の開発したDDSというのは、ナノセスタと呼ばれるミセル化ナノ粒子に目的成分を封じ込めて、目的とする場所で徐々に有効成分を放出していくという技術です。

もともとは、正常細胞までも破壊してしまう抗がん剤を極小のカプセルに閉じ込めて、無関係な細胞や組織、血管などを傷付けずに目的部位まで確実に運ぶという効果と安全性を確保するために開発された技術です。

ドラッグデリバリーシステム「ナノセスタ」とは
ミセル化ナノ粒子というのは水になじむポリマーと水になじまないポリマーを結合させた共重合体で、水の中では水になじむポリマーが外側に水になじまないポリマーが内側にあるミセルと呼ばれるカプセル状の構造になります。
ナノセスタはミセルの大きさが20~100nmにコントロールさせることができるということで、有効成分をナノサイズのミセルの内部に閉じ込めて頭皮MEDICAL TECHNOLOGYの深部にある毛乳頭にまで届けることが可能になるというわけです。

参考元:デプス 公式サイト POINT 02 MEDICAL TECHNOLOGY
https://depth.technology/brandconcept/point02.php
参考元:livedoor NEWS 医薬会社と共同開発した新技術「ナノセスタ」とは アルビオン新美容液「エクラフチュール」に採用
http://news.livedoor.com/article/detail/8168721/

 

デプスに使われているDDSは「ナノセスタNA」

デプスに利用されているナノセスタを構成するための物質は、1オリゴペプチド‐56アミドPEG‐75メチルエーテルで、ナノセスタNAと命名されています。

ナノセスタNAの内部にはデプスのスカルプケア成分が保持されており、スタイリング剤を除くデプスのすべての製品に配合されています。
ナノセスタNAにより、デプスに配合されている有効成分は頭皮の奥深く、あるいは、毛乳頭に届けられ、各製品の効果を最大限に体感できるようになっているということです。

 

デプスに活かされている美容師のテクニック!

 

美容院や床屋でシャンプーすると自分でシャンプーするよりもすっきりし、きれいになった気がするという実感はほとんどの人が感じていることかと思います。
育毛剤や育毛シャンプーの公式サイトを見ると頭皮のマッサージやシャンプーの仕方が説明されていますが、実行してもなかなか難しいものです。
頭皮の状態は人によって異なりますので、頭皮ケアをするシャンプーでは毛髪や毛穴を確実にキレイにするための泡立ちをコントロールしていることがシャンプー後の爽快感につながるということもあります。

もちろん、美容師のテクニックを製品に含ませることはできませんが、成分から瞬時に超微細な泡ができるようにすることは可能ですし、デプスには細かな泡によって汚れを確実に除去できたという実感力があります。
爽快感というのはきれいにするテクニックだけの問題ではなく、毎日のようにシャンプーしているプロでなければ分からないようなランクアップした芳香や容器のお洒落感も影響します。

デプスには、男性用ヘアケア製品ではあまり意識されることのないワンランク上の妥協なき芳香や容器にも反映されています。

参考元:デプス 公式サイト POINT03 NEW STYLE
https://depth.technology/brandconcept/point03.php

化粧品会社と製薬会社と美容師がコラボして育毛剤を開発するというのは斬新です
デプスは専門分野でなければ知らない用の技術を提供しあうことでより良い製品をつくることができるという典型的な例だと思います
cPA‐Naという新しい成分ありきの話ですが、製薬会社では育毛剤を意識していなければ気付くことはないです
利用者の処置後に期待する生の声を聴いているプロの意見も大きいです。デプスはそんな利用者の生の声を反映させた製品ということです
最期になりますが、4パートシステムのデプスはセット販売だけですか?
メーカーとしてはセットで利用していただきたいところでしょうが、単品でも販売されています