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  • リ・モウケアスカルプローションの効果を分析 ミドリムシの成分:パラミロンはダイエットにも繋がる?

この育毛剤は、他の育毛剤では見られない成分を使用しています。それは「ミドリムシ」です。ミドリムシの学名をユーグレナというのですが、最初に開発したのが東京大学の株式会社ユーグレナです。

学名のユーグレナを会社名にしています。

サプリメントとしても非常に注目度が高い成分です。

私たちが一番、関心あるのはミドリムシがどのように育毛効果に関与しているかということです。

東京大学が聖マリアンヌ医科大学と共同開発した育毛剤が、リモウケアスカルプローションです。ネームバリューがすごくて何か、特別感を感じてしまいますね。

早速、それらについて検証してみようと思ったのですが、調べていくうちにミドリムシの効果が云々、言う前にちょっとした問題点を見つけました。

それは二つの商品名があるということです。

この製品に関するサイトをあちこち見比べているとわかります。

「リモウケアスカルプローション」と「リモウスカルプローション」です。

正規品と主張

リモアケアスカルプローションを販売するバイオコーポレーション主宰のサイトでは、正規品を扱っているのはうちのほうで……とサイトの最初に記載されています。

偽製品と言っていいのかわからないのですが、リモアスカルプローション(ケアの文字がない)は、製品のRe;Mouの文字の下にカタカナで「リモウ」と記されています。

正規品だと主張するバイオコーポレーションの製品にはRe;Mouの文字の下に「Care」と記されています。

この製品を取り扱ったサイトは非常に多いのですが、扱いが非常にマチマチです。

サイトではどちらか言うと、「ケア」の文字を省いたリモウスカルプローションと書かれているものが圧倒的に多いのですが、製品の写真を見ると「リモウケアスカルプローション」の製品となっているのもあれば、「リモウスカルプローション」の写真が出されているものもありました。

この二つの成分を確認してみると、成分内容は全く同じものが記載されていました。

これらを見る側はともかく、取り扱っている会社側から見れば、拘りたい部分だろうなあと察するわけです。

「リモウスカルプローション」のほうは「うちが正規品」と主張した記述は見られません。

このようなこともあり、タイトルはどちらにしようかと思ったのですが、「スカルプケアローション」としました。

参考URL:リモウケアスカルプローション

http://e-bio-corp.com/index.php?%E6%8A%9C%E3%81%91%E6%AF%9B%E3%80%81%E8%96%84%E6%AF%9B%E3%81%AE%E5%AF%BE%E7%AD%96%E4%BA%88%E9%98%B2%E3%80%81%E6%94%B9%E5%96%84%E3%81%AA%E3%82%89%E3%83%AA%E3%83%A2%E3%82%A6%EF%BC%81%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%81%AB%E3%82%82%EF%BC%81

参考URL:リモウスカルプローション

http://www.re-mou.com/

では、ミドリムシの栄養価の高さを有効に利用したリモウケアスカルプローションを検証してみましょう。

 

ミドリムシは栄養素の宝庫

リモウケアスカルプローションの注目すべき主成分は、ミドリムシです。

非常に栄養価が高いことで知られています。たくさんの栄養を必要とする発毛時の細胞分裂には、良質な成分に違いありません。

 

日本ベンチャー賞の最優秀賞「内閣総理大臣賞」を受賞

まずは、ミドリムシ云々を言う前に、このミドリムシの研究がいかにすごいことなのかを見ていきます。

ミドリムシの会社であるユーグレナはミドリムシの屋外大量培養に成功し、その技術を活かした食品や化粧品への応用開発の事業が認められました。

その結果、経済産業省主宰日本ベンチャー賞の中でも最優秀賞である内閣総理大臣賞を受賞しています。

この技術を活かして、食料難に陥っている国々に向けてミドリムシの入った食料提供などの活動を行っています。

このミドリムシの研究はNASAから行われましたが、最初、大量培養に成功したのは東京大学といわれています。

参考URL:ユーグレナが日本ベンチャー大賞を受賞

http://www.todaishimbun.org/midori0211/

 

ミドリムシとは?

ミドリムシは17世紀、オランダのアントニ・レーヴェンフック博士が発見した微生物です。

体長は0.05mmでラグビーボールのような形をしています。

太陽の光のエネルギーによって、水や二酸化炭素から有機物を作っていくという光合成をして成長する植物、また、自ら動き回る動物のような性能、両方を持っています。

その上、ヒトでは不足しやすい鉄、亜鉛、カルシウムなどのミネラルが、豊富に含まれています。亜鉛も含まれているのは、育毛剤の成分としても理に叶っています。

 

また、アミノ酸もミドリムシには豊富に含まれていますが、ヒトの体内では作られず、食事から摂る必要があるといわれる必須アミノ酸も含まれており、アミノ酸のバランスが良好です。

毛髪も頭皮もたん白質でできています。ミドリムシは、たん白質の原材料であるアミノ酸を豊富に含んでいます。

ビタミンも豊富に含まれており、ミドリムシだけを食べながらも、生きていけると言われるほど、栄養バランスに優れています。

 

DHAやEPAも豊富

血液の粘度を下げ、血液をサラサラにして血行を良好にします。

発毛の機構である毛母細胞にまで栄養を届けるには、血液が滞りなく流れる血管が必要ですが、EPAやDHAは血行促進作用があるため、発毛のサポート役として機能します。

 

ミドリムシだけにしかない成分:パラミロン

食物繊維の一つです。パラミロンはミドリムシのみに含まれている成分です。

β-グルカンという名前を耳にしたことありませんか?

キノコや酵母、海藻類にも含まれています。非常に高価なアガリクスや霊芝にも含まれているので、ご存知の方も多いと思います。

パラミロンにもβ-グルカンが含まれています。

パラミロンは体内に入ると、コレステロールなどの不要な物質を吸着して、体外に排出する働きを持っています。

そのため、血管の動脈硬化を回避することができ、しなやかな血管を作ります。

 

ダイエット効果は薄毛防止になる

パラミロンの食物繊維での吸着作用は、ダイエットにもつながります。

肥満は男性ホルモンを減少させ、その不足分を補うため、AGA発症誘因物質といわれるDHTへの変換を促します。痩せすぎは毛母細胞への栄養が不足するので当然、薄毛を進行させます。

なるべく適正体重を保つことは薄毛改善にもつながります。

参考URL:わかさの秘密「ユーグレナ」

http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/euglenids/

 

次は聖マリアンヌ医科大学が、リモウケアスカルプローションに施した開発内容を紹介します。

 

ナノキューブ

東京大学は、この育毛剤の栄養成分開発を担当しました。聖マリアンヌ医科大学は、その栄養成分が発毛司令塔にしっかり届くようにする技術を提供しました。

その技術がナノキューブです。

 

ナノキューブとは?

ナノキューブは、皮膚から薬剤を浸透させて目的部位にまで届けるという経皮吸収の研究から生まれました。聖マリアンヌ医科大学のベンチャー企業によるものです。

現在、ミドリムシ同様に、育毛剤の他にも化粧品を始め、多くのナノキューブ使用の製品が世に出ています。

 

ナノキューブが関与する発毛効果

細胞は常に平常に働けるように、ホメオスタシスという元に戻ろうとする働きを持っていますが、この働きを活用してナノキューブが考案されました。

ナノキューブが含まれた育毛剤を頭に塗ると、頭皮の下にある細胞間脂質が瞬間的に緩みます。この緩んだ瞬間に、ミドリムシなどの育毛成分が素早く細胞間に潜り込みます。

前述したように、常に細胞はホメオスタシスの状態にいるため、緩んだ細胞間脂質は育毛成分を含んだまま、元に戻ります。

要するにナノキューブを入れたのは、早く、確実に効くということを目指したといえるでしょう。

参考URL:大学発ベンチャー、成功への秘訣

http://www.jst.go.jp/pr/jst-news/2007/2007-06/page08.html

 

 

ミノキシジルよりも毛乳頭細胞の分裂率が高い?

公式サイトにはミノキシジルよりも背が高い棒グラフが掲載されています。正規品と主張するサイト、そうでないサイト、両方に全く同じ図があります。

ただ、どういう状況で、どこが調査をし、調査期間はどの程度なのかなどは一切、記述されていません。

ミノキシジルと同等の効果、3倍の効果があるという育毛剤のサイトと同じような感じです。

ただ、この育毛剤の成分産みの親は東京大学と聖マリアンヌ大学という逃げも隠れもできない日本有数の大学のベンチャー企業です。

ミドリムシの幟はドラッグストアでもよく見かけ、ナノキューブを使用した製品はたくさん、世に出ています。この知名度と信頼性においてはAGA診療ガイドラインの推奨度№1のミノキシジルの存在もかすむのでしょうか?

他の育毛剤が色んな生薬、植物成分を溢れるほど入れていますが、ミドリムシの栄養価の高さを考えると、ミドリムシ、一成分で他の育毛剤の溢れるほど入った成分と同等に、いやそれ以上のものがありそうな気さえしてきます。

また、女性にも安心して使える成分ということは声を大にして言いたいと思います。

ただ、ミノキシジルよりも効果があるか無いかということですが、ここが皆さんの一番、関心のあるところなんですよね。

確かに副作用はミドリムシのほうが無いと思いますが、効果の面だけにスポットを当てると、血管拡張だけでなく、毛母細胞の活性化、成長因子の分泌などの働きを持つミノキシジルの方に軍配が上がると思います。

後はその育毛剤が合うか合わないかです。いくら効果があっても、合わなければ、使い続けられません。

理論的効果と実際の効果はかならずしも一致するものではなく、ヒトが違っても効果は異なります。そこで、理論的にやはり、ミノキシジルのほうが効果があると考えられます。

リモウケアスカルプローションの検証まとめ

リモウケアスカルプローションの良い点

非常に栄養価の高い成分のミドリムシが入っているのがこの育毛剤の強みでしょう。

また、デプスのようにそれぞれの企業が得意分野を活用して「餅は餅屋」式に出来上がったので、育毛剤としての完成度は高いと考えます。

 

リモウケアスカルプローションの悪い点

成分的には申し分のないものを使っているのですが、公式サイトにある成分表示を見ると、ミドリムシの育毛剤といえるほど、ミドリムシが入っているのかどうか疑わしいと考えます。

 

リモウスカルプケアローションはこんな方におすすめ

男性ホルモンに関与する成分が入っていないので、女性にとっ使いやすい育毛剤です。

また、日頃、栄養不足だったり、栄養的に偏っていると自覚している方にもおすすめです。