アジアにもよく知られた育毛剤があります。

この記事では、中国の章光101、タイのブラックポムトン、韓国のビタブリットCについて解説します。

章光101

現在もあの中国の「101」は売られています。しかもシリーズ化して……。

中國の「章光101」と正式名で言うより単に「101」という数字に反応する人は少なくないと思います。育毛剤「章光101」が日本でも脚光を浴びたのは1980年代です。実際に使用したことがある、中国のお土産としてもらった経験があると言われる方は現在、50歳を超えられていると考えられます。

この育毛剤は日本においても非常に効果があるとの評判で、AGAに悩んでいる方達の救世主になるべき存在かと、日本中が期待したものでした。

結局、話題になったのは一瞬の間で、たちまちその商品自体が消えてしまったかのように思われていました。

 

「101」が出た当時はまだ分からないことばかり

現在の毛髪医学は、かなりのスピードで色々なことが解明され、研究者たちの新しい発表が相次いでいます。

しかし、「101」がブームに乗っていた1980年過ぎ頃は、未開溌な部分が多い毛髪医学の扉を開け始めた頃で、まだまだわからない部分が多かった頃でした。

そのまだよくわかっていなかった時代だからこそ、この訳の分からぬ「101」が大ブームをおこしたと考えることができます。

現在の様な医学的にはっきりとしたエビデンスのあるフィナステリドやミン0キシジルなどがAGA治療薬となりうる時代に「101」が市場に出てきた場合、当時ほど反響があるかと言えば、おそらく育毛剤のエキストラ的な存在でしかなかったと考えられます。

ところがどっこい、この101の正式名「章光101」は今も存在していて、販売されているようです。

ただ、当時のような「訳の分からない製品」ではないとは思いますが……。ネットでも流通できているということはおそらく厚生労働省もわかっていることでしょうから。

よく考えてみると、日本を大混乱させた××せっけんのようにひどい副作用に見舞われたわけではなく、効果の評価は低かったとしても、その他大きな問題もありませんでした。

 

章光101ジャパン株式会社

下火になったにもかかわらず、効果が無かった」という意見も多かった中で、その章光101がかなりの期間を経て再浮上してきた時期がありました。章光101を取扱っているサロンもできました。

章光101ジャパン株式会社は2015年も更新されているようなので、現在もお仕事されていると思い、問い合わせてみました。

この章光101ジャパン株式会社が再浮上した立役者であったようです。

そこで現在(2016年)の状況はどうなのかと、章光101を取り扱った第一号店という新宿のお店のフリーダイヤルを回してみると、「東京海上……」につながりました。

次に会社の電話番号があったので、そこにかけてみると、やはり違う会社でした。当社のURLも「申し訳ございませんが、このWebサイトはただいま準備中です」となっていました。

ここまでくると「ずっと準備中なんだ、きっと」と考えざるを得ませんでした。

一応は日本で流通し、多くの方が入手できたことを考えると、効果はないという人が多かったものの、重症な副作用はなかったのだと想います。でなければ、厚生労働省が動き、再浮上もなかったはずです。日本においても●●石けんの副作用があまりにも重症で多くの人に被害が出ましたが、このようなことが起きるたびに法的に厳しくなっていくのも国民を守るためでもあるので、致し方が無いかなと思います。

現在でも中国では章光101は売られているようで、日本へも輸入しているサイトがあります。

ということは今でも章光101を求めている人がいると言うことになります。

今のところ、厚生労働省は輸入育毛剤に対しては非常に敏感になっているようですが、「章光101」のみに特別に警告しているわけでないのであれば、そこら辺のエキストラ的な育毛剤レベルなのでしょうか?

日本に株式会社フローラが開発した「HG-101」という育毛剤がありますが、「章光101」とはパッケージも成分も異なります。HG-101の成分はスギ、ヒノキ、オオバコなど植物由来のエキスが使用されています。

 

ブラックポムトン〜タイ

ブラックポムトンは、タイで開発された育毛剤です。はるな愛さんがテレビで紹介された育毛剤としても有名です。

タイは医療技術レベルも非常に高い国と言われています。それを示すかのように性転換手術も良く行われます。はるな愛さんもニューハーフの友人からこの薬を教わったと言われていました。

個人輸入代行業でも取り扱っています。

前頭部のM字ハゲに効果があると言われているようですが、根拠となるエビデンスは確認していません。

 

ブラックポムトンは医薬品ではない

ナツメグオイル・ココナツオイル・グリーンテイオイル。セサミンオイルなどが含まれています。

このような成分であるのに、厚生労働省無承認処方せん医薬品に分類されていると記載されたサイトがあります。

http://kusuri-tsuhan.net/blackphomthong/illegality

 

その他にも2,3のサイトで医薬品とありました。薬用育毛剤とか、天然成分という言い方のサイトも勿論ありました。

ブラックポムトンには医薬品が含まれていません。医薬部外品です。

ミノキシジルやフィナステリドのような薬理的な作用はありませんが、色んなオイルが含まれており、はるな愛さん達はマッサージを繰り返しているうちに少しずつ効果がみられたのでしょうか?

いずれにしても即効性は勿論のこと、実際に効果があるかどうかも定かではないと思います。

むしろ、効果を出そうと使いすぎ、マッサージのやり過ぎで頭皮がかぶれたする可能性も考え、医薬品ではないにしても適度な使い方をしましょう。

 

ビタブリットC〜韓国

韓国では100万本近く売れたヒット商品のようです。日本でも薄毛で有名芸能人も使っているということで知られています。

成分はビタミンC,酸化亜鉛が主で酢酸トコフェノール(ビタミンE)、ナイアシンアミド、パンテノールなどが付加的に含まれています・。

成分をパッとみたところ、よくあるサプリメントと大してかわらないって感じで、これならわざわざ、韓国から入手しなくても、日本にはこの手のサプリメントがたくさんあります。

ただ、ビタミンCが中心になった育毛剤というのは珍しいですね。

 

ビタブリットCにはどのような効果がある?

成分をみても、フィナステリドやミキシジル以上の効果があるとは思えないのですが。「効果があった」という声が多くあったことには多少なりとも驚いています。勿論、効果が無かったという声もありました

ビタミンCは、確かにコラーゲンの生成を促します。医学的にもコラーゲン減少は薄毛につながると医学的にも認められ、専門の研究者たちが発表しています。

ビタブリッドCは亜鉛も含まれています。

亜鉛は薄毛の原因を作るDHT(ジヒドロステロン)を合成する5α還元酵素の働きを弱め、薄毛を防止すると言われています。

このような効果がある亜鉛ですから、亜鉛が入った育毛剤は他にもあります。

そんなことで、ビタブリットCの効果は「あり」とは言えませんが、育毛剤を今まで使用したことがなく、安全性も大いにありそうで、入門書的な使用にはむいているかmおしれません。ただ、成分内容と値段が」つりあっていない(高価!)感じはします。