アボダート(デュタステリド・デュタステライド)は、イギリスにあるグラクソ・スミスクライン社が売り出しているAGA治療薬です。

本来は前立腺肥大症の治療薬として作られたものですが、現在ではプロペシア(フィナステリド)よりもAGAに対して効果的であるとして、期待を集めています。

AGA治療を始めている方、これから始める方の多くはプロペシア・ミノキシジルによる治療が中心ではないでしょうか。

それは現代の医学では、AGA治療に最も有効とされるのが、プロペシアとミノキシジルの併用とされているからです。

デュタステライドがAGAに有効であると言われたのはまだ最近の話で、その存在さえ知らない人も少なくありません。

デュタステライドはフィナステリドよりも効果が強いと言われ、今後のAGA治療に新たな進歩を促す可能性を秘めています。

そこで今回はデュタステライドを主成分とする、アボダートについて詳しくお話していこうと思います。

 

AGAの原因とは

アボダートがAGA治療に効果があるメカニズムについては、基本的にプロペシアと変わりません。

AGAは男性ホルモンであるテストステロンが、5a―還元酵素(リダクターゼ)と結合することで生まれる、DHTの過剰発生が原因です。

DHTが過剰に生成されると、髪の毛のヘアサイクルと呼ばれる、生えては抜けてのサイクルがどんどん早くなります。

結果的にまだ生えるべきではない髪の毛が生え、抜ける時期ではない毛髪も早期に抜け落ちてしまうのです。

その為、AGA患者の髪の毛はなくなるわけではなく、細く・短くなっています。

また5a―還元酵素には2つの種類あり、Ⅰ型とⅡ型があります。どちらもDHTの発生にはつながるのですが、生み出している量が異なるのです。

Ⅰ型は身体全体の3割~4割、Ⅱ型は6割~7割程度のDHTを生み出しています。

つまりAGAを治療するためには、このDHT発生率をどれだけ抑制できるかがカギなのです。

プロペシアはⅡ型のみを抑制するのですが、Ⅰ型を抑制する効果はありません。プロペシアのみでは、AGAを完全に抑え込むことができないのはこのためです。

 

アボダート(デュタステリド)の効果

プロペシアがⅡ型のみの抑制であるのに対して、アボダートはⅠ型・Ⅱ型共に効果があります。これがプロペシアよりも効果が高いと言われる理由です。

アボダートがAGA治療に用いられたのは、まだ最近なので不信感を抱く人もいるかもしれません。

しかし、プロペシアよりDHTの抑制力が強いという点において、ミノキシジルがなくとも発毛まで促進することができる唯一の製品です。

もちろん、ミノキシジルと併用すれば、更に効果が高くなるのかもしれません。ただプロペシアとは主成分が異なるので、副作用や薬品同士の相性などをもう少し深く調査する必要があります。

今後、アボダートがプロペシアに変わる治療薬になる可能性もありますが、浸透するまでには時間がかかると考えられます。

価格は購入サイトによって異なりますが、相場は30錠で5000円程度です。まとめて購入すれば、相場よりも割安で入手することも可能でしょう。

プロペシアよりも安価であるという点から、採用する場合も負担が少ないという利点があります。

またアボダート(デュタステリド)にはジェネリックもあるので、より安価で活用することができるでしょう。

アボダートのジェネリックについては、また別ページにてご紹介しますので、よければご参考ください。

 

アボダートの副作用

アボダートはデュタステリド・デュタステライドを主成分としたAGA治療薬であるという点についてお話しました。

AGAの原因である5a―還元酵素にはⅠ型・Ⅱ型の2種類があり、この内プロペシア(フィナステリド)はⅡ型からのDHT発生のみを抑制します。

しかし、AGAの原因となるDHTは還元酵素Ⅰ型から3割~4割、Ⅱ型から6割~7割程度が生成されているのです。

プロペシアが抑制できるのは全体の6割のみなので、プロペシアの服用だけでは発毛まで期待できません。

その為、一般的にAGA治療ではプロペシアとミノキシジルの併用が勧められます。

アボダートは5a―還元酵素Ⅰ型・Ⅱ型の両方を抑制する効果があります。

つまり、プロペシアの1.5倍のあるのです。症状によっても異なりますが、状態次第ではアボダートの服用のみで発毛まですることも期待できます。

これだけ効果が強いと、直ぐにでもプロペシアから乗り換えたくなるかも知れません。

しかし、AGA治療薬において心配なのは副作用の発生です。

そこで前回の続編として、今回はアボダートの副作用についてお話していこうと思います。

 

アボダートの副作用

アボダートの副作用で考えられるのは、基本的にプロペシアと同様の症状です。具体的には以下をご覧ください。

  • 性欲関連の減退(確率では5%未満)
  • 耐性がつく可能性がある。

等が挙げられます。

これ以外に重篤な副作用は報告されていませんが、体質によってはアレルギーや異常が生じる可能性もあるでしょう。

しかし、それはアボダートに限られたことではなく、プロペシアやその他薬品全体に言えることです。

アボダートはプロペシアと比べると非常に効果は高いので、今までプロペシアで効果がなかったという人には、うってつけの治療薬と言えます。

 

アボダートの価格

アボダートの価格は、目安として1錠200円程度です。

プロペシアが1錠あたり250~300円であることを考えると、若干アボダートの方が安価になります。1カ月に直すと、1日1錠の30錠で6000円程度でしょう。

ただこれでも少し厳しい…という人も多いと思います。各個人の予算次第ですが、これよりも費用を抑えてデュタステリドを使いたいのであれば、

アボダートのジェネリックを採用すると良いでしょう。アボダートはデュタステリドの新薬で、既にいくつかの製薬メーカーよりジェネリックが売り出されています。

ジェネリックの詳細は別ページにてご紹介しますが、ジェネリックの方であれば150錠で9000円など、格安で入手することが可能です。

ここで注意しておくべきは、各ジェネリックは基本的にネットから個人輸入することになります。

アボダートであれば医師の処方も可能ですが、ジェネリックの個人輸入の場合は効果の保証がありません。

ネットで悪質な業者から購入してしまうと、効果がないばかりか薬害被害にあう可能性があります。

その点不安な方は、新薬・ジェネリックの処方を医師に相談して、処方してもらえないか頼んでみましょう。

 

まとめ

アボダート(デュタステリド・デュタステライド)はフィナステリドよりも効果が高いと、非常に期待が向けられています。

安全性が確認され、今よりも浸透すれば、今までプロペシアで効果が得られなかった人でも治療を進められるようになるでしょう。

AGA治療分野は、IPS細胞の利用で発毛が成功したりと、どんどん技術進歩しています。

アボダートをはじめとした治療薬・治療技術の進歩により、AGA治療が気楽に行える日も遠くないかも知れません。