アボダートはザガーロのジェネリックなのでしょうか?実は、ザガーロの先行品!

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アボダートはイギリスにあるグラクソ・スミスクライン社が売り出しているデュタステリドを有効成分とするAGA治療薬です。デュタステリドといえば、日本ではザガーロがプロペシアに次ぐ第二の男性型脱毛症(AGA)の処方箋治療薬として2016年6月13日に発売されています
ということは、アボダードはザガーロのジェネリック医薬品ということですか?
ポジション的にはジェネリック医薬品と似たような感じですが、アボダートもザガーロもグラクソ・スミスクライン社が販売しているAGA治療薬で、イギリスから出されているアボダードに対して、ザガーロはグラクソ・スミスクライン社の日本法人が日本で認可を受けているAGA治療薬です

アボダートはデュタステリドを有効成分として配合しているAGA治療薬ですが、デュタステリドを有効成分と配合しているAGA治療薬としては日本ではザガーロが認可されて販売されています。
もちろん、ザガーロは医師の処方箋が必要な医薬品ですのでクリニックを受診しなければ処方されるということはありませんが、アボダートはイギリスで認可されている日本で未承認の医薬品ですので、個人輸入という形で1ヶ月分だけ購入することは法律で認められています。

ここまでのお話からは、アボダートはザガーロのジェネリック医薬品であるかのように感じられますが、少し異なっているのは両方とも製造販売しているのがグラクソ・スミスクライン社で、アボダートがイギリスの本社、ザガーロは日本法人が製造販売しているという点です。
すなわち、各国の特許法の関係で他国より早く製造販売できるインドのドクターレッディーズラボラトリーズ社が製造販売しているデュタスというジェネリック医薬品とは異なり、アボダートはグラクソ・スミスクライン社の保有する特許製法に基づく自社の正規品という意味ではザガーロと同じ立場にあるというわけです。

アボダート ザガーロカプセル
有効成分 デュタステリド(0.5㎎) デュタステリド(0.1mg、0.5mg)
製造販売会社 グラクソ・スミスクライン社(イギリス本社) グラクソ・スミスクライン株式会社
分類 処方箋医薬品 医薬品
30日分の価格(税込) 3,400円前後 9,500円(浜松第一クリニックにおける0.5㎎の価格)

価格は、2018年11月時点の価格を記載しております。為替などの影響で価格は変動しますのでしっかり調べた上で購入するようにしてください。

参照元:オオサカ堂公式サイト アボダート(デュタステリド)
浜松第一クリニック 料金表・診療時間

何だかややこしい話ですが、利用者の立場ではアボダードもザガーロのジェネリック医薬品と変わりは無いということですね
価格や購入方法か考えるとジェネリック医薬品と変わりはないですね
何故そんなことになったのでしょうか?
その辺りは製造販売元の考え方もあるかと思いますが、それぞれの国の事情の違いもあるようです

 

アボダートは前立腺肥大症と男性型脱毛症の治療薬!?

デュタステリドは先行しているフィナステリドと同じく、前立腺肥大症の治療薬として開発された成分であり、デュタステリドを有効成分とする医薬品がアボダートという名前で発売を開始しました。
日本のグラクソ・スミスクライン株式会社では、2009年に前立腺肥大症の治療薬として承認され、同じものがアボルブという名称で発売されました。

後に、デュタステリドにも男性型脱毛症(AGA)の原因物質であるジヒドロテストステロン(DHT)の合成を抑制する効果のあることが判明し、アボダートがAGA治療薬としても発売されるようになりました。
ところが、日本の薬事法(現在の薬機法)では、前立腺肥大症の治療薬として承認されているといえども、そのままAGA治療薬として販売することは許されず、AGA治療薬として再度審査を受ける必要があり、2015年に承認されて2016年にようやく販売できるようになったのがザガーロという名称のAGA治療薬というわけです。

簡単に言うと、以下のようになります。

  • アボダート:日本では未承認の前立腺肥大症とAGAの治療薬
  • アボルブ:日本で承認されている前立腺肥大症の治療薬
  • ザガーロ:日本で承認されているAGAの治療薬
なるほど。お国の事情というのは法律がらみということですか・・・。それにしても、本体が同じなのだから日本の商品名も同じにすればややこしくないのに・・・
海外に本社がある場合、同じものでありながら日本では名前もパッケージも違うということは良くある話です
アボダートは名前こそ違っていても、成分はもちろんのこと、同じグラクソ・スミスクライン社の技術が使われているわけですから、全く同じものということですか?
形状はどちらもカプセルですし、有効成分はデュタステリドですので効果や副作用は全く同じと考えても良いのですが、国によって医薬品の添加物として認められている物質の違いがあるのか、添加物の組成は違っているみたいです
効果に違いがないのであれば、添加物は関係ないですよね?
国が変わっても危険なものを添加物として認めるわけはないので大きな違いは無いと思いますが、日本は添加物の基準も比較的厳しい国ですので変えざるを得ないという事情もあるのかもしれません

 

アボダートの効果と副作用

有効成分が同じですので、アボダートの効果と副作用リスクはザガーロと全く同じと考えても間違いは無いと思われます。以下は、ザガーロの効果と副作用に関する情報ですが、内容的にはアボダートも同じです。

AGA抑制メカニズムはAGAの主な原因であるⅡ型5αリダクターゼを阻害してⅡ型DHTの生産を妨害することにありますが、フィナステリドはⅠ型5αリダクターゼを阻害することが無いのに対し、デュタステリドにはⅠ型5αリダクターゼを阻害することもできます。
すなわち、Ⅱ型5αリダクターゼがAGAの主要因であることは事実ですが、Ⅰ型5αリダクターゼが脱毛には無関係であるということを明確に証明するデータはありません。
むしろ、フィナステリドよりもデュタステリドの方が脱毛を抑える効果が強いというデータから、Ⅰ型5αリダクターゼによって合成されるⅠ型のDHTも何らかのメカニズムで薄毛に関係しているというように考える方が妥当であると考えられます。

デュタステリド0.02㎎、0.1㎎、0.5㎎とフィナステリド1㎎を12週間並びに24週間服用してもらい、直径1インチの範囲内で服用中に増加した毛髪数をチェックする試験で、最終的にフィナステリドを服用した人よりもデュタステリド0.5㎎を服用した人の方が増えた毛髪の数が1.6倍もあったというデータが公開されています。
ちなみに、デュタステリド0.1㎎でも毛髪が増加した本数はフィナステリド0.5㎎よりもわずかに多いということですので、増毛効果についてはデュタステリドの方がフィナステリドよりも優秀であることが分かります。
一方、24週間の服用中に発育した毛髪の太さについて検証した結果では、フィナステリド1㎎を服用した場合の毛髪の太さはデュタステリド0.1㎎を服用した場合とほぼ同じで、デュタステリド0.5㎎を服用した場合に至っては1.45倍の太さになっているということですので育毛効果についてもデュタステリドの方がフィナステリドよりも優れているという結果が出ています。

参照元:GSK医療関係者向け情報 HealthGSK.jp ザガーロ

 

アボダートの副作用もザガーロと同じ性的障害!

男性ホルモンであるテストステロンが減少している中高年がデュタステリドを使用するとDHTが減少することで抜け毛を防ぐことはできますが、頭部以外の場所では男性ホルモン活性が不足することで体にトラブルが発生することになります。
しかも、同じようにDHTの合成を阻害するフィナステリドを有効成分とするプロペシアよりも副作用の発症リスクは高く、デュタステリド含有量が0.5㎎では副作用発症率は17%となっています。

国内での長期投与試験において、主だったものは、勃起不全11%リピドー減退(性欲減退)8%射精障害4%ということで、副作用の発症率としては、結構高い数字であると思われます。
他にも、乳房が腫れたり、うつ病を発症したりするケースもありますし、軽いものでは、胃腸障害や貧血などもあるそうです。

参照元:浜松町第一クリニック ザガーロの副作用について

ザガーロの効果と副作用の詳細については、当サイト内のザガーロの記事にて詳細に解説しておりますので、そちらを参考にしていただければと思います。

関連記事:ザガーロはデュタステリドを有効成分とする処方箋医薬品!

アボダートとザガーロの関係性については理解できました。でも、結局はザガーロのジェネリック医薬品と同じで個人輸入のリスクと価格で比較ということになるのでしょうか?
アボダートはザガーロよりも先行して販売されているAGA治療薬ですし、デュタステリドを開発した会社の医薬品ですので、使用されているデュタステリドの純度はアボダートの方が高いという可能性は否めません
でも、特許に記載されている技術が利用されているわけですし、純度が違うといってもほんの僅かなことではないのですか?
特許には製造方法なども記載されていますが、ノウハウまで書かれているわけではなく、特許情報のみから同じものを造っても微妙に違うということは良くある話です。ほんのわずかな副産物が副作用のリスクを高めたり、新たな副作用を生んだりする可能性もゼロではありません。現在メジャーなデュタステリドを有効成分としているジェネリック医薬品はインドの製薬会社のもので、インド自体が医薬品や食品は自国産業として力を入れているということもあり心配はないとは思いますが・・・
となると、やはり、気になるのは価格ですね

 

アボダートの価格の目安は?

アボダートは日本で承認されていない医薬品ですので入手は個人輸入ということになり、一般的には、個人輸入代行を利用してネット通販で購入することになります。
悪質な業者もいるということですので、どの個人輸入代行を使うのかということが重要になってきますので、価格と併せてネットの評判や販売実績についても吟味した方が良いでしょう。

アボダートの価格は為替の影響によって変化しますが、現時点では30日分で3,400円前後というところが多いようです。
一方、ザガーロは保険適用外、すなわち、薬価基準が定められていないの処方箋医薬品ですので、どのクリニックを受診するのかによって異なりますが、高いところでは12,000円~13,000円というところもありますし、安ければ8,000円から9,000円というところもあるそうです。

一方、デュタステリドを使用しているジェネリック医薬品には、インドの製薬会社が製造販売しているデュタス、デュタボルブやデュプロスト、あるいは、トルコで製造販売されているデュタプロスなどがありますが、デュプロスト以外は探せば2,000円台で購入できる個人輸入代行サイトもあるようです。
ただし、先に申し上げたように、ジェネリックが品質的に劣るというわけではありませんが、開発元のグラクソ・スミスクライン社で製造・販売されているアボダートの方が安心して利用できると考えている方も居られるようです。

アボダートのメリット
  • 開発された技術はもちろん製造に関わるノウハウも蓄積されている
  • 販売している期間が長い分だけ副作用などの利用者情報が多い
  • ザガーロと競合しているといえども、アボダートもグラクソ・スミスクライン社の製品ですので、日本法人があることからトラブル発生時も問い合わせなどが行いやすい
ジェネリック医薬品と比べると少し高いですが、ザガーロの3分の1程度の価格で購入できるのであれば、安心料も含めて十分という考え方もありますね
ジェネリック医薬品については、製造販売している製薬会社の信用度と個人輸入代行業者の信用度という二重のリスクがありますので、個人個人の考え方の違いもあります

当サイトでも、デュタステリドを有効成分としたジェネリック医薬品としてデュタスをご紹介させていただいておりますので、デュタスについて知りたいという方は以下の記事を見ていただければと思います。

関連記事:デュタスは効果も高いが副作用リスクも高い!勃起不全がおこるかもしれません!

 

アボダートについての総括

アボダートは日本でAGA治療薬として認可されて処方箋治療薬として使用されているザガーロのジェネリックと考えている人もおられるようですが、同じグラクソ・スミスクライン社の本社か日本法人化の違いだけで、正確にはジェネリック医薬品ではありません。

  • アボダートの方がザガーロよりも先行している医薬品であり、アボダートは日本では未承認であるというだけです。
  • 購入する側にとっては、個人輸入で購入するしかないジェネリックと医薬品と何ら変わりがあるというわけではありません。
  • アボダートの価格は30日分で3,400円前後と他のデュタステリドを使用したジェネリック医薬品と比べると若干高いようですが、製造販売がデュタステリドを開発した会社であり、先行販売していることから利用者の情報が多いということがメリットです。

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