フィナックスは男性型脱毛症(AGA)の主な原因であるせジヒドロテストステロン(DHT)の生産を抑えることで脱毛を抑える治療薬である「プロペシア」のジェネリック医薬品です

フィナックスはインドのドクター レッディーズラボラトリーズという会社が製造・販売しているプロペシアのジェネリック医薬品ですが、プロペシアと言えば、「飲む育毛剤」として人気のAGA(男性型脱毛症)の治療薬です。

ジェネリックというだけで期待度の高いプロペシアを安価で利用できるという意味では、フィナックスは薄毛に悩む男性にとっては有難い存在と言えるのかもしれません。

その反面、ジェネリック医薬品に対する不安や日本では処方箋が必要とされる医薬品であるフィナックスをネット通販で処方箋無しで購入することに対する不安もあるのではないでしょうか?

そうですよね。本来病院で処方してもらう必要があるプロペシアですから、そのジェネリックであるフィナックスも同じかと思いますが、処方箋もなしに通販で購入できるというのは不思議に思っていたんです。しかも、また、インドの製薬会社でジェネリックが多いのも気になってます
疑問点が多いようですね。それでは、インドにジェネリックが多い理由を踏まえて、フィナックスの製造販売元であるドクター レッディーズラボラトリーズのご紹介から始めましょう

 

フィナックスのドクター レッディーズラボラトリーズという製薬会社はどんな会社?

冒頭でも申し上げたように、フィナックスはドクターレッディーズラボラトリーズが製造御販売しているプロペシアのジェネリック医薬品です。

ドクターレッディーズラボラトリーズは2015年の年間売上高が2700億円を超えるインドでNo.2の製薬会社で、多数のジェネリック医薬品を世界中に展開しています。

参照元:カラーオブイースト・コンサルティング
インド医薬品・医療サービス企業ランキング2015

ちなみに、インドの製薬会社では多くの会社がジェネリック医薬品を製造販売しており、ジェネリック医薬品が非常に多い理由にはインドの特許法が関係しています。

インドにジェネリック医薬品が多い理由

インドの特許法によると2002年にWTOに加盟してから特許の存続期間は20年に延長されましたが、それ以前の特許については存続期間は14年、特に、食品と医薬品は特許登録されてから5年もしくは出願日から7年の短い方ということになっています。

すなわち、ほとんどの国の特許存続期間が20年であるのに対し、インドでは食品と医薬品については他国よりもかなり短い期間で技術が自由化されて、インド国内でジェネリック医薬品が流通しやすい状態にあったというわけです。

参照元:河野特許事務所 インド特許法の基礎(第17回) ~特許の維持・消滅~
http://www.knpt.com/contents/india/india2014.12.19.pdf

ドクターレッディーズラボラトリーズが信頼できる会社で、インドにジェネリック医薬品が多い理由も良くわか分かりました
早い段階でジェネリック医薬品を製造できるからインドのジェネリックは経験も多く信頼性が上がるようです
もう一つの疑問点のネット通販に関してはどうなんですか?

 

フィナックスは何故ネット通販で購入できる?それって合法?

ジェネリックであるフィナックスもプロペシアも基本的には病院に行って処方箋が必要な医薬品ですので、薬局やドラッグストアで在庫があっても処方箋が無ければ購入することができません。

ところが、海外の医薬品については個人輸入ということが認められています。

すべての医薬品が対象ではありませんが、海外で許認可されている医薬品を個人が使用する目的で購入することに関しては、税関の確認を受けたうえで輸入することができるように定められています。

この場合、個人輸入された海外医薬品は販売することはもちろん譲ることもできませんが、インターネット通販で購入するときにはそのサイトは個人輸入代行として登録されており、個人が輸入するための手続きを代わりに行って手数料を貰っているという形になります。

従って、ネット通販で注文してフィナックスやプロペシアなどを購入することは合法になりますが、代行手数料は通販サイトによって異なりますし、海外医薬品の場合には為替レートも関係してきますので値段には幅が出てきます。

ネット通販で購入する際には、価格比較サイトなどを活用するとともに、悪質な業者に引っかからないように注意する必要があります。

なるほど。価格の高い安いも大切ですが、個人輸入を代行しているということはネット通販が信頼できるかどうかを見定めるというのも大切なわけですね
そういうことになります。悪質な業者に粗悪な偽物を買わされて、健康を害することがあっては大変です。フィナックスの相場を把握して、価格と実績で判断した方が良さそうです。
後は、本題ともいえる効果と副作用です。ネット通販で購入するとなると、医師や薬剤師の説明を聞いてから使用するのと異なり、効果のメカニズムやそれに伴う副作用なども十分把握しておいた方が良さそうです

 

フィナックスとプロペシアに違いはあるのか?

フィナックスのもととなるプロペシアは、アメリカのメルク・アンドカンパニー社によって1997年にAGA治療薬として発売された「飲む育毛剤」として話題になったAGAの治療薬で、日本では2005年に厚生労働省の承認を受けて発売されました。
なお、プロペシアはもともと前立腺肥大の治療薬として作られた薬でしたが、脱毛抑制作用があることが分かり、AGA治療薬として広がりました。

プロペシアの日本における特許は2015年に切れて、多数のジェネリック医薬品が市場に出回り、フィナックスもその一つというわけです。

さて、プロペシアの有効成分はフィナステリドというDHTの合成を抑制する効果がある物質ですが、「プロペシア錠0.2mg」と「プロペシア錠1.0mg」というフィナステリドが0.2㎎と1.0㎎の2種類が販売されています。

1.0㎎というのは1日に摂取できる上限とされており、確かに、1.0㎎の方が若干効果は大きいのですが、肝臓への負担からくる副作用のことを考えると0.2㎎の方が好ましいそうです。

一方、フィナックスのフィナステリドは1.0㎎の一種類ですが、副作用に対して十分な知識と情報を把握しているば効果の上では問題なさそうです。
日本国内臨床の結果では、3年間の使用で80%近い人が効果を感じ、スタートから半年以内に効果が感じられ始めるとのことです。
ただ、フィナックスは軽度~中度のAGA症状に効果があるタイプの薬で、どちらかというと、早期治療に活用することで効果が期待できる製品と言えます。

フィナックスは処方箋無しで購入できるわけですから、お医者様から説明を受毛ていませんので自分でしっかり勉強してから使用する方が良さそうです
薬は何でもそうですが、ネット通販で購入するときには特に注意した方が良いです。というわけで、フィナックスの有効成分であるフィナステリドの効果と副作用についてお話しておきます

 

フィナステリドのDHTを抑えるメカニズム

男性ホルモンは細胞に存在する男性ホルモン受容体に結合することで機能を発揮し、以下のような働きがあります。

  • 男性器の形成と発達
  • 変声
  • 体毛の増加
  • 筋肉増強
  • 性欲の亢進

 

通常、テストステロンという物質が男性ホルモンとして機能していますが、加齢などが原因でテストステロンが減少してくると不足した男性ホルモンを補う必要が出てきます。
体内では5α‐リダクターゼという酵素によってテストステロンを受容体への結合力が高いたジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンへの変換が行われるようになります。

ところが、毛乳頭細胞の男性ホルモン受容体にDHTが結合すると、毛髪の生産をストップさせることが知られており、このことが男性型脱毛症の原因となっています。

5α‐リダクターゼには二つのタイプがありAGAに関係するのはタイプⅡの方で、フィナステリドが阻害するのもタイプⅡの5α‐リダクターゼということでAGAの有効な成分となっています。

ちなみに、頭部でタイプⅡ型が多い場所というのが前頭部と頭頂部になっており、AGAが特に皮膚が薄い額の両サイドの薄毛、いわゆる、M字ハゲに始まり頭頂部に向けて進行してきます。

参照元:ウィッキペディア フィナステリド
https://ja.wikipedia.org/wiki/フィナステリド

DHTはAGAを起す悪者のように言われていますが、別のところでは必要な物質なんですね
そうです。特に、中高年が男性ホルモンの働きを維持するためには必要な物質ですので、栄養素を生命維持や種族保存に回すために毛髪を犠牲にするようなイメージです
そんなに大切な5α‐リダクターゼという酵素の活性を抑えてしまうフィナステリドがMAXまで配合されているフィナックスの副作用については知っておく必要がありそうですね

 

フィナックスの副作用

効果のある薬にはどうしても副作用の可能性もあると言わざるを得ません。誰にでも出るというものではありませんが、もし副作用があると感じたらストップして医師に相談するようにしましょう。

先に、男性ホルモンの体内での働きについて簡単に解説させていただきましたが、中高年がDHTの合成を抑えてしまうことで、それらの機能も抑えられてしまうことになります。

性欲が落ちるということが一番多い副作用です。もちろんあまり感じない人もいますが、性欲に変化がある人もいます。また射精障害や精液量減少などもあります。
肝臓のGOTの上昇、ALT上昇、γGTP上昇などの可能性があります。肝機能の低下に伴い、白目や皮膚が黄色くなったり尿が褐色になることがあります。
過敏症として蕁麻疹、発疹、血管浮腫という副作用の可能性もあります。
顔面、喉や舌、唇が腫れるという症状が出ることもあります。
倦怠感、食欲不振、発熱、吐き気、発疹、痒みなどもあります。

副作用だけ見ると非常に怖い薬のように思われる人も多いかも知れません。しかし、副作用は誰にでも起こるものではないでので、もし副作用の傾向が感じられたら医師に相談するなりストップすれば治ります。

それでも多くの人が使用しているということは、多くの人には副作用が出ていないということなのです。逆にこのようなリスクを感じながらでも、使いたいと思うほどの効果があると言えます。

 

フィナックスの価格について

フィナックスの価格はジェネリックなので、プロペシアに比べるととても安価で手に入ります。
2018年2月現在のフィナックスの価格は、一錠あたりに換算すると、67円~110円といったところが一般的です。

為替レートやサイトによって価格が異なりますので、よく吟味してから購入するようにしましょう。
ただし、悪徳業者もいるので、ただ安いからと言ってすぐに飛び付くにはリスクが高く、どこかしらに危険が潜んでいます。

 

フィナックスを服用するにあたって注意すること

過去の病歴として、肝疾患がある人、妊婦、授乳中、妊娠している場合、乳幼児、小児、高齢者は使用できません。
また、子どもの手の届くところに置かないようにしなければなりません。

円形脱毛症や女性の薄毛には使用禁止ですし、初回の投与から1年たっても効果が出ない場合は今後の効果も期待できません。

また、前立腺癌の検査を受けるときには、フィナックスを飲んでいることを伝えるようにしましょう。

風邪薬などの併用は問題ありませんが、他の疾患による薬を飲む時には、医師に一応そのことを伝える方が安心です。

フィナックスは効果も副作用もプロペシアと同じでありながら、体価格で利用できるという大きなメリットがあるということですね
0.2㎎の製品があるかどうかくらいしか差がありませんのでほとんど同じです。フィナックスだけではありませんが通販サイトで購入するときには自己責任ということになってしまいますので、情報は大切です。