AGAに悩む人が輸入育毛剤を入手しようとする動機は、大体、日本よりは安価、または、日本では承認されていない薬や濃度の育毛剤を求めようとしている時です。

そんな中、ラムダグローは輸入育毛剤でありながら、価格が高いと言われている日本のリアップよりもはるかに高い育毛剤です。何故、そんなに高いのか(強気なのか)調査してみましょう。調査を終えた時には「価格が高いのは当然」と思えるようになっているのでしょうか?

ザ ・ラムダプロジェクトを立ち上げたきっかけ

まずはラムダグロー、新製品のラムダグローエクストラを作った会社を調査してみます。

この会社を立ち上げたのはクレイグ・ウィルコックス博士です。トロント大学で博士号を取得した博士は、「The Okinawa Program」

という本を書きました。この本は当時、世界一の長寿の県として名高かった沖縄県の「長寿・遺伝・生活習慣」の関係について研究、調査を行い、その集大成をまとめたものです。

※現在の沖縄は少し違いますが……

 

この本は非常に話題となり、約20か国で翻訳され、色んな諸国の新聞や雑誌にも掲載されました。

博士は、沖縄の元気に明るく生きる100歳老人の姿を理想の人間像としました。

そこで、よく言われる「アンチエイジング」ではなく、「ビューティフルエイジング」をテーマにし、健康だけでなく美しく、明るい人間作りをこれからの博士自身の研究テーマとしました。

 

ハゲは美しさや明るい性格を遠ざける

博士は真っ先にそのように感じました。AGAの人は場合によっては、実年齢よりも10歳以上も老けて見えます。また、年齢も早ければ20歳代から発症します。本来なら一番、楽しく生き生きとした人生が約束されている年齢です。精神的なダメージも大きいはずです。

そこで博士は、AGAを「ビューティフルエイジング」の一番の研究テーマにしました。

1995年、博士が所属している「Regenera grop」という世界アンチエイジング学会の中で、博士が先頭に立ってAGA改善の研究を開始しました。

「Regenera grop」とは再生医療、予防医療、美容関係を専門とする医師、薬剤師、生物学者たちが差先端の研究を行っている集団のことです。

 

ザ・ラムダプロジェクト誕生

博士は上記の専門家達と共に「ザ・ラムダプリジェクト」を立ち上げ、その中でAGĀ改善の製品を次々都開発していきました。

博士は2014年にそのプロジェクトをイタリアのサンニオ大学「サンニオテック」(産学官共同研究所)内にその活動を移しました。

研究加発された薬品は、直ぐに管轄の大学病院で臨床治験が行なわれました。そこから選び抜かれ、製品として次々と市場に登場させました。

現在もザ・ラムダプロジェクトの中で優れた医学者、生物学者たちがAGA改善の製品を中心とした研究開発を行っています。

 

数人の著名な胃師や生物学者の集団が考えた製品ということだけでも、説得力があります。それを売りにすることで、他の製品とは違う価格を設定するという強気な商法とも言えます。

では一番、気になる製品の内容を検討してみましょう。さすが頭脳集団が考えた代物といえることができるでしょうか?

 

ラムダグローエクストラの成分

ラムダグローやその後、市場に登場したラムダグローエクストラは、最高品質の原料を使用しているようです。アメリカの薬局方(USP)指定のものということです。

日本にも日本薬局方というものがあり、日本薬局方と薬品の上に表示されていると、日本でも価格が高くなることは事実です。

ラムダグロ―エクストラリキッド(塗布外用剤):フィナステリド・ミノキシジル・フコキサンチン・ビタミンB₆・エタノール・ヒアルロン酸・トレハロースその他

 

ラムダグローエクストラタブレット(内服薬)

タブレット-A:フィナステリド・ミノキシジル

タブレット-B:フコキサンチン・バナチン・クルクミン・ビタミンB₁・B₂・B₃(ナイアシン)・C・リジン・シスチン・メチオニン・アルギニン・亜鉛・マグネシウムなど

ラムダグローはリキッドとタブレットを併用することで、ラムダグロー特有のAGA改善効果を得ることができるとしています。

 

フィナステリドとミノキシジルの量が不明

この成分でどうしても腑に落ちないのは、フィナステリドとミノキシジルが一錠中にどのぐらいの量が入っているのかが不明ということです。

日本は医薬品の認可承認に非常に厳しいことで有名ですが、表示も又、色々細かく設定がされています。その中で、一錠中に入っている成分の量の記載も義務づけられています。

フィナステリドもミノキシジルもどの国においても医薬品です。代表的な個人輸入育毛剤、内服薬のほとんどに両方の量は記載されています。

何故、記載されないのでしょうか?

使用者は大変、不安になるはずです。

クレイグ・ウイルコックス博士は「できるかぎり医薬品の量を減らして効果を上げたい」と話されているとのこと。このようなことから想像すると、定番の量(日本が承認している量と同程度ぐらい?)なのでしょうか?フィナステリドとミノキシジルが入っていないタブレット-Bの成分は、ほとんど毛髪を健全に保つことで有名なサプリメントばかりなので別に問題はありません。又、品質もおそらく最高級のものを使用しているのでしょう。

ネットの2chを見ると、ラムダグローの効果がかなり人によって異なるのが気になります。しかし、効果あり、効果なしのカギを握る二つの医薬品の量が不明であるため、読んでいても、釈然としません。

例えば、ポラリスシリーズなどは明確に濃度が記載されてあり、自分に効果的な濃度の育毛剤を把握しておられる人が多いと思いますし、その情報から、副作用がでない様に自己責任において注意して使用しておられることと思います。

医薬品は確かに量に比例して効果は増しますが、副作用の出現も増えてきます。その一方、非常に個体差の影響を受け、少量でも副作用が出たり、成分量を増やしても効果が出ない場合もあります。

 

理論的にはラムダグローは効果があると考えられます。

しかし、個人輸入であるため、日本の医薬品副作用被害救済制度のような医療制度を受けることができません。そのような背景であるがゆえに、自分でしっかりと情報を正しく入手しなくてはいけません。

どのラムダグローのサイトを見ても、安全性が非常に高いと掲載されています。これをどのような形で購入者は信じていけばいいのでしょうか? せめても数字で示してくれれば、購入者はその数字で判断して「安全性」を購入することでしょう。

せっかくいい原材料を使用し、著名な専門家の下で作られた素晴らしい育毛剤なのに、とても残念です。

量が分からないのであれば、量がはっきりと記載されている別の育毛剤を低い濃度から使用して、自分に合ったものを見つけていく方がいいのでは?

輸入育毛剤で体に不利益なことが起きた場合、日本が承認した医薬品ならうけられる医薬品副作用被害救済制度を受けることができず、治療費の負担もかなりのものになる可能性があります。

慎重に慎重を重ねなければいけません。

 

ラムダグローの値段と費用対効果

冒頭に値段を書かなかったのは、値段を見て、先を読んでもらえいといけないと思ったからです。ラムダグローが高いのは高品質なものを使っていいるということだけでなく、何かにつけて信頼性の高い日本の工場からフィリピン工場に輸出されているということもあるようです。

安価な輸入育毛剤はインドや中国などの劣悪な工場、つまり日本では厚生労働省の許可など絶対にされないような工場で製剤されている可能性もあるとのこと。

高い安全性、高品質、著名な専門家による開発という背景から、現在の価格が設定されたようです。

 

ネットで値段を調べてみました。ラムダグローエクストラのリキッドとタブレットAとBのセットで2万円前後(値引きなどもあったりして個人輸入代行者によって少々、違います)で。一ヵ月分です。

毛周期のことを考えると、半年以上は使用してみる必要があります。最低の半年で約12万円!

これなら、日本のAGAクリニックの方がいいかもしれません。一ヵ月2万円もあれば、日本でも良い治療を受けることができそうです。日本の医療機関できちんと検査して、個体に合わせた薬剤の量を医師が決め、症状に合わせて薬の増減も行われることが考えられます。

副作用の出現も医師の裁量で低く抑えることもできます。

ただ、安価な輸入育毛剤にしか頭にない人は、日本のリアップX5.プロペシア、ザガーロの処方箋による内服、AGAクリニック受診は考えられないかもしれませんが、ラムダグローエクストラなどの購入を考えているのであれば、「本当の安全性」を求めて日本に落ち着くのが適切だと考えます。