睡眠不足は体にも精神的にも絶対によくないということはほとんどの医師も研究者も認めるところであり、睡眠不足と薄毛の関係についてあれこれ、思索していきたいと思います。

「しっかり寝なければ、ハゲるよ」と驚かされたことがありませんか?
たしかに、睡眠、薄毛などの語句で検索すると、かなりヒットします。
ただ、少数ですが、「睡眠など関係ない、ハゲるときはハゲる」「一日、3~4時間しか寝ていないけど、髪はフッサフサ」というサイトもあります。
まだまだ、毛髪には未知なる世界がたくさんあり、「薄毛の原因はこれだ!」と言えるものは依然として、ありません。
色んな原因を探し出しては、その解決方法を考え実行してみるというサイトが主です。
要するに、体に悪いことは髪にも悪いだろうと予測を立てて、作られたサイトがほとんどと言っても過言ではありません。
色々、試行錯誤している間にも、四方八方から毛髪について解明されたというニュースが飛び込んできます。
医学、科学の進歩を感じながら、私たちも努力だけは惜しまず、研究者気分で薄毛改善策を考えていきましょう。

睡眠時間をたっぷりとれば薄毛を改善するかどうかの結論を言えればいいのですが、非常に難しいです……。申し訳ありません。

髪は眠っている間に作られる?

「寝る子は育つ」という諺があります。これは医学的にも立証できます、たとえば、重症のアトピー性皮膚炎の子供は同年齢と比べて体の成長が遅れ気味と言われています。
それはアトピーによるひどい痒みなどが邪魔をして、深い睡眠をとることができないためと言われています。
子供の体の発達を促す成長ホルモンは、睡眠中に脳下垂体前葉から分泌されます。
成長ホルモンと言えば子供の時期だけにあるものと思われがちですが、大人になっても分泌されます。
大人になると成長ホルモンの量は減少するとはいえ、成長ホルモンを働かせたん白質などを作らせる力はまだまだ十分にあります。
髪の毛はほとんどケラチンというたん白質でできていることを考えれば、しっかり睡眠をとって、成長ホルモンをどんどん分泌させ、ケラチンが作られれば、薄毛改善効果が出るのではと考えます。

参考URL:睡眠不足症候群
http://www.hwc.or.jp/hospital/kodomo/syouni_suimin_5.html

眠っている時間が勿体ないという考えは改めよう

毎日エネルギッシュに忙しく過ごしている人の中には、「人生の約三分の一は眠っているのは勿体ない」と言う人がいます。
その考えは間違っています。

眠るという行為は生きるための活力です。
眠ってこそ生きる活力が得られるわけで、睡眠不足はうつ病になりやすく、自殺率が高くなると言われています。

 

成長ホルモンの分泌は頭皮をはじめとする皮膚の新陳代謝を高め、ハリ、コシのある若々しい皮膚を作りだすといったアンチエイジング的な効果が期待できますが、それだけでなく、精神的にも影響を与え、やる気を起こさせる働きを持っています。

従って、「最近、睡眠不足なんだ」と話してくる人がいたら、先ずは頭と顔の表情を観察してみたらいいかもしれません。
もし、疲れ気味で薄毛だったら、成長ホルモンが不足しているということなのかも……。
これをはっきりと裏付けるデータを持っているわけではありませんが、成長ホルモンの薬理作用と睡眠不足を結びつけて考えた場合、理論上、そのようなことになると考えられませんか?

睡眠時間は短いけれど、髪はフサフサという人

いますよね。成長ホルモンの分泌量が多いといわれる夜10時から翌日2時の間、いわゆる睡眠のゴールデンタイムといわれる間になっても起きているのに髪が多いという人が……。
元々、通常よりも成長ホルモンが多いのでしょうか?
あるいは、睡眠の量よりも質というか、短時間でも深い良質な睡眠をとることができる能力を持っているのかもしれません。
そこで、興味深いサイトを見つけました。

「一流の睡眠」という本から薄毛を考えてみる

そのサイトで紹介されていた本「一流の睡眠」を書いた裴英洙氏は、医師でありながら、経営コンサルタントとしても活躍されているとか。
その本の要約文によると、睡眠不足かどうかは翌日、日中、眠いかどうかによるというのです。

睡眠不足と薄毛の関係」のサイトはどこも同じことばかり書いています。成長ホルモン睡眠のゴールデンタイムの語句が必ず、入っています。
「一流の睡眠」の要約文を読むと、睡眠時間は短くても翌日の日中に眠くならずに精力的に仕事ができるのであれば、睡眠不足を心配しないでいいと……。

このようなことを書いたサイトに出会ったことが無かったので、目からウロコって感じでした。
また、「7、8時間は眠ろうとするんだけど、いつも5時間ぐらいしか眠っていないから習慣で5時間で起きてしまう。このような不規則な睡眠サイクルこそ悪であり、その乱れは翌日の仕事に悪影響を与える」という内容にも思わず、同調したくなります。
詳しい要約文でもっとたくさんのことが書かれてありますが、育毛がテーマなので他は省略いたします。
(下記にURLをつけておきますので、興味のある方は閲覧してみてください。

参考URL:『一流の睡眠』
http://media.yucasee.jp/posts/index/15106

では、短くても質の良い睡眠であれば、薄毛の心配はないのかなどを検証してみましょう。

成長ホルモンと深い睡眠

成長ホルモンが一番良く分泌されるのは、就寝してから2~3時間後と言われています。
そして、深い睡眠ほど、成長ホルモンの分泌量が増加し、睡眠が浅くなれば、分泌量は減少します。
ということは、睡眠のゴールデンタイムといわれる夜10時〜午前2時に寝そこなっても、短時間で深い睡眠に辿り着けるのであれば、ある程度は成長ホルモンの分泌量も増えるということになります。
逆に、睡眠ゴールデンタイムには寝ていない、睡眠時間も少ない、しかも睡眠も浅いということであれば、薄毛の進行速度は超特急?ということになりそうです。
このようなことを考えていくと、薄毛改善をもたらす理想の睡眠が何となく、浮き出てきましたね。

 睡眠ゴールデンタイムを狙って眠りにつく
 短時間で深く眠れるように工夫する
寝る前は食べない、PCやスマホはしない、日中の昼寝は短く、昼間に適度に体を疲れさせておく、など。

睡眠時間は短いけれど、フサフサな髪をしている人はまず、日中は眠くならず、精力的に仕事ができます。夜は寝付いてからすぐに深い睡眠状態に入ることができ、逸早く成長ホルモンを出せる人なんだろうなと自分で定義してみました。

やはり、個人差がある

睡眠の状況にも当然、個人差があります。
また、いくら睡眠のゴールデンタイムが夜10時〜翌日2時までといっても、仕事や都合でその間に就寝できない人もいます。
要は、ゴールデンタイムでなくても、深い睡眠が得られるような方法をとればいい、あるいは短時間しか眠れないのであれば、成長ホルモンの早い分泌を促せるよう、訓練というか、習慣づけるような工夫を考えればいいわけです。

睡眠不足は体調を崩す 髪は体調の変化に敏感

体調が悪ければ、髪にツヤがなくなります。
睡眠不足の場合でもその状況が髪にも伝わってしまうことを考えれば、明らかに睡眠不足は薄毛を進行させると、理論的というより主観的に感じます。
この記事を書き進めながら、睡眠は量ではなく質に重点をおくことが重要だということもよくわかりました。