近年の急激な温暖化、オゾン層破壊の進行は、薄毛の頭に悪そうな気がします。

強烈な紫外線が、それでなくても薄毛になって弱くなった頭皮や毛髪を攻撃してきます。

 

「よくはわからんけど、紫外線っちゅうヤツはオレの貴重な毛髪を減らしとる」とお考えの皆さん!

「よくはわからんけど」とそのままにせず、紫外線の周辺を少しでも知ることで、自分に合った紫外線対処法を見つけることができます。

人それぞれのライフスタイルが違うので、当然、紫外線対処法も違います。

紫外線の情報を集めることで、自分なりの効果的な「これ以上薄毛を進行させない紫外線対処法」が自然とわかってきます。

先程からこれを読んでくださっている人を薄毛と決めつけて申し訳ありませんが、実際に薄毛、薄毛になりそうと不安な人が読んでくださっていることはわかっています。

私は一応女性ですが、僧侶で小説家でもある瀬戸内寂聴さん並みのツルツルハゲの経験者(乳がんの抗がん剤治療で)で、カツラ使用の経験も十分(一年)あります。

これからも皆さまと共に悩み、自分の経験も重ねながら、解決方法を考えていきたいと思います。

では、まずは、最近の紫外線事情から解説致します。

最近は紫外線によるメリットよりもデメリットのほうが多く語られるようになり、極度に紫外線を避ける風潮が強くなっています。

ところが、ビタミンDという紫外線に当たることで増えるビタミンもあります。

ビタミンDは骨を丈夫にする、もしかしたら、抗がん作用もあるかもしれないと期待されている

貴重なビタミンです。

このビタミンDを用いて、国立環境研究所と東京家政大学が最近の紫外線事情の研究発表を行っています。

特に、有害な色々な自然から薄毛進行を阻止する対策は過去ではなく、現時点での自然情報を基盤に行うことが一番、望ましく効果的です。

 

近年の紫外線事情から薄毛改善対策を考える

色々な有害な自然と前述しましたが、紫外線は有害なばかりではありません。

どうしても紫外線でなければできない健康効果もたくさんあります。

ビタミンDの不足は主に北欧で問題になっていますが、現在の日本人もビタミンDが不足がちであると国立環境研究所は考えています

意図的な紫外線拒否がある背景には、オゾン層の破壊などが原因で今まで以上に強力な紫外線が出始めたというニュースが1980年ころからよく流れるようになったことに関連があるようです。

紫外線を浴びると、シミやシワが増えるということをすでに知っている人たちがさらに紫外線を避ける傾向が強くなったからと、国立環境研究所は推測しています。

その人たちの中には、薄毛を進行させないために紫外線を避けている人も含まれていることでしょう。

 

日光浴で増加するビタミンDなどを用いて、紫外線の有害と必要性の境目を調査

大人が一日に必要とするビタミンD量は15µgです。

そこで、研究班は生体内でビタミンD量が10µg生成される晴天の日の紫外線照射時間や照射量などを実験、調査しました。

調査は、顔と手の甲を露出させての日光浴で行われました。

また、紫外線照射して、皮膚に日焼けと考えられる紅斑が出る時間や照射量を算出するという実験も加えました。

これらの実験調査は札幌・つくば・沖縄で行われました。

その調査結果は冬の時期、日照時間が少ない北日本は健康維持のために日光浴をまめに行い、食事などでも積極的にビタミンDの摂取を心がけたほうが良いという結果になりました。

日焼けによる紅斑ができる時間は、生体に必要なビタミン量を作る紫外線照射時間の約2~3倍の時間であると算出しました。

例えば、つくばでは冬の晴天日に日光浴して生体に必要なビタミンD量を作る時間は41分、皮膚に悪影響を与える時間は98分となりました。

 

季節ごとに紫外線照射時間を変えるという当然の結果

細かいデータは下記URLを参考にしていただければと思います。

夏は短時間の日光浴でビタミンDが生成される一方で、そのままでいると、たちまち有害紫外線量を浴びてしまっていることになります。

逆に、北日本での冬は強い紫外線を発する晴天日が他の地域に比べて少なく、意識して日光浴しないと、ビタミンD不足も考えられると国立環境研究所は警告しています。

 

ビタミンDを10µg生成から頭皮などの皮膚が焼けそうになる時間

環境衛生研究所によると7月の正午、日本の中心に近いつくばでは6分の日光浴でビタミンDが作られ、20分、日光浴すると、皮膚に日焼けの症状が出てくるというデータになっています。

ただし、露出度が広くなると、上記の時間よりも短時間になることはご理解頂けると思います。また、敏感肌の有無、皮膚の色の違いによっても多少のずれはあります。

今回は日本人の標準の皮膚の人で調査が行なわれました。

 

日焼けで薄毛を進行させずに、ビタミンDを体内に入れたい!

通常の食生活、生活習慣でビタミンDは不足することがないと今までは考えられていましたが、シミ、ソバカス極端に紫外線を避けようとする傾向が強くなり、近年はビタミンD不足の声が医師や研究者たちの間から聞こえるようになりました。

では、薄毛で悩んでいる人は、どのようにしたらいいでしょうか?

上記の7月の例から考えてみましょう。

ビタミンDが作られ始めるのが6分から日焼けし始めるのが20分ですから、一日、10分程度の日光浴であれば、ビタミンDが体内に作ることができ、頭皮や毛髪も有害な紫外線から守ることができます。

そのとき、帽子でもかぶって頭を直射日光から守れたら、なお良いでしょう。

忙しい方は日差しの強い時間帯に10分もいれば十分で、時間があるときは直射日光を避け、木陰で30分ぐらいのんびりすると良いでしょう。

また、季節や天気の状況に合わせ、帽子なども活用して照射時間を調節すれば良いと思います。

 

参考URL:国立環境保健所「太陽紫外線による健康のためのビタミンD生成と皮膚への有害性評価」

https://www.nies.go.jp/whatsnew/2014/20141127/20141127.html#annotation3

 

頭皮のほうが顔よりも怖い光老化

光老化とは紫外線からの悪影響で老化現象を起こすことです。

老化といえば、加齢による自然な老化がありますが、光老化は紫外線が老化を促進する原因であり、加齢とは無関係で若くても起こる老化です。

光老化の症状は紫外線にさらされる部分にシミ、シワ、タルミ、くすみなどです。

体の中で一番、紫外線の悪影響を受ける場所はどこでしょうか?顔などではなく、毛髪や頭皮です。

ただ、顔の皮膚などと比べ、その炎症度合いが見えにくいというデメリットがあるため、光老化に対する危機感がどうしても顔と比べ、頭のほうが薄れがちです。

 

頭皮や毛髪が光老化を受けるしくみ

紫外線は一番、波長が長いのがUV-A、次がUV-B、一番短いのがUV-Cです。その中で、光老化をもたらす最大の紫外線はUV-A。

UV-Aは毛髪のメラニンを破壊して髪の色を薄くし、ツヤのない赤茶けた髪の色してしまいます。

このような髪は不健康にしか見えず、実年齢よりも老けて見えます。

紫外線の悪影響で、毛髪の大部分を構成しているたん白質の材料であるL-システインなどが損傷を受けます。

そのため、枝毛や切れ毛の多い荒れた毛髪にできあがってしまいます。

また、頭皮や頭皮下へのダメージも強く、紫外線が毛母細胞にも強いストレスを与え、薄毛を進行させてしまいます。

 

光老化から守るためのケア方法

光老化を予防するためには前述した日光浴の調整がまず、重要です。

頭皮はコラーゲンが主な成分であるため、コラーゲンなどのサプリメント、体内のコラーゲンの生成を促すビタミンC などを積極的に摂りましょう。

毛髪はケラチンが主成分です。ケラチンの主な材料であるL-システインなどを含んだ食事、サプリメントもおすすめです。

L-システインは食物の中ではシスチンとして入っており、鶏肉、牛肉、魚、乳製品、豆類などに含まれています。

 

また、紫外線によっておきる毛髪や頭皮の乾燥も放っておいてはいけません。光老化の原因になります。常に保湿を心がけていましょう。

 

参考URL:スキンケア大学「紫外線が与える頭皮への影響」

http://www.skincare-univ.com/article/000261/

参考URL:スキンケア大学「肌老化の原因(1)「光老化」

http://www.skincare-univ.com/article/015026/