爪と毛髪の形態は全く違いますが、同じ成分でできています。薄毛などでこのようなサイトをよく閲覧されておられる人はご存知でしょう。

ケラチンです。

毛髪はケラチンが不足すると、薄毛が進行したり、脱け毛が多くなったりしますが、爪も同じです。

ケラチンが不足した爪は非常にもろく、薄くなったり、欠けやすかったりと見た目も美しくありません。

また、特に爪は色んな病気のサインが現れる部位でもあります。

病気というほどではないのですが、薄毛の状態も爪に現れやすくなります。

 

爪がもろければ、体内のケラチンやケラチンを合成するアミノ酸が不足がちとも言えるので、おそらく、毛髪にも爪と同じ影響を受けていると考えることができます。

また、円形脱毛症の進行度合いが、爪の異常となって出現します。

このような爪と髪の関係や体内のケラチンを増やす方法などを解説いたします。

 

爪がもろい  薄毛が進行している可能性もあり

肺がんや鉄欠乏性貧血、腎臓病などになると、爪の形や色が変わることがあるように、爪自体がもろくなったり、欠けやすくなったりする場合は薄毛の進行の可能性もありと考えることができます。

爪や髪の毛が存在する意図を知ることで、薄毛やハゲの進行を食い止める、遅らせるためのサポート方法を学びましょう。

 

爪と髪の関係

爪と髪の関係でよく似ているといえば、「伸びる」ということがあります。それ以外にも関係していることがあります。

 

爪や髪は外敵から体を守ってくれる

空から雨が降ってくる、頭に向かって何かが飛んでくるという場合、まずは頭にぶつかる前に髪に当たり、その感触で咄嗟に避けることもできます。

もし、髪がなかったら、避ける間もなく直に頭にあたり、惨事になる可能性だってあります。

また、頭皮に当たる紫外線照射を減らしてくれます

爪の場合は……。

手や足の先端に何か異物があり、まずは、皮膚をおおい、少しだけ皮膚から出ている爪に当たることで咄嗟に異物を感じ、手や足をひっこめます。

 

爪や髪は有害物質を体外に吐き出す働きがある

代表的な公害病として良く取り上げられる水俣病のことを考えれば、ピンとくる人も多いのではないでしょうか?

水銀を含んだ魚介類を長期間、食べたことで不利益な症状がたくさん出現してしまいました。汚染された魚介類を食べ、体内に吸収された水銀はやがて、髪や爪に排出されました。

髪や爪に水銀が含まれているということは、何を意味するのでしょうか?

つまり、体内に吸収された有害物質はそのまま、体内にとどまらず、爪や髪に出てくるのです。

やがて、体から離れていく爪や髪に含まれるということは、水銀などの有害物質を体外に押し出し、体内を無毒化しようとする働きが毛髪などにあることを示しています。

 ※水俣病:熊本県水俣市で発生した公害病。チッソ工場から海に流されたメチル水銀を含んだ排水にさらされた魚を人間が食べて発症。症状は中枢神経系が侵され、運動失調や言語障害などを生じる。

 

爪がよければ、毛髪の状態も良し

髪が薄くなったり、脱け毛が増えるというと、すぐにAGAが浮かびますが、必ずしもそれらの原因はAGAばかりではありません。

発毛させたり、髪を増やしたりすることは非常にたくさんの栄養を必要とします。

AGAでなくても、低栄養状態であれば、薄毛は進行します。

たん白質が不足すると、髪だけでなく、たん白質で構成されている筋肉や臓器、爪にも悪影響が出ます。

 

髪の状態は爪で知ることができる

筋肉や臓器もたん白質でできています。

筋肉の状態は何となくわかるものの、臓器などの栄養状態は目ではっきりと確認することはできません。

それに比べて、爪は割れたり,欠けたり、凸凹になったりと目での確認が容易です。

今まではそうでもなかったのに、最近、爪がもろくなった感じがすると気付いたなら、髪のほうにも注意してみるといいでしょう。

同時に、ダイエットの最中ではないか、低栄養に、あるいは偏食がちになっていないか、爪や髪の成分であるたん白質をきちんと摂っているか、考えを巡らしてみましょう。

また、ミネラルは爪や髪の主成分であるケラチンの生成を促すので、ミネラルもきちんと摂れているか、確認します。

その他、円形脱毛症のサインも爪で知ることができます。

 

爪の凹みは円形脱毛症の可能性が大

円形脱毛症の20~25%の人に爪がもろくなったり、点状陥没などを併発します。

大変興味深いのは、円形脱毛症の状態が改善されるほど、爪の状態も改善されることです

円形脱毛症、特に重症の場合、自己免疫の異常が原因と言われていますが、爪と髪のケラチンつながりも関係していると予測できます。

円形脱毛症でも全頭が無毛になるような重症の場合、爪に横溝があった場合、そこから爪が切断することもあるようです。

次は体内のケラチンを増やす方法を紹介いたします。

参照URL:明治通りクリニック「円形脱毛症」

http://meijidori-clinic.com/alopecia_areata/

 

髪や爪の成分:ケラチンを増やす方法

ケラチンはたん白質です。ケラチンを分解すると、18種類のアミノ酸に分かれます。

 

たん白質の食品を食べる

とにかくたん白質を摂ればいいのですが、18種類のアミノ酸を含んだたん白質の食べ物が理想的ですね。

たん白質は体内に入ると、アミノ酸に分解され、再度、運ばれた部位でたん白質になります。

18種類のアミノ酸の中で一番、多く含まれているのが、シスチンです。

シスチンはシステインが二つ連結したものです。システインは必須アミノ酸の一つであるメチオニンから作られます。

ということはメチオニンがたくさん、含まれたたん白質を摂ればいいということになります。

※メチオニンをたくさん含む食品

マグロ・カツオ・豚肉・鶏肉・大豆製品・卵・乳製品など

 

亜鉛を含む食品もケラチン生成を促す

メチオニンを多く含んだたん白質を摂って、体内でメチオニンや他のアミノ酸に分解されるのですが、このとき、ビタミンB6の力を借りなければ、分解できません。

また、分解されたアミノ酸をケラチンなどのたん白質にするために、今度はミネラルの一つである亜鉛が必要となります。

※ビタミンB6をたくさん含んだ食品

レバー・マグロ・カツオ・大豆製品・ニンニクなど

※亜鉛をたくさん含んだ食品

牡蠣・レバー・鶏肉・豚肉・チーズ・カボチャの種など

 

アミノ酸のサプリメント

アミノ酸サプリメントは、非常に合理的な摂り方ですよね。

何故なら、たん白質をアミノ酸に分解する必要が無いからです。その分、胃などの消化器への負担を取り除くことが可能になります。

従って、メチオニンが多いサプリメントを摂れば、爪や髪の成分であるケラチンの材料を増やすことができます。

育毛用のサプリメント、例えば、イクオスのサプリの成分を見ると、シスチン、メチオニン、亜鉛、ビタミンB6など、ケラチンの成分やケラチン生成を促す成分が入っています。

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爪は体の全体から見て、非常に小さい存在ですが、全身や髪の毛の状態の異変を教えてくれる大変重要な部位です。

爪をきるとき、マニキュアをするとき、爪を観察しながら行い、異変に気づいたら、生活や食事の習慣を見直していきましょう。

あるいは受診して、医師のアドバイスを受けるのもいいでしょう。