今回は、温泉とAGA,薄毛を結びつけて考えてみました。

 

温泉って、いいですよね。私も最近、和歌山県の勝浦温泉に行ってまいりましたが、本当に癒されました。

温泉に浸かりながら、見る水平線に出入する朝陽や夕日は自然の雄大さを感じさせてくれました。

同じご経験をされた方も多いのではないでしょうか?

温泉はその泉質によって神経痛やリウマチやとか、皮膚病だとか、冷え性、糖尿病などの効能があると言われています。

それらの中に「薄毛改善効果あり」があったりすると、温泉に行く理由が増え、薄毛という悩みはあるけれど少しは楽しくなるかもしれませんね。

温泉の数ある泉質の中で薄毛改善には「炭酸泉」がいいと、巷ではいわれています。

何故、炭酸泉が薄毛改善に効果があるのかということと、サラヴィオ中央研究所の松島一幸工学博士の「温泉と薄毛改善効果」の研究内容をできるだけわかりやすく説明いたします。

ちなみに、松島氏は人気育毛剤「M-1育毛ミスト」の開発者でもあります。

 

弱酸性の炭酸泉が薄毛改善に良いと入れる理由

花王が発売している「バブ」とい入浴剤をご存知ですか?

お湯に浸けると、ブクブクと泡が出るアレです。

これも炭酸泉の効果を狙った入浴剤です。

温泉の泉質には酸性からアルカリ性まで種類がたくさんありますが、炭酸ガスを含んだ炭酸泉は弱酸性(pH3~5)です。

ちなみに酸性泉であれば、pHが2付近で酸性度が高くなります。

pHの数値が下がるほど酸性、上がるほどアルカリ性を示します。人間の体のpHが7強という中性に相当するので、炭酸泉は人間のpHに近く、刺激の少ないお湯ということになります。

炭酸は血管を拡げる働きがありますが、この働きは薄毛を改善させるのに欠かせません。

発毛の一番の原動力となる毛母細胞の分裂(増殖)を促すエネルギーとして、たん白質などの栄養素を必要とします。

この大切な栄養素は血管の中を通って毛母細胞まで運ばれるため、十分に拡がって血液や栄養素がスムーズに流れてくれるような血管が理想的です。

炭酸の働きで血流良好となった血管が毛母細胞まで栄養を運び、毛母細胞の分裂を促進し、発毛に拍車をかけていきます。

 

ミノキシジルやフィナステリドほどの効果はないけれど……

フィナステリドやミノキシジルが日本では一番AGAや薄毛に効果があるとされていますが、それでもまだまだシャープな効果があるとは言えません。

そんなフィナステリドやミノキシジルよりも炭酸による薄毛改善効果のあることは明らかなのですが、「炭酸の医療効果」は徐々に認められています。

何度も炭酸泉に浸かることで、血行が良好となり、心血管系疾患の改善と予防が期待されます。

このような体調改善は薄毛予防、薄毛進行を抑えると期待できます。

 

では、何故、炭酸は血管を拡げる働きをもっているのでしょうか?

次は、炭酸の持つ性質をさらに掘り下げ、炭酸の効果と薄毛改善の関係への理解を深くしましょう。

 

炭酸泉の「炭酸」が血管を拡げるのは何故?

炭酸泉のお湯の中に含まれる炭酸は非常に小さい分子であるため、私たちの皮膚に浸み込み、細い毛細血管の中に入りこむことができます。

入浴剤のバブなどをお湯に入れてしばらくは気泡が出ていますが、この肉眼で見える気泡はお湯に溶けていないことを意味するものでで、皮膚に浸透することはありません。

炭酸がお湯などに溶けることで、皮膚に炭酸が浸透していきます。

バブをお湯に投げ入れ、泡が治まり、バブの固まりが溶けてからそのお湯に入るよう説明されいるのは、バブの直接的な刺激を避けるため、また、バブの中の炭酸がお湯に溶け込ませてから入る効果的な入浴を推奨しているためです。

 

血管を拡げるプロスタブランジンE₂が分泌される

プロスタグランジンとは生物の組織に微量に存在しており、子宮を収縮させたり血管を拡げたりするなどの作用を示す生理活性物質です。

子宮を収縮させるなどといったホルモン様作用がありますが、ホルモンではありません。

プロスタグランジンにはたくさんの種類があり、現在、A~Jまで生体内に存在していると言われています。

その中でも、プロスタグランジンE₂は炭酸が毛細血管の中に入ることで分泌され、血管を拡げていきます。

血管が拡がることで血液と共に栄養素が容易に毛母細胞に辿り着き、毛母細胞の分裂、増殖が活発になります。

温泉、特に炭酸泉での薄毛改善効果が期待される理由がこれでお分かりいただけたと思います。

次は、もう一つのM-1ミストの開発者である松島博士の薄毛改善と温泉の関係の研究について説明いたします。

 

参考URL:スキンケア大学「医療業界でも注目される炭酸の効能」

http://www.skincare-univ.com/article/008167/

 

温泉の中に育毛成分が存在する(別府温泉)

日本人なら温泉が好きでなくても誰でも知っている「別府温泉」から、育毛を促す働きを持つ新種の「藻」が発見されました。

発見者はサラヴィオ中央研究所長の加世田国与士氏や上級研究員の松島一幸氏の研究グループです。

新種の藻とは「温泉藻類®RG92」のことです。

 

2012年に発見され、治療薬としての将来性などが認められて2015年に特許を取得しました。

RG92は温泉によくある効能の神経痛やリウマチなどはもちろんのこと、スキンケアからヘアケアにまで効能が広がっています。

では、温泉の中にあるRG92や酵母エキスがどのように育毛効果を示すのか、わかりやすく解説いたします。

 

抗炎症効果が高い温泉藻類®RG92

別府温泉の中に無数に含まれている微生物の藻の遺伝子を解析(信州大学が実施)した結果、新種の藻が数種類発見されました。

その中で92番目に発見された藻が最も抗炎症作用が高いということがわかりました。

そこで、92番目の発見されたこと、この新種の藻が地球生物の未来への進化に貢献するということで、リジェネレーションゲートウエイ(Regeneration Gateway:再生への道)、これらの頭文字をそれぞれ用いて、「RG92」と命名されました。

サラヴィオ中央研究所のこの新種の藻にかける意気込みが感じられる名前ですね。

頭皮が炎症を起こしている円形脱毛症や脂漏性脱毛症など、抗炎症作用が高いRG92の効果が期待されています。

参考URL: リジェネレーションゲートウェイ

http://www.regeneration-gateway.com/

 

アンチエイジング的効果あり

RG92は、高い抗炎症効果の他に、「酸化」や「糖化」を予防するアンチエイジング的効果もあると考えられています。

ちなみに酸化、糖化とは……過去記事あり

酸化や糖化の予防や改善は薄毛改善にも役に立つと考えられており、人気育毛剤のスカルプグロウFを始め、酸化や糖化の予防をテーマにした育毛剤はたくさんあります。

スカルプグロウFのホームページでは酸化や糖化の予防を前面に出していますが、他にも酸化や糖化を予防する成分を含ませた育毛剤はたくさんあります。

 

温泉酵母にも薄毛改善効果あり

RG92は高い抗炎症効果やアンチエイジング効果から薄毛が期待されます。

一方、温泉に含まれている酵母もヘアサイクルを正常化する働きをもっています。

ちなみに、酵母とは、出芽や分裂によって増殖する酒類や味噌など発酵食品には欠かせない微生物であり、細胞よりは小さな真菌です。

では何故、温泉の中に潜む酵母のどこに薄毛改善効果が見られるのでしょうか?

実は、温泉酵母のミトコンドリアには、薄毛を改善させる成長因子のFGF-10を増やす働きがあると考えられています。

ちなみに、ミトコンドリアは生物の細胞の中に存在しており、細胞を円滑に動かすために必要なエネルギーを作りだす器官です。

従って、温泉酵母内のミトコンドリアの働きによって作り出されたエネルギーを使って、育毛効果をもつFGF-10がどんどん、生産されていくわけです。

温泉酵母の働きによって毛髪の成長期間が十分維持されるようになり、ヘアサイクルを正常化へと誘導していきます。

温泉の効能効果はたくさんあります。この温泉の効果を活用した医学の研究が進んでいくことは間違いありません。

温泉の効果を活用したAGAや薄毛の予防や改善であれば、副作用も少なく男性も女性も安心して利用できます。

温泉を楽しみながら、これらの行く末を見守っていきましょう。

 

参考URL:Color +DA「Vol.1 温泉のなかに“藻”!? 温泉の藻が持つビューティ&ヘルスの秘密とは」

https://www.mrso.jp/colorda/medical/2014/

参考URL:Color +DA 「Vol.2 男性も女性も悩んでいる! 現代の薄毛の4つの種類とその対策とは

https://www.mrso.jp/colorda/medical/2097/

参考URL:Color +DA「Vol.3 温泉で毛が生える? AGA、女性脱毛症、円形脱毛症、老人性脱毛症には温泉藻類®RG92」