最近、クレムド・アン(CREME DE ANN)というブランド名で販売されているオーガニック生クリームシャンプーがいろいろな意味で話題になっています。一つは、クレムド・アンが実業家として大成功した読モ出身の住谷杏奈さんが自分の使いたいシャンプーをプロデュースしたコスメブランドであるという点で、もう一つは、泡ではなくクリームで洗うシャンプーという点です

「住谷杏奈」という名前を聞いても分からない人もいるかもしれませんが、年配の方ならば、昔、一世を風靡したお笑い芸人のレイザーラモンのHGの奥さんと言ったら分かる人もいるかもしれません。
住谷杏奈さんは結婚してからしばらくは専業主婦でしたが、旦那さんのHGの収入が低迷する中で生活を支えるために、自分で企画・運営した石鹸やコスメ商品が爆発的にヒットして、年商6億円とも7億円とも言われる実業家として有名になりました。

個人でやっていたこともあり、新しい商品を出しては売れ無くなればやめるということの繰り返しで様々な商品を手掛けており、色々と失敗もあったようですが、現在はタレントとして復帰し商品開発は企業とコラボしていく形をとっているみたいで、商品も長く販売できる体制になっているみたいです。

そもそも、赤ちゃんでも使える安全安心なトマトやカボチャを配合した石鹸を自作したのがきっかけということで、有害な成分を使いたくないという発想があったということです。
知ってか知らずか、トマトやカボチャにはβーカロチンやリコペンなどの皮膚に良い美容成分であるカロチノイドが多く、そこに、ヒアルロン酸・コラーゲン・セラミドといった美容成分を配合した石鹸がヒットしたというわけです。

さて、話がそれましたが、住谷杏奈さんがプロデュースした最新作(?)がクレムド・アンというブランド名のオーガニック生クリームシャンプーです。

当然ながら、石鹸を自作した際のこだわりが込められたクリームシャンプーであることは言うまでも無く、セレブの間で人気のクリームシャンプーに対するこだわりもあるのではないかと推測されます。

誰がプロデュースしているかは別にして、シャンプーは普通の石鹸よりも泡立ちがよく、クリーミーな泡立ちのシャンプーが良いシャンプーかと思っていました
シャンプーの泡は界面活性剤によるものですが、クリームシャンプーでは頭皮に刺激のある界面活性剤が入っていませんし、毛髪や頭皮をコーティングする水に溶けにくい成分をクリームの中に溶かすことができるというメリットがあります
それが、クリームシャンプーのメリットですか?
もちろん、クリームシャンプーにはデメリットもありますが、メリットもたくさんあります。先ずは、クリームシャンプーがどんなものかを見ていきましょう

 

クリームシャンプーの特徴は?!

クリームシャンプーというのは、化粧品によく見られるクリームと同じで、髪の毛や頭皮に刺激のある界面活性剤を極力減らし、あるいは、全く配合せずに、乳化剤で油に馴染みやすい成分と水に馴染みやすい成分をクリーム状に仕上げたシャンプーです。

通常の液体シャンプーは水が主たる溶剤ですので、水に溶けにくい成分、すなわち、疎水性の成分を大量に配合することは難しくなります。ところが、クリームシャンプーでは配合する成分の疎水度に合わせて乳化剤でコントロールすることによって疎水性の成分も水溶性の成分も高濃度に配合することが可能になります。

ちなみに、乳化剤というのも界面活性剤の一種ではありますが、食品添加物として認められているものもたくさんあります。グリセリン脂肪酸エステルと呼ばれる乳化剤が最もよく使われていますが、大豆や卵黄に含まれるレシチンや観葉植物のユッカの根に含まれているサポニンなど植物系の乳化剤もあります。
ユッカ根に含まれるサポニンは、モンゴ流シャンプーEXという育毛おシャンプーにも配合されている成分で、本サイトでも以下の関連記事内でご紹介させていただいております。

さて、クリームシャンプーの最大のメリットは、頭皮に刺激のある界面活性剤を使用しないということにあると思いますが、他にもたくさんのメリットがあります。

クリームシャンプーのメリット

  • 頭皮に刺激のある界面活性剤を必要としない育毛シャンプーでよく使われる低刺激のアミノ酸系界面活性剤でも頭皮へのダメージがないわけではありません)
  • 後で水で流すことを考えると限度はありますが、疎水性の有効成分も大量に配合することができる
  • リンス・コンディショナー・トリートメントといった、シャンプーの後に必要な髪の毛の質感をよくするための作業が不要
  • 洗うというよりは手のひらで髪の毛に擦りこむように塗布していくため、摩擦などの物理的な力が加わらず、頭皮へのマッサージも自然に行うことができる
  • 単体の価格は高めですが、リンスやトリートメントが必要ないことを考えると、コストパフォーマンスが良いかもしれません

一方、泡が立たないので洗った実感が少なく、ネガティブな口コミ情報に最も多いのがこの点にあるようです。
また、通常のシャンプーや育毛シャンプーに比べると種類が少なく、選択肢が少ないというのもデメリットかもしれません。

あと、メリットに挙げさせていただいた髪の毛に擦りこむように塗布するということですので、髪の毛の長い女性にとっては使用量が異常に多くなり、リンスインシャンプーとトリートメントをセットで使う方が安上がりになるということもあるかもしれません。

クリームシャンプーは普通の液状のシャンプーに比べると手間がかかりそうですね
でも、育毛シャンプーでも頭皮マッサージしながらとなると同じように手間はかかりますし、シャンプーを一度流した後トリートメントすることも考えると、必ずしも手間が多いとは言えないのではないかと思います
界面活性剤が入っていないことで洗浄力が弱いということは無いのでしょうか?
洗浄力が弱いということは否めませんが、予め、ぬるめのお湯で軽く湯シャンしておくと7、8割の汚れは落ちるそうですので、後はクリームシャンプーに配合されている乳化剤と油成分で皮脂にへばりついた汚れを落とすことで十分という意見もあります
どれだけ落ちにくい汚れがついているのかによって良し悪しの意見が分かれそうですね

しっかり洗えば湯シャンだけでも汚れが落ちて、有害な成分が入っていない分、育毛効果があったという人もいるようです。湯シャンの正しいやり方については、以下の関連記事にて詳細に解説させていただいております

クリームシャンプーによる洗髪は、湯シャンと育毛シャンプーの中間的な存在みたいですね。となると、クレムド・アンのオーガニック生クリームシャンプーにどのような成分が配合されているのかは大きなポイントということになりそうです

 

クレムド・アンのオーガニック生クリームシャンプー

クレムド・アンのオーガニック生クリームシャンプーのこだわりポイントは、住谷杏奈さんの実業家への第一歩とでも言うべきトマトソープと同じように、「赤ちゃんにも安心して使える優しいシャンプー」というコンセプトにあるようです。

毛穴が多い頭皮は体にある皮膚の中でも経皮吸収が多い場所であり、頭のケアをするシャンプーには「頭皮にとって有害な成分を一切入れたくない」という要望を満足するべく開発されたのがオーガニック生クリームシャンプーです。

  • 素材と成分
  • 配合バランス
  • 使用感
  • 洗い上り
  • 爽快感
  • 乾燥後の潤い
  • 香り

など、様々な面で妥協することなく、大手ヘアケアメーカーの髪の毛と頭皮に対する十分な知識のあるスタッフの協力によって、20回を超える試作を繰り返して完成したのがクレムド・アンの生クリームシャンプーです。

他のクリームシャンプーと大きく異なる特徴

  • 古くなった角質層を取り除き皮脂汚れとともに除去するクレンジング効果によって洗浄力の弱さをカバー
  • 頭皮や髪の毛の環境をケアするだけでなく、白髪ケアまでカバー

クレムド・アンの生クリームシャンプーはコンディショナーやトリートメントを使わなくても、潤いのある艶やかな髪の毛を実感できるオーガニック成分も配合されています。

クレムド・アンのオーガニック生クリームシャンプーで言うところの「オーガニック」というのは、青汁などでよく言われる「有機栽培」という意味ではなく、「有機物」という意味で使用されています。

クレムド・アンのオーガニック生クリームシャンプーは、 個人で思うままにやっていた開発と異なり、専門の知識のあるスタッフと共同開発している点は評価できますね
そうですね。クレムド・アンのオーガニック生クリームシャンプーの特徴をオーガニック成分で実現するためには原料や原料に含まれる成分に対する知識も重要ですからね

 

クレムド・アンのオーガニック生クリームシャンプーの有機成分は?

クレムド・アンのオーガニック生クリームシャンプーに配合されている原料は、ナッツやハーブなどの国産天然の植物から抽出された成分に、ハチミツ、上質のたんぱく質として知られる真珠エキスなども配合されていそうです。

クレムド・アンのオーガニック生クリームシャンプーのオーガニック原料

  • ハチミツ:抗酸化作用によって紫外線による髪の毛の成分の酸化分解から守るとともに、抗菌作用で細菌の増殖による炎症から頭皮を守ります。
  • アーモンドオイル、マカダミアオイル、ヒマワリ種オイル:髪の毛と頭皮をコーティングすることで、頭皮の保湿能力を高めます。
  • オリーブオイル、ホホバオイル、ローズヒップオイル:乾燥による髪の毛のパサつきを抑え、纏まりやすい髪の毛にします。
  • 真珠エキス:天然の保湿成分として配合されており、髪の毛に潤いとツヤを与えます。
  • 茶葉エキス、ローズマリーエキス:ビタミンCやビタミンE、茶カテキン、折フェノールの持つ抗酸化活性により頭皮を炎症から守るとともに消臭効果もあります。
  • メリタン:毛乳頭表面にあるメラノサイトを刺激することで、メラニンの合成を促進する白髪改善・予防効果があるペプチド化合物です。
  • マンダリンオレンジエキス:角質層の細胞に作用し、頭皮の保湿力を高めます。
  • ダイズエキス:植物性女性ホルモンとして有名なイソフラボンや天然の乳化剤であるサポニンが豊富で、頭皮の保湿効果が期待されます。本サイトで紹介させていただいているベルタシャンプー・トリートメントにも配合されています。
  • マグワ根皮エキス:漢方生薬である桑白皮(そうはくひ)のエキスで、抗酸化活性に加えて抗菌・消炎・保湿作用があると言われています。桑白皮には休止期にある髪の毛を成長期に変える働きがあるという報告もあるようです。本サイトで紹介させていただいている薬用育毛剤MIYABIKAにも配合されています。
  • ココナッツオイル:汚れが付着した皮脂を浮き上がらせて包み込むことで汚れを落とすクレンジングオイルです。

参照元

クレムド・アンのオーガニック生クリームシャンプー 公式サイト

池田物産株式会社 化粧品原料検索データベース

鈴木ハーブ研究所 成分辞典 マンダリンオレンジ果皮エキス

鈴木ハーブ研究所 ダイズ種子エキス

ウィッキペディア クワ

オイル系の原料が多いように感じられますが・・・?
オイル類は髪の毛や頭皮をコーティングする皮脂の代わりになるものですし、クリームシャンプーは水に馴染みにくい有効成分を高濃度に配合できるところに特徴がありますので、どうしても疎水系の有効成分はたくさん配合したいということもあるかもしれません
住谷杏奈さんが自分が使いたいクリームシャンプーを作っているように感じられますが、彼女の年齢付近をターゲットにしたクリームシャンプーでしょうか?
クリームシャンプーは若い人から中年層に人気があるようですが、クレムド・アンのオーガニック生クリームシャンプーは頭皮ケアに加えて白髪ケアまでを特徴としているので、中高年の女性まで幅広くターゲットにしていると思います