一昔前は、育毛シャンプーというと薄毛に悩む男性のためのものというイメージですが、最近では女性用育毛シャンプーが増加傾向にあります。薄毛に悩みを持つ女性は男女兼用の育毛シャンプーやご主人の育毛シャンプーをこっそり使うなんてこともあったようですが、発生するメカニズムが異なる上に頭皮の状態も異なる女性の薄毛対策に特化した育毛シャンプーが必要とされているということを意味しているのかもしれません

実際に、育毛シャンプーのよくある質問欄を見てみると、「この育毛シャンプーは女性でも使えますか?」、「女性が使っても問題がないのでしょうか?」というような質問もよく見かけます。
育毛シャンプーといえどもシャンプーであることに変わりがあるわけではなくシャンプー後の濯ぎがありますので、アフターケアをしっかりすれば、男性用の育毛シャンプーを使用したからといって大きな問題が発生するということは無いと思います。

しかしながら、女性と男性ではホルモンの関係上頭皮の状態も異なっていますし、薄毛が発生するメカニズムにも違いがあります。
従って、男性用の育毛シャンプーを兼用で使うよりは女性の薄毛にマッチした女性用の育毛シャンプーを使用する方が良いのは必然です。

女性用育毛シャンプーがいつ頃から出始めたのかは分かりませんが、日本皮膚科学会から発表された薄毛治療のガイドラインの名称が「男性型脱毛症診療ガイドライン」から「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」と変更されたのが2017年ですので、このことが女性用育毛シャンプーの増加に少なからず影響しているということもあるのかと思います。

このガイドラインはテストステロンの減少に伴う男性ホルモン活性を補うために合成されるジヒドロテストステロン(DHT)が成長期にある毛髪を休止期に誘導してしまう男性型脱毛症((AGA)治療に関する指針として2010年に発表されましたが、似て非なる女性男性型脱毛症に関する知見も含めて改訂されたものが2017年に公開された「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」ということになっています。

AGAとFAGAは似ているといっても、

  • 男性のようにハゲてしまうことのほとんどない女性男性型脱毛症
  • 女性には使用できない、あるいは、使用が好ましくない治療薬
  • 男性とは生理的な面で異なる女性ですので、予防に関しては全く異なる考え方が必要

などの観点から、女性用の育毛剤や育毛シャンプー、コンディショナーの必要度が高いということかもしれません。

そうですね。治療方法や育毛に有効な成分は似たような部分もあるかもしれませんが、特に、女性のための成分というものがあってもおかしくはないですね
AGAとFAGAの違いという点もありますが、髪の毛に対する根本的来な考え方の違いもありますので、育毛剤や育毛シャンプーでは女性ならではのこだわりも配慮する必要があるのかと思います
今回は女性用の育毛シャンプーについて教えていただけるということですが、女性用と男性用ではどこに差があるのでしょうか?
今はまだ男性用の育毛シャンプーに比べると数が少ないかもしれませんが、どんどん種類が増えてくると選ぶのが難しいなんてことが起こるかもしれませんので、根本的なことも踏まえながら女性用育毛シャンプーを選ぶときのポイントなどを検証できればと思います

 

女性がシャンプーで考えるべきポイントは?男性との違いは?

髪の毛のカットする店舗の名称は、男性の場合は「理髪店」、「床屋」、「散髪屋」などの呼称が使われますが、女性の場合は「美容院」、「美容室」、「ヘアサロン」といった呼称が使われることが多く、男性でもこだわりの髪型をする場合には美容院を利用する人もいるかと思います。

法律上は、髪の毛をカットしたりする人は理容師と美容師というカテゴリーに分かれており、それぞれの業務は以下のように定められています。

  • 理容:理容師法第1条の2第1項において「頭髪の刈込、顔そり等の方法により容姿を整えること」と定義されています。
  • 美容:美容師法第2条第1項において「パーマネントウエーブ、結髪、化粧等の方法により容姿を美しくすること」と定義されています。

参照元:ウィキペディア 理美容

定義からも分かるように、女性が利用する美容院というのは容姿を美しく見せるための作業であって、容姿を整えるというだけの男性の場合とは異なっています。
シャンプーや育毛シャンプーについても同じことで、女性が使用するシャンプーや育毛シャンプーにはシャンプーとしての機能に加えて、シャンプー後の容姿を美しくすることが必要であるということです。

男性は美観がどうでもよいというわけではありませんが、男性よりも髪の毛が長い人が多い女性は、シャンプーによって表面をコーティングしている油分が無くなることで乾燥しやすくなった髪の毛に新たなコーティングを施すリンス・トリートメント・コンディショナーで処置するケースが多いようです。
パーマやカラーリングによって少なからず毛髪がダメージを受けている女性の場合にはもともと乾燥しやすい髪の毛の状態ですので、再度コーティングを施さずに乾燥させると、摩擦が大きくなることでまとまり難い髪質になってしまいます。

一方、男性は女性よりも短髪の方が多いということもありますが、男性ホルモンの影響で太くてしっかりした髪の毛が生えやすい男性の場合、シャンプー後のリンス・トリートメント・コンディショナーによる髪の毛の表面の処理を省いても容姿を整えるという点では大きな影響がないという方が多いということもあるのかもしれません。

そうですね。男性はシャンプーだけを単独使用している人が多いように思いますし、女性のシャンプーはリンス、トリートメント、あるいは、コンディショナーとセットで販売されていますね
女性用の育毛シャンプーでも通常のシャンプーと同じで、リンス、トリートメント、あるいは、コンディショナーとセットで 販売されているケースがほとんどです
最近はショートカットの女性も結構おられますが、ロングヘアがまとまり難いのであれば、ショートカットではシャンプー後の処置というのは必要ないのでしょうか?
ロングヘア―よりは影響力は少ないとは思いますが、髪の毛が細い女性はシャンプー後の後処理をした方が良いと思われます
ところで、リンス、トリートメント、コンディショナーというのは、どこが違うのでしょうか?

 

リンス、コンディショナー、トリートメントの違いは?

リンス、トリートメント、コンディショナーというのは共通している定義というものがなくメーカーが勝手に使い分けているだけであるという話もありますが、ネット情報をまとめると以下のように考えられているようです。

ちなみに、現在はリンスという商品はあまりなく、リンスと同じ意味合いで効果の強いものとしてコンディショナーが一般的になっています。

  • リンス、コンディショナー:髪の毛の表面をコーテイングするための成分が配合されており、キューティクルのダメージを表面的に補い、髪の毛の指通りを良くする。
  • トリートメント:髪の毛の内部に成分が浸透して、毛髪内部からダメージ部分を補修する。

最近では、表面をコーティングする成分と内部からダメージヘアを補修する成分を同時に配合した商品がほとんどで、コンディショナーとトリートメントの区別は全くないというのが実態です。

要は、メーカーがどちらの名称を選んでいるかということで、内容に差は無いということですね。
商品を見る限りは呼び方だけの問題かと思います。そして、育毛シャンプーでもそれは同じ事です。ただし、育毛シャンプーとセットになっているコンディショナーやトリートメントというのは毛髪のケアだけでなく頭皮のケアも兼ねていますので、女性用育毛シャンプーでは一般のシャンプー以上にシャンプーとセットで使うことが推奨されています
育毛シャンプーでは、シャンプーと同じくコンディショナーやトリートメントも通常とは異なる育毛という目的が追加されているということですね
そうです。シャンプーからコンディショナーやトリートメントと続く作業の中で、薄毛の原因を解消する、あるいは、緩和して発毛を促す成分が配合されるとともに効果の持続性をしっかりとした科学的根拠に基づいて配合されていることが育毛シャンプー選びのポイントとなってきます

 

女性の脱毛症は男性の脱毛症とどう違うのか?

女性専用の育毛シャンプーを理解するためには、「女性の薄毛が何故起こるのか?」、男性の薄毛とどこが違うのか?ということを知ることが大切です。
育毛シャンプーや育毛剤などのように体外から供給する成分の良し悪しを判断するためには、有効成分が抜け毛の原因となっている事象をどんなメカニズムで抑えることができるのかということを知る必要があるからです。

女性の薄毛にはいくつかの種類がありますが、男性の薄毛と共有するものもあれば女性特有の抜け毛というものもあります。

女性に多い脱毛症

  • 瀰漫(びまん)性脱毛症:ホルモンバランスの乱れが大きな要因であり、老化・ダイエット・ストレス・過度の洗髪などが原因で起こる女性の脱毛症の最も多い症状です。
  • 円形脱毛症:突然、円形に脱毛する脱毛症で、大きさが豆粒程度のものから500円玉くらいの大きさまで様々ですが、多発する場合は医師に診てもらう必要があります
  • 分娩後脱毛症:出産、授乳などによってホルモンバランスが乱れて起こる脱毛症で、ほとんどの場合半年から一年で回復します。
  • 脂漏性脱毛症:皮脂が過剰に分泌されることで毛穴に詰まった皮脂によって毛乳頭が機能しにくくなってしまうことで起こります。食生活の乱れを中心とした生活習慣が主な原因ですが、過度の洗髪による頭皮環境の悪化も原因となります
  • 粃糠(ひこう)性脱毛症:いろいろな原因がありますが、頭皮環境の悪化によって大量にフケが出るときになる脱毛症です。フケが毛穴を塞ぎ血液から毛包に補給される栄養が不足することで起こります。
  • 牽引性脱毛症:髪の毛を引っ張るような髪型を長く継続することで起こる頭皮への負担が起こる脱毛症です。髪型を変えて頭皮の血行を良くするマッサージをすることで回復します。

参照元:女性のための薄毛治療病院 安心ガイドマップ 女性の脱毛症の種類

円形脱毛症、脂漏性脱毛症、粃糠性脱毛症は男女関係なく起こる可能性のある脱毛症ですが、女性の脱毛症で最も多いとされる瀰漫性脱毛症や女性にしか起こることがない分娩後脱毛症というのは女性ホルモン、すなわち、エストロゲンが大きく影響していることが知られています。

また、これらの脱毛症とは別に、女性に起こる可能性のあるAGAであるFAGAにも更年期におけるエストロゲンの減少が原因であると考えられています。

 

エストロゲンが何故FAGAに影響するのか?

男性型脱毛症(AGA)は男性ホルモンであるテストステロンの加齢に伴う減少によって不足する男性ホルモン活性を補うために男性ホルモン活性の強いジヒドロテストステロン(DHT)に変換することによって発生する脱毛症です。
女性にも男性ホルモンであるテストステロンが存在するといえども量的には少ないはずなので、男性のようにAGAが起こるとは考えられないと思う人もおられるかもしれません
しかし、40歳代半ばあたりから、いわゆる、更年期と呼ばれる年齢層の女性はエストロゲンが急激に減少しテストステロンの割合が増加することにより起こる抜け毛、すなわち、FAGAが起こります。

エストロゲンが減ることによって男性ホルモンの影響力が大きくなって起こるのがFAGAと呼ばれる現象ということですね。ところで、瀰漫性脱毛症や分娩後脱毛症の原因にホルモンバランスの乱れとありますが、これらの脱毛症もテストステロンが影響しているのでしょうか?
エストロゲンには毛髪の成長を促す働きがあるようなことをネット上で見かけますが、エストロゲンが直接的に毛髪の成長に影響を与えるような報告を見つけることはできませんでした。しかしながら、エストロゲンの減少によって起こるカラダの変化が間接的に抜け毛に影響する可能性もあります

 

エストロゲンの減少が抜け毛に及ぼす影響とは?

エストロゲン濃度の低下がFAGAを引き起こすメカニズムについては先に解説した通りですが、エストロゲンの減少が直接抜け毛を引き起こすということについては真偽のほどは曖昧な状態です。
しかしながら、更年期と呼ばれる45歳から55歳の年齢の女性が抜け毛や薄毛に悩まされるということも事実であり、加齢に伴うエストロゲンの減少が頭皮環境を悪化させることにより、ヘアサイクルの乱れを生じる要因となったりFAGAの進行を促進したりする可能性はあります。

エストロゲンというのは卵胞ホルモンとも呼ばれるステロイドホルモンであり、妊娠に備えて子宮内膜を厚くしながら排卵を促すという妊娠出産における重要な働きの他に、肉体的・精神的な女性らしさにも影響するホルモンとして骨や皮膚に影響を与えていることも知られています。

エストロゲンの代表的な作用
乳腺細胞の増殖促進、卵巣排卵制御、脂質代謝制御、インスリン作用、血液凝固作用、中枢神経(意識)女性化、皮膚薄化抑制、善玉コレステロールの増加による動脈硬化抑制など。

参照元:ウィキペディア エストロゲン

代表的なエストロゲンの作用だけを見てみると直接毛髪の成長に影響するような項目は無いのかもしれませんが、更年期を含むエストロゲンの濃度が低下してくる30歳以上の女性を悩ませる肌荒れやお肌の老化と同様のことが頭皮でも起こる可能性があります。

  • 善玉コレステロールが減少し動脈硬化が進行したり、血中の脂質濃度が上昇することによって血流が悪化したりすることで、毛髪を育てるために必要な栄養素が毛乳頭に届きにくくなる可能性があります。
  • エストロゲンの不足による脂質の代謝異常に伴い、角質細胞をつなぐセラミドという細胞間脂質の主成分の合成が抑制されて、頭皮の乾燥が進みやすくなる可能性があります。
  • 頭皮のハリ・ツヤに影響を与えるコラーゲンやエラスチンなどのたんぱく質が減少することで頭皮のターンオーバーが遅くなり、頭皮が薄くなるとともに乾燥しやすくなる可能性があります。

男性ホルモンであるテストステロンは皮脂腺の機能を活発にし、女性ホルモンであるエストロゲンが皮脂の分泌を抑制することが知られています。
通常は、思春期に男性ホルモンの割合が増加し皮脂量が多くなる傾向にありますが、女性の場合は脂性肌というのは30歳くらいまでで、30歳を超えると乾燥肌の方が多くなる傾向にあるようです。すなわち、男性ホルモンの絶対量が少ない女性は皮脂量が少なく乾燥しやすい頭皮である人が多いと思われますが、エストロゲンの減少によってより乾燥しやすくなってしまうと抜け毛の進行が促進される可能性があります。

また、乾燥しやすい頭皮の場合には乾性フケが発生しやすく、頭皮のターンオーバーの遅延に伴う乾燥の進行によって発生するフケが増加することで粃糠性脱毛症へと発展するリスクも高くなる可能性もあります。

ちなみに、エストロゲンのコラーゲンやエラスチンの合成に及ぼす影響については科学的に証明されているというわけではありませんが、エストロゲンの経口投与によって大動脈の血管壁に含まれるコラーゲンやエラスチンが増加する現象が動物実験によって確認されているということです。

参照元:J-STAGE 食品衛生学雑誌 1990 年 31 巻 5 号 p. 409-413_1  「雌ラット大動脈結合組織成分に及ぼすビタミンE欠乏と経口女性ホルモン剤の影響」

中高年の女性の悩みでもある肌荒れと同じことが頭皮でも起こって、それが間接的に抜け毛に影響する可能性があるというわけですか?
頭皮は顔の皮膚の延長上にありますのでお肌の乾燥やハリツヤの低下などは起こりますし、お肌と異なり汚れが付着したままでも炎症が起こる可能性がありますし、逆に、過剰な洗浄によって弱った頭皮が炎症を起こしやすい状態になってしまう可能性もあります
そういうことがあるから、頭皮環境の悪化が抜け毛につながることがない適切な育毛シャンプーを選ぶ必要があるというわけですね
育毛シャンプーでは、抜け毛が起こっている頭皮環境、すなわち、頭皮の炎症を抑える作用のある成分、エストロゲンの減少によって悪化する頭皮環境をケアする成分、あるいは、エストロゲンの減少そのものをカバーするような成分が配合されているものもあります

 

女性用の育毛シャンプーで注目すべき4つのポイント!

抜け毛や脱毛症をケアするための育毛シャンプーは男性のためのものと考えられていたのは昔の話で、女性の抜け毛や脱毛症に対応するための女性のための育毛シャンプーも増加してきております。
品数が少ない間は「どれを選ぶか?」というのは簡単ですし一つずつ試していくというのもありかもしれませんが、数が増えてくると「どれを選べばよいのか?」と迷ってしまう人も多いのではないかと推測されます。

そこで、先に解説させていただいた女性の抜け毛や脱毛症のメカニズムや原因に合わせた成分を論理的に考えて、女性用育毛シャンプーを選ぶためのポイントをピックアップいたしました。

女性用育毛シャンプー選びで大切な4つのポイント

  1. 現在起こっている頭皮の炎症を悪化させない、あるいは、緩和させる洗浄成分や抗炎症成分:抜け毛が起こってしまっている頭皮、特に、フケかゆみを伴うケースでは頭皮が炎症を起こしている可能性が大きく、現在起こっている炎症を抑える成分が大切であり、そのような頭皮に付着した汚れを除去する際の洗浄剤は頭皮への刺激を少なくする必要があります。
    そのため、男性用育毛シャンプーも含めた育毛シャンプーでは、頭皮への刺激が少なく洗浄後に必要な皮脂量を残すことができるアミノ酸系界面活性剤を中心とした組み合わせで洗浄剤が配合されているケースが多くなります。
    また、頭皮を刺激する人工的なシリコン、着色料、パラベン、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤、合成ポリマー、合成香料、サルフェート化合物を避けて天然系の素材で構成されているものが多いというのも特徴的です。
  2. 減少してくるエストロゲンの影響を緩和する成分:30歳をピークにエストロゲンの分泌量が低下してくる現象はどんな女性にも起こることですので、低下してくるエストロゲンの機能を補うための成分が必要になってきます。
    もちろん、エストロゲンを直接配合するわけにはいきませんので、体内でエストロゲンと同様の作用があるイソフラボンを配合した育毛シャンプーもあります。
  3. 乾燥しやすい頭皮を保護して乾燥しにくい環境を生み出す成分:健康的な頭皮は皮脂膜と角質層によって頭皮から水分が蒸発するのを防いでいますが、乾燥している頭皮に水分を供給するための保水力の高い成分や皮脂膜や細胞間脂質を補う成分が配合されていることも大きなポイントです。このことは、乾燥肌向けの男性用育毛シャンプーにおいても同じことが言えると考えられます。
  4. ダメージヘアを補修・保護する成分:女性の毛髪は度重なるパーマやカラーリングによって男性の毛髪よりもダメージを受けている可能性が高いということが特徴的です。従って、女性用育毛シャンプーではダメージヘアを修復するための成分や毛髪の表面を細する成分に力を入れている育毛シャンプーやコンディショナーが多くなります。

シャンプーは洗浄成分よって汚れを除くことが主目的であり、洗浄した後は汚れを巻き込んだ泡を洗い流す必要があります。
従って、男性よりも乾燥が進んで知る可能性が高い女性用育毛シャンプーでは、頭皮や毛髪の保水力をアップさせる成分と頭皮や毛髪の表面を保護して水分の蒸発を防ぐ成分に力を入れているものが多く、各商品の特徴となっています。

ちなみに、配合されている成分の種類や物性によってはシャンプーではなくトリートメントやコンディショナーに配合されているケースもあり、乾燥肌の多い女性のための育毛シャンプーではトリートメント・コンディショナーを併用して使用することが推奨されています。

人工成分の無添加やシリコンフリーというのはよく見るキャッチコピーですが、育毛シャンプーでは当たり前ではないんですか?
特に、シリコンについては毛髪の仕上がりが良くなるということはありますが、余分なシリコンが毛穴を塞ぐということがよく言われており、賛否両論です。頭皮の状態は人によって異なっていますので添加物が必ずしも悪いというわけではありませんが、着色料や香料などの無駄な人工物で下手に頭皮を刺激するリスクを与えるくらいならば、可能な限り天然系の素材でカバーした方が良いというのが育毛シャンプーの考え方です
要は、女性用育毛シャンプー選びのポイントは、現在起こっている炎症を抑える抗炎症成分、これから起こる可能性のある炎症が起こらないようにする保湿成分、さらには、エストロゲンの減少による抜け毛に対する影響を緩和する成分を配合しながらも、シャンプーの主目的である洗浄もちょうど良い具合にコントロールされている のがベストというわけですね
ベストというわけではありません。女性用育毛シャンプーとして考慮されてほしい最低限のポイントということです。ただし、女性用育毛シャンプーは育毛剤やトリートメント・コンディショナーとセットで考えられていることが多く、公式サイトを分析したり公式サイトの内容をしっかり検証した記事を参照することが大切になってくるというわけです
公式サイトは誰もが調べると思うのですが、公式サイトを見れば見るほどだんだん良いような気がしてきて、結局、、詳しく説明されていると難しくて分からないですし、簡単すぎるともっと分からないということが多いんですよねぇ
そういうことが多いようです。育毛シャンプーは自分の薄毛の状態や頭皮の状態を考えて、それに合っているものを選ぶのがベストであると思います。男性用育毛剤では自己診断が難しい人のために公式サイトでチェックしてくれるシステムを導入しているところもあるくらいです
チェックするシステムがあると便利ですねぇ
チェックシステムまでは作れませんが、育毛シャンプーを探すようになったキッカケから考えられるおススメの育毛シャンプーを検証することにしましょう

 

使用目的から見るおススメ女性用育毛シャンプー!

現在市販されている女性用育毛シャンプーをネットで調べてみると、以下のように多数の育毛シャンプーがピックアップされてきます。

女性用育毛剤やトリートメント・コンディショナーでとセットで使用することが推奨されるものもありますし、無添加にこだわった天然系の育毛シャンプーやダメージヘアのケアに特化した育毛シャンプーエストロゲンの減少による影響を緩和するために大豆エキスや独自の製法で高濃度化したイソフラボンを配合した育毛シャンプーなど、メーカーのこだわりを訴求した一点集中型の商品もあります。

従って、最終的には、公式サイトなどをチェックして、自身の薄毛や頭皮・お肌の状態、あるいは、育毛シャンプーの使用目的などを考慮して選ぶ必要があるというわけです。

男性用育毛シャンプーでは超脂性肌、脂性肌、乾燥肌の3種類の頭皮の状態に合わせて選択できる育毛シャンプーもありますし、自分の状態や目的に合わせて育毛シャンプーを選ぶということは大切ですよね
女性の場合は超脂性肌というのは無いとは思いますが、エストロゲンの減少によって男性ホルモンの割合が増加して皮脂の分泌量が通常より増えている場合もありますし、パーマやカラーリングによって発生するダメージヘアが薄毛の原因となることもあります。そういう意味では、男性よりも女性の方が複雑で目的に合わせた育毛シャンプー選びが大切になってきます

 

加齢に伴う抜け毛の増加を抑えるためにはイソフラボンが大切!

女性の抜け毛で最も多いのが年齢を重ねるごとに悪化してくるホルモンバランスの乱れが主原因である瀰漫性脱毛症と呼ばれる脱毛症であり、FAGAも含めて不足しているエストロゲンの働きをサポートする成分が重要になってきます。

エストロゲンの減少が毛髪に及ぼす影響

  • FAGAの発症による抜け毛
  • 頭皮の乾燥に伴う炎症並びに毛髪の乾燥
  • 皮脂の過剰分泌に伴う毛髪のべたつき

エストロゲンが不足することで頭皮や毛髪の状態が大きく変化し、抜け毛だけでなく髪の毛のボリュームが無くなってしまったり、パサパサでまとまり難くなったりすることがあります。

エストロゲンの代替物質としては体内でエストロゲンと同じように働くと言われるイソフラボンが有名ですが、女性用育毛シャンプーでは不足するエストロゲンの働きをカバーするために大豆エキスという形でイソフラボンが配合されている育毛シャンプーを多数みることができます。
ちなみに、イソフラボンにはAGAの誘因物質であるDHTの合成を抑える働きのあることも報告されており、FAGAによる抜け毛の進行を抑える効果も期待できますので、高濃度のイソフラボンが配合されているスカルプDボーテシャンプーはホルモンバランスの乱れから起こる抜け毛予防に適した育毛シャンプーであると考えられます。

参照元:PubMed ”Isoflavone supplements stimulated the production of serum equol and decreased the serum dihydrotestosterone levels in healthy male volunteers.”

女性用育毛シャンプーにおけるイソフラボンの重要性を考えると、イソフラボン濃度に特化したスカルプDボーテシャンプーとイソフラボンよりもはるかに高いエストロゲン活性を示す原料を使用したベルタシャンプー・トリートメントはおススメの育毛シャンプーです。

スカルプDボーテシャンプー

スカルプDボーテシャンプーに配合されているイソフラボン関連原料は、大豆、黒大豆、青大豆の三種類の厳選された国産大豆の中のイソフラボンが多く含まれる胚芽を発酵・抽出するアンファー株式会社が独自開発した製法によって生みだされた豆乳発酵液成です。


スカルプDボーテシャンプーにはベタツキをを抑えて髪の毛を根本からふんわりボリュームアップへ導くように配合されているボリュームタイプと毛先までしっかり潤わせるモイストタイプの2種類が用意されており、もちろん、予想される頭皮の状態に合わせた洗浄剤の配合が考えられているとともに頭皮に刺激を与えるような物質は配合されていません。
ボリュームタイプでは過剰に分泌された皮脂によって起こるフケかゆみを抑える抗菌剤であるピロクトンオラミンや肌荒れ防止のためのグリチルリチン酸2Kが配合されていますし、モイストタイプでは乾燥によって起こっている炎症を抑えるグリチルリチン酸2Kに加えて頭皮を活性酸素から守る抗酸化剤である酢酸DL-α‐トコフェロールが配合されています。

関連記事:スカルプDボーテシャンプーは女性の悩みに寄り添う 口コミ評判を体感できるかを徹底分析

ベルタシャンプー・トリートメント

ベルタシャンプー・トリートメントは髪の毛や頭皮の汚れを確実に落としながらも必要な皮脂を残し、かつ、ダメージヘアを修復し健康な髪の毛を育む頭皮環境を実現する効果が期待される成分が配合されています。
ベルタシャンプー・トリートメントに配合されているイソフラボン関連原料は、プエラリアミリフィカというタイ原産の亜熱帯地域に生息するマメ科の植物で、ミロエストロールやデオキシミロエステロールといったイソフラボンよりもエストロゲン活性の高い類縁物質を含んでいることが知られています。

また、3種の天然のオイルを配合することでことで頭皮の皮脂膜を補うとともに毛髪をコーティングする効果も期待できる保湿力をアップさせ、保湿力をアップさせるように設計されていることも特徴的かと思います。

参照元:ウィキペディア プエラリア

関連記事:ベルタシャンプー・トリートメントは髪の毛と頭皮の保護・補修・潤いを重視!

 

ダメージヘアが気になる方は髪の毛の補修に注力した育毛シャンプー!

パーマやカラーリングというのは女性のファッションの一つであり、一度もしたことがないという人はほとんどいないのではないかと思います。


美容院などで専門家によってしっかりケアされていればリスクも少ないかもしれませんが、家庭で手軽にできるコテやヘアアイロンなどで巻き髪にしたり自分でカラーリングしたりする人も多く、毛髪や頭皮が想像以上にダメージを受けているということがあるかもしれません。

しかしながら、コテなどによってダメージを受けた毛髪やカラーリングによる頭皮への刺激が、抜け毛を促進している可能性もあります。

そんなダメージヘアが気になる女性には、髪の毛の補修に特化した守り髪をおススメします。

守り髪

必要な栄養素を補給することで頭皮環境に配慮しながら、部分的に切断された毛髪繊維や開いてしまったキューティクルをケアする育毛シャンプーです。
いくつかのセラミドを組み合わせた人工の細胞膜複合体(CMC)であるナノリペアCMCと切断された毛髪繊維を修復するエルカラクトンという成分を含むナノリペアELが痛んだ毛髪を修復するということが最大の特徴です。
また、洗浄剤としては、頭皮にやさしいアミノ酸系界面活性剤に加えて、キメの細かいリッチな泡立ちを産み出す天然の界面活性剤であるソープナッツエキスを使用するというこだわりも見逃すことができません

関連記事:守り髪はダメージヘアの修復と保護に特化した女性のための育毛シャンプー

 

原因は定かではないがとりあえず試すならば?

髪の毛のベタツキもパサつきもなく、頭皮のかゆみやフケも発生していないなど他に際立った症状もないにもかかわらず抜け毛が増えてきているという方、すなわち、原因不明の抜け毛に悩む女性は、とりあえず、あらゆるケースを想定して多種類の成分が配合されているマイナチュレスカルプシャンプーをおススメします。

マイナチュレスカルプシャンプー

マイナチュレスカルプシャンプーでは抗炎症成分、保湿成分、抗酸化物質、さらに、頭皮の血行をアップさせて柔軟かつ弾力のある頭皮を実現するための成分が配合されています。
しかも、徹底した無添加にこだわり、配合されている成分は天然植物由来の成分を中心とした、安心して長期間使用することができる成分となっています。

  • 抗炎症:アラントイン、グリチルリチン酸2K、ローズマリー葉エキス
  • 抗酸化・抗糖化:フラーレン、ロドデンドロンフェルギネウムエキス、アケビエキス、セイヨウサンザシ果実エキス、セージ葉エキス、タチジャコウソウ花/葉エキス、ビルベリー葉エキス
  • 保湿:ユビキノン、加水分解エンドウタンパク、キュウリ果実エキス、水添レシチン、ダイズステロール、セイヨウノコギリソウエキス、スクワラン
  • 毛髪保護・補修:ビート根エキス、γ-ドコサラクトン、加水分解エンドウタンパク
  • 角質ケア:ナツメ果実エキス、クロレラエキス、サッカロミセス溶解質エキス、
  • フケ・かゆみ:サリチル酸、ラベンダー花エキス
  • 毛髪エイジング(ハリ・コシ):γ-ドコサラクトン、加水分解エンドウタンパク、加水分解ケラチン(羊毛)
  • 肌弾力アップ:加水分解エラスチン、加水分解ヒアルロン酸、水溶性コラーゲン、カニナバラ果実エキス、セイヨウオオバコ種子エキス

関連記事:マイナチュレスカルプシャンプーは無添加にこだわった薄毛に悩むアラフォー女性の味方

 

最近流行りのクリームシャンプとは?

クリームシャンプーというのは、髪の毛や頭皮に刺激のある界面活性剤を極力減らし、あるいは、全く配合せずに、乳化剤で油に馴染みやすい成分と水に馴染みやすい成分を高濃度で配合したクリーム状に仕上げた育毛シャンプーです。
ちょうど、化粧品のクリームと同じようなイメージで、常の液体シャンプーと異なり洗浄剤が使用されていませんので頭皮への余分な刺激が排除されているということが特徴となっています。

乾燥肌はもちろんのこと敏感肌での方は頭皮も敏感になっている可能性が高く、液状の育毛シャンプーで使用される頭皮への刺激が少ないアミノ酸系界面活性剤といえども危惧される敏感肌の方には、クリームシャンプーという選択肢もあります。

本サイトでおススメのクリームシャンプーというのが、赤ちゃんに使っても大丈夫な成分を配合しているというとことん安全性にこだわったクレムド・アン(CREME DE ANN)オーガニック生クリームシャンプーです。

クレムド・アン(CREME DE ANN)オーガニック生クリームシャンプー

クレムド・アンのオーガニック生クリームシャンプーは「頭皮にとって有害な成分を一切入れたくない」という要望を満足するべく開発されており、ナッツやハーブなどの国産かつ天然の植物から抽出された成分に、ハチミツ、上質のたんぱく質として知られる真珠エキスなども配合されているそうです。
イソフラボンの供給に重要な大豆エキスも配合されていますし、保湿性アップにつながる天然オイルやクレンジング効果のあるココナッツオイルで洗浄力をカバーしているということです。

関連記事:クレムド・アン(CREME DE ANN)オーガニック生クリームシャンプーの効果を成分から分析

ご紹介いただいた育毛シャンプーは、女性用育毛シャンプーで最低限確保したい注目すべきポイントは押さえた上で、それぞれのメーカーのこだわりを持った育毛シャンプーであることがよく分かります
詳細な成分についてはここでは控えておりますが、気になる育毛シャンプーがあれば、それぞれの関連記事を見ていただければどんな育毛シャンプーになっているのかを解説しています
むやみやたらに試していくよりは、よく勉強して、自分に合った育毛シャンプーを選んだ方が良いということですね
そういうことです。分からないことがあれば調べればよいですし、調べても分からなければ公式サイトの問い合わせを利用すればよいのです

 

女性用育毛シャンプーの注目すべきポイントと選び方の総括

男性と女性の生理的・肉体的な違い、さらには、生活習慣や髪の毛のファッション性に対する違いから、女性の脱毛症と男性の脱毛症とでは共通している原因もあれば異なっている点もあります。
ショートカットの方が気にしなくてよいというわけではありませんが、ロングヘアの方が多い女性の場合、育毛シャンプー選びではスカルプケアだけでなくダメージヘアの補修や指通りのよい仕上がりを実現できるシャンプーであるということも大切です。

そのため、女性の脱毛症のメカニズムを把握した上で、育毛シャンプー選びの注目すべきポイントに着目して、自分の状態に適した育毛シャンプーを選択することが重要になってきます。

女性用育毛シャンプー選びで大切な4つのポイント

  1. 現在起こっている頭皮の炎症を悪化させない、あるいは、緩和させる洗浄成分や抗炎症成分
  2. 減少してくるエストロゲンの影響を緩和する成分
  3. 乾燥しやすい頭皮を保護して乾燥しにくい環境を生み出す成分
  4. ダメージヘアを補修・保護する成分

そして、次に必要なことが、自分の頭皮や髪の毛の状態、できれば、どんな原因が考えられるのかを考慮した上で、目的とする育毛シャンプーの情報と照らし合わせて選ぶことです。

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