ボストンアロマシャンプーは、ボストンスカルプエッセンスという人気育毛剤の姉妹品です。

ボストンスカルプエッセンスは、ミノキシジルの3倍の効果があるのではと騒がれているキャピキシル(フィンジアなどに含まれます)、それにミノキシジルの誘導体であるビディオキシジルが含まれている非常に濃い育毛剤です。

ミノキシジルとはリアップという育毛剤の成分であり、日本皮膚科学会AGA治療ガイドラインでフィナステリドと並んで推奨度Aランクとなっている成分です。

ボストンアロマシャンプーもボストンスカルプエッセンスに勝るとも劣らず、濃い育毛シャンプーに仕上がっています。

色んな工夫がされていますので、主な部分を検証していきましょう。

石けんのシャンプーとアミノ酸シャンプーがミックスされている

ボストンアロマシャンプーには、石けんシャンプーとアミノ酸シャンプーの成分がいくつか含まれています。
日本の市場では、大別して「高級アルコール系シャンプー」、「石けんシャンプー」、「アミノ酸シャンプー」が出回っており、そのうちの2つのシャンプーがボストンアロマシャンプーの中に入っているわけです。

※石けん系成分
・ラウレスー5カルボン酸Na

※アミノ酸系成分
・ココイルメチルタウリンNa
・コイルグルタミン酸TEA
・ココイルリンゴアミノ酸Na
・ラウロイルメチルアラニンNa

このように石けん系成分も入っていれば、アミノ酸系成分も入っています。
その他、石けん系成分であるラウレスー5カルボン酸Naの刺激を抑えたり、起泡性を出すためにコカミドDEAなども含まれています。

 

なぜ、石けん系成分とアミノ酸系成分が一緒に入っている?

石けんシャンプーは洗浄力、脱脂力共に優れ、環境にも優しい物質です。
一方のアミノ酸シャンプーは、一応、界面活性剤なので洗浄力がそれなりにありますが、頭皮や髪への刺激が抑えられ、保湿効果もあり、高級なシャンプーにはよく入っています。

この二つの性質の成分がボストンアロマシャンプーには入っているわけですが、この成分が入っている理由をボストンアロマシャンプーの公式サイトの中に、ポイント①の「ダメージは抑えて汚れは落とす」でも掲載しています。

ポイント①の内容をザッというならば、余分な頭皮の皮脂や汚れを除去することは必要であるけれど、除去しすぎても頭皮環境を悪化させる、それを実現するのが石けん系とアミノ酸系のコラボであるという内容です。

これをもう少し皆さんの一番関心度が高いと思われるAGA(男性型脱毛症)の方面から解説いたします。

参照URL: ヘルスケア大学「アミノ酸シャンプーの効果とは」
http://www.skincare-univ.com/article/006688/

 

アミノ酸系と石けん系の成分のコラボはAGA改善をサポート

AGAの発症には、男性ホルモンが関与しています。

男性ホルモンの作用は色々ありますが、その一つに皮脂の分泌を促進する作用があります。
そのため、AGAの人の頭は過剰な皮脂でベタついています。

今までの育毛剤や育毛シャンプーの公式サイトでは、AGAは皮脂が過剰であることから、「皮脂を根こそぎ取り除く」ということを強調するばかりな内容のサイトが非常に多くありました。

しかし、皮脂の取りすぎも、また、頭皮環境を悪化させてしまうといわれるようになり、最近はボストンアロマでゃンプーのように、皮脂の取りすぎもまた、警戒しなくてはいけないと訴えるサイトが増えてきています。

石けん系成分で洗浄力や脱脂力を、アミノ酸系成分で保湿性アップを!

保湿性アップは、頭皮環境の改善につながります。

また、アミノ酸系界面活性剤は、頭皮の刺激性を抑えてくれます。

石けんという界面活性剤は洗浄力,脱脂力共に優れているのですが、頭皮への刺激が強く、保湿性も失われていきます。

石けん系成分でしっかりと洗浄して、余分な皮脂を落とします。そのデメリットとして頭皮への刺激が増強、保湿性のダウンが予測されますが、そのデメリットをアミノ酸系成分やその他の成分で改善していきます。

どちらか一方では、しっかりと皮脂の除去はできても、頭皮環境は悪化、アミノ酸系成分のみでは保湿性は保たれても、洗浄力がやや低下してしまい、過剰な皮脂の除去を行うことが難しくなります。

一方、シャープがプラズマクラスターの開発研究で頭皮改善は脱毛防止につながることを究明し、それを製品化につなげようとしています。
詳細を知りたい方は下記の記事をお読みください。

参照URL:ニュースリリース「プラズマクラスター技術※1での頭皮のバリア機能※2向上(頭皮環境改善)による育毛効果を実証」
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/161013-a.html

次は、商品名にも含まれている「アロマ」について。
ボストンアロマシャンプーには「ユーカリ葉油」「ティーツリー葉油」「ヒノキチオール」などのアロマ成分が含まれています。

ボストンアロマシャンプーはアロマのどこに期待しているのでしょうか?

 

ティーツリー葉油をボストンアロマシャンプーに入れた理由

ユーカリとかヒノキチオールなどを耳にした人も多いと思いますが、ティーツリーというアロマオイルはあまり聞いたことないかもしれません。

ティーツリーは、髪の毛にどんな影響をもたらすのでしょうか?

ティーツリーはアロマオイルとして使用されています。
オーストラリア原産で、先住民のアポリジニーの人々によって伝来されてきました。

ティーツリーは強力な抗菌作用を持っている

ティーツリーの殺菌力がどれほど強力かということは、細菌、インフルエンザの予防にも活用されるようになったということでもお分かりいただけると思います。
また、非常に治りにくいことで知られている爪水虫(白癬)にも効果があるのではと期待されています。
その他には。ニキビの改善にも効果があります。
ニキビは皮脂の多いところにできますが、頭皮ニキビの改善、予防にも有効であると考えます。
一時的に薄毛の発生も見られる頭皮の湿疹にも、効果的ですね。
要するに、ティ―ツリーの活用で頭のフケや痒みを緩和できるということです。

参照URL:わかさの秘密「ティートリ」
http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/_teatree/
参照URL:公式サイト「ボストンアロマシャンプー」
https://g-prj.com/product-buy-form/m_sha

 

ユーカリやヒノキチオールも殺菌効果、収れん作用があるので、抗菌力のパワーアップを感じることができるでしょう。
アロマオイルの過剰使用も頭皮などに悪影響を及ぼしますが、このような製品は必ず、厚生労働省の厳しい検査をパスしてから市場デビューとなります。

含有量の記載はありませんが、使用上での安全性は保持されています。
とはいえ、皮膚が敏感な人はパッチテストするとか、少ない回数から始めるなどの工夫をしましょう。

 

ほったらかしのシャンプーでないことは確かです。

とにかく、しっかり洗って清潔にしたあとは「知―らないっ」といったタイプのシャンプーではないことは確かのようですね。
石けんの洗浄力や脱脂力の強さを利用し、そのデメリットを補うアミノ酸系界面活性剤で改善します。
脂のとれたパサパサの髪や潤いのなくなった頭皮に対するケアを行う成分もしっかり入っています。ポリクオタニウム-10なども入れ、保湿性アップに力を注いでいます。

ボストンアロマシャンプーはノンシリコンシャンプーではありますが、手触りのいい髪の仕上がりを目指しているのがよくわかりますね。

 

まとめ

① 石けんシャンプーとアミノ酸系シャンプーのコラボのいいところ
② ティーツリー葉油の強力な殺菌作用
③ ほったらかしをしないシャンプー

について、ボストンアロマシャンプーの効果の特徴についてご紹介させていただきました。

非常にたくさんの植物エキスが配合されていますが、それぞれがマニュアル通りにに効果を出しているとは思えないし、あるいは、それ以前に効果があるほどの濃度がしっかり含まれているのかということも懸念されます。

しかしながら、それ以外の項目は、髪のため、また、頭皮のためと考えられたシャンプーではないでしょうか?