リマーユスカルプシャンプーは頭皮と毛髪に不安のある方に向けて開発されたという馬油とアミノ酸系の界面活性剤のバランスを配慮したスカルプケア用のシャンプーです

シャンプーという作業が頭皮と毛髪の汚れを落とすためのものではなく、洗浄後の頭皮のケアまで意識するようになり、ノンシリコンはもちろん頭皮に刺激のある人工的な添加物を添加しないという消費者ニーズに合わせて、様々なスカルプケアを目的としたシャンプーが開発されています。

確かにシリコンを含む人工的な添加物には傷んだ頭皮に刺激のある成分もありますが、も頭皮に悪影響を与えるのは洗浄力の強い界面活性剤です。
ところが、界面活性剤をマイルドにし過ぎると洗浄力が低下し、シャンプーの本来の目的が達成されないという問題点が発生します。

この矛盾を回避するために各社苦労しているわけですが、リマーユスカルプシャンプーはその問題を馬油とアミノ酸系界面活性剤の組み合わせを調整することで回避したスカルプシャンプーということです。
製造販売しているリバテープ製薬株式会社は創業130年という老舗の製薬会社で、長年にわたる研究開発の結果、たどり着いたのがリマーユスカルプシャンプーです。

このサイトでも、馬油を使ったシャンプーがありましたよね?
このサイトで紹介したウーマシャンプープレミアムが馬油を使ったシャンプーですが、馬油を使った化粧品やシャンプー・育毛剤は結構たくさんあります。
馬油はそんなに皮膚に良いということですか?
それでは、リマーユスカルプシャンプーを検証する前に、先ずは、復習もかねて馬油について説明しましょう

 

馬油の皮膚を保護する効果は脂肪組成にある!

馬油というのは株式会社薬師堂の登録商標であり、日本では昭和63年に初めて化粧品原料として認可された原料です。

「馬油」と書いて「バーユ」と読むようになっていますが、「マーユ」と読む人もいるようです。
株式会社薬師堂では、馬油100%の「ソンバーユ」という商品名で、マルチスキンケアオイルとして販売されています。

というのも、馬油は火傷の民間伝承薬としてだけでなく、肌荒れ、ひび、あけぎれ、切り傷、痔など、万能治療薬として昔から使われている成分なのです。
初めて使用した人がどうやって治癒効果を見出したのかは分かりませんが、食用にも使えるような馬油ですので効果が無くても普通に油剤として使うこと自体は問題ないという認識から始まったのではないかと推測されます。

皮膚に良いからという理由で何となく使われていた馬油も研究が進み、以下に示すようないろいろな効果が分かっています。

皮膚への浸透力
皮膚の保湿力の向上
抗菌作用
血行促進効果

 

馬油は人の体内にある脂肪酸の組成に近い!

人の体の中にある脂肪は、炭素源が枯渇したときのための貯蔵エネルギー源として利用されますが、外部からの衝撃を緩和するクッション代わりの働きもあり、体温に合わせて適度に流動性を持っている必要があります。

体脂肪は脂肪酸にしてから利用されますが、脂肪酸は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分類することができます。
飽和脂肪酸は不飽和脂肪酸に比べて融点が高く、他の哺乳動物に比べて体温の低い人では不飽和脂肪酸の割合が多くなっています。

牛や豚は平熱が38℃の後半にありますが、馬は37.5℃と人の平熱に近い動物であり、体内に保有する脂肪の組成も人に近い動物であるということになります。

実際に、牛や豚の脂肪はほとんどが飽和脂肪酸と呼ばれる脂質であるのに対し、馬油の脂肪酸組成は不飽和脂肪酸が60% ~65%と圧倒的に多く、人の脂肪酸組成に近いということです。

 

馬油が皮脂膜や細胞間脂質を補う!

毛穴に存在する皮脂腺から分泌される皮脂は血中の脂質を利用してつくられますし、皮膚の角質層にある角質細胞同士をつないでいる細胞間脂質と呼ばれる物質にも血液中の脂肪酸が利用されています。
すなわち、人の脂質と構成が似ている馬油は人の皮脂や細胞間脂質の代わりになることができるということで、様々な効果が期待できるようになります。

馬油のスカルプケア効果

  • 頭皮や毛髪に馬油が薄い膜になることで皮脂膜の代わりに皮膚や毛髪の保水力を高める
  • 乾燥や炎症で傷んだ角質層をつなぐ細胞間脂質を補うことが可能
  • 細胞間脂質と似ている組成の馬油が有効成分を角質層の内部に浸透させる

馬油はシャンプーで取り除かれた皮脂や細胞間脂質を補うことで傷んだ角質層をカバーするだけでなく、馬油に含まれるリノレン酸という不飽和脂肪酸が血液の流動性を高めることによって皮膚の新陳代謝を高める働きもあります。
血行が良くなることで代謝が活発になれば配合されている有効成分や発毛に必要な栄養素が効率的に利用されることにつながります。

また、細胞間脂質にも馴染みやすい馬油は角質層に浸透しやすい組成になっていますので、馬油に溶けている有効成分が効率的に表皮の奥まで届けられる効果も期待できます。

参照元:馬油と梅雲丹の薬師堂
https://www.yakushido.com/
参照元:馬油と梅雲丹の研究 馬油の効能とその理由
http://www.bahyu.com/

なるほど!馬油が配合されることによって、シャンプーで汚れと共に除去された皮脂膜が補填されるので、頭皮と毛髪の潤いがシャンプー後もキープできるようになるということですね
そういうことです。リマーユスカルプシャンプーは馬油があることで直接刺激を与える界面活性剤は無理にしても、頭皮への刺激を抑えた界面活性剤を配合しても頭皮ケアが可能なシャンプーです
でも、皮脂を洗い流せる界面活性剤ならば馬油も一緒に流れてしまいませんか?
そこが開発のポイントで、馬油と人の皮脂の微妙な組成の差を利用して皮脂は流れるけれども馬油は残せるような低刺激のアミノ酸系界面活性剤を絶妙のバランスで配合しているわけです。

 

アミノ酸系界面活性剤のバランスとは?

シャンプーに洗浄剤として配合される界面活性剤には、親油基と呼ばれる皮脂に馴染みやすい化学構造と親水基と呼ばれる洗い流す水と馴染みやすい化学構造を併せ持った物質です。

親水基にどのような物質を持ってくるかで洗浄効果が大きく変化し、硫酸系のような強い酸を付与すると洗浄効果は強いのですが頭皮への刺激も強くなってしまいます。

一方、アミノ酸はタンパク質を構成する物質であることからも分かるように、頭皮に対する刺激も少ない反面、洗浄力は弱くなってしまいますが、アミノ酸の種類を変えることで洗浄力も微妙に変化してきます。

リマーユスカルプシャンプーに配合されている界面活性剤

  • ラウロイルメチルアラニンNa(アミノ酸系界面活性剤)
  • ラウロイルアスパラギン酸Na(アミノ酸系界面活性剤)
  • コミカドDEA(中性界面活性剤)
  • コミカドプロピルベタイン(両性界面活性剤)

コミカドDEAやコミカドプロピルベタインというのは、泡のきめ細かさや安定性に関与する成分で、コンディショニング効果もあるヤシ油から合成される界面活性剤です。

2種類のアミノ酸系界面活性剤の配合割合は分かりませんが、公式サイトによると、プロの美容師が泡立ちや洗浄力に満足しているということです。

ここまでのお話から察するに、同じように馬油を使っているウーマシャンプープレミアムとコンセプトが似ていますねぇ
使用している界面活性剤は大きく違っていますが、考え方は同じだと思います。ここまでくると洗浄力については利用者の好みの問題かと思います。
他に、両者の差はありますか?
馬油の持つもう一つの効果である成分を表皮の奥まで浸透させる能力で運ばれる有効成分に何を使っているかということです

 

リマーユスカルプシャンプーに配合されている毛髪・頭皮ケア成分は?

リマーユスカルプシャンプーに配合されている成分は以下の通りです。

馬油、水、コミカドDEA、ラウロイルメチルアラニンNa(アミノ酸系界面活性剤)、ラウロイルアスパラギン酸Na(アミノ酸系界面活性剤)、コミカドプロピルベタイン、PEG-40水添ヒマシ油、ソルビトール、ラフィノース、加水分解コラーゲングリチルリチン酸2Kハトムギ種子エキス冬虫夏草エキスビワ葉エキス、ソメイヨシノ葉エキスアカヤジオウ根エキス、オレンジ油、ローマカミツレ油、ユーカリ油、メントール、フィチン酸、クエン酸、ポリクオタニウム-51、ポリクオタニウム-10、エチルヘキシルグリセリン、エタノール、フェノキシエタノール、グリセリン、BG、トコフェロール、塩化Na

成分の種類としてはウーマシャンプープレミアムの方が断然多く、リマーユスカルプシャンプーはウーマスカルプシャンプーのミニチュア版のように見えるかもしれませんが、頭皮ケアや育毛に必要な成分は揃えられています。

成分が多ければ良いというわけでもないでしょうから、使ってみてどちらが自分に合っているかということでしょうね
どちらのシャンプーも馬油の存在と通常のシャンプーよりもマイルドな洗浄力でありながら、スカルプケアシャンプーにしては強めの洗浄力というのが特徴です。使用後の爽快感や泡立ち、匂いといった嗜好性の部分が大きいのかもしれません

当サイトではこの他にも色々な育毛シャンプーを利用し効果を纏めていますので、併せてご覧いただけますと幸いです。