ウーマシャンプープレミアムは、たくさんの育毛剤や育毛シャンプーが誕生しては消滅している中、10年間も売れ続けている有名な製品です。
私セイジが育毛シャンプーの検証を始めた初期(約3年前)に使ったシャンプーでもあり、何年経ってもユーザから支持され続ける名品です(既に更新は止めましたが、当時レビューをしたサイトがあります)。
「ウーマ」という名前はこのシャンプーの特徴となっている馬油(バーユ)という成分の「馬」との語呂合わせかと思いますが、人気の秘密も馬油にあると考えられます。

ウーマシャンプープレミアムの特徴となっている馬油は文字通りの馬の体にある脂肪を抽出して精製したものですが、「動物の脂肪を頭に塗ったらベトベトになりそう!」と思う人もいるかもしれませんが、馬の脂肪は牛や豚の脂肪とは性質がことなります。

馬油は火傷をした際の治療に使われる民間伝承薬の一つで、多くの肌荒れ対策のクリームや育毛シャンプーなどに配合されている優秀な成分です。

髪の毛の汚れを落とすだけでよい普通のシャンプーとことなり、髪の毛を洗いながらも頭皮のケアを施し発毛を促す準備をするために使用する育毛シャンプーでは馬油が重要な成分であるというのがウーマシャンプープレミアムの基本的な考え方です。

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色々な育毛シャンプーが出てくる中で、ウーマシャンプーは「フケの発生を抑制する」という特徴があり、この効果も長年支持されています。なお、楽天市場のシャンプー部門で堂々の1位を受賞しています。
また、ウーマシャンプーには「頭皮環境リプレイス理論」という何やら凄そうな理論があります。その理論を有効にしていると考えられる成分が馬油であるということです。

ウーマシャンプープレミアムの効果を知るためには、馬の脂肪が牛や馬の脂肪とどこが異なっており、どんな機能があるのかを理解する必要があります。

 

ウーマシャンプープレミアムのこだわり成分である馬油の効果とは?

馬油は、火傷の民間伝承薬としてだけでなく、肌荒れ、ひび、あけぎれ、切り傷、痔などの治療にも広く使われている成分で、原料が食用にも利用されている馬の脂肪ということで安心して利用できることが広く知られています。
また、食用にも使えるだけでなく副作用がないということで、医師の処方がなくても安心して使用できると認識されています。

馬油というのは、株式会社薬師堂の登録商標であり、日本では昭和63年に初めて化粧品原料として認可された原料です。
株式会社薬師堂では、馬油100%の「ソンバーユ」という商品名で、マルチスキンケアオイルとして販売されています。

そんな歴史のある馬油の効果はというと、以下の四つがよく取り上げられています。

  • 皮膚への浸透力
  • 皮膚の保湿力の向上
  • 抗菌作用
  • 血行促進効果

 

この四つの効果がウーマシャンプープレミアムの頭皮環境リプレイス理論を実践するために必要な育毛効果というわけです。

頭皮環境リプレイス理論
強く太い髪を育てるには、その土台となる頭皮環境が重要。
毛髪の生まれ変わりのサイクルに合わせて、頭皮の乱れた環境を整えることで、理想的なハリやコシ、ボリューム感を実現する。

簡単に言えば、馬油の力で頭皮環境を正常にし必要な栄養素を毛根に供給することで、成長期の途中で抜けてしまうようなことが無いようにするというわけです。

参照元:馬油と梅雲丹の薬師堂
https://www.yakushido.com/
参照元:馬油と梅雲丹の研究 馬油の効能とその理由
http://www.bahyu.com/

ウーマシャンプープレミアムでは馬油が持っている上記の育毛効果をどのように利用しているのでしょうか?

 

ウーマシャンプーに含まれる主な成分

ウーマシャンプープレミアムには、馬油以外にも色々と育毛・発毛に有効な成分が含まれています。

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馬油のようにウーマシャンプープレミアムに特化した成分はありませんが、馬油の持つ浸透力と合わさることで皮膚の奥まで浸透し頭皮を元気な状態にすることで有効成分が効果的に利用されるようになっています。
馬油の浸透力向上効果があればできるだけ多くの有効成分を配合することが大切になってくるのかもしれません。

ここでは、主だった成分をご紹介させていただきます。

 

アミノ酸BCAA


BCAAは分岐構造を持つバリン、ロイシン、イソロイシンという3つのアミノ酸の総称ですが、筋肉に含まれるたんぱく質の35%はBCAAであると言われています。
加齢に伴い筋力の低下した頭皮に活力を与え、ハリのある頭皮を取り戻すことが期待できます。

 

ガゴメコンブ


ガゴメコンブに豊富に含まれるフコイダンには、発毛を促進しヘアサイクルの成長期を保つ作用のあるFGF-7という成長因子の生成を促進することがタカラバイオ株式会社によって発表されています。
特に、ガゴメコンブに含まれるフコイダンは、オキナワモズクなどの他の海藻に含まれるフコイダンよりもFGF-7を活性化する能力が高いということです。

参照サイト:タカラバイオ株式会社 健康食品事業 がごめ昆布のぬめり成分「フコイダン」

https://agribio.takara-bio.co.jp/technology/kaisou/

 

加水分解ケラチン

毛髪のケラチンは毛母細胞によって生産されるたんぱく質ですが、豊富に含まれているシスチンというアミノ酸が橋渡しをして隣同士のケラチンを繋ぎ合わせて毛髪に強度を与えています。

ケラチンは水に溶けないたんぱく質ですので加水分解することによってポリペプチドに分解して溶けるようにしたのが加水分解ケラチンです。
基本となるケラチンの構造は残っていますので毛髪に含まれているケラチンと結合することで髪の毛に強度を与える成分となっています。

 

グリチルリチン酸2K

甘草という生薬に含まれている抗炎症作用のある成分がグリチルリチン酸ですが、育毛シャンプーではよく使われる定番成分です。
シャンプーに配合することによって、頭皮の荒れやフケから生じる炎症を抑えることで、痒みを抑える効果が期待されます。

ここまでの説明でもウーマシャンプープレミアムは馬油が中心となっていることは明白ですが、馬油の効果を理解するためには、馬油そのものがどのような物質で効果のメカニズムについても理解する必要があります。

 

馬油は人の脂質に組成が似ている!

馬の脂肪と牛や豚の脂肪が大きく違う点は不飽和脂肪酸が60% ~65%と圧倒的に多いということにあり、牛や豚の脂肪はほとんどが飽和脂肪酸と呼ばれる脂質です。
そして、人の脂肪を構成する不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸に最も近いのが馬の脂肪であり、当然ながら、馬の脂肪を精製してつくられる馬油も人の脂肪に近いということになります。

 

馬油が皮脂膜や細胞間脂質を補う!

人の体の中にある脂肪は脂肪酸にしてから利用されますが、脂肪酸は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分類することができます。
植物油が室温で液体であるのに対して動物性の脂肪は固形となっているのは、動物性の脂肪が圧倒的に飽和脂肪酸が多いからです。
言い換えると、不飽和脂肪酸は常温でも流動性に富んだ液体であり、植物油に含まれるリノール酸やリノレン酸、あるいは魚油に含まれるエイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)は不飽和脂肪酸です。
そして、血中の総コレステロールや中性脂肪の量を抑える作用、さらには、動脈硬化のリスクを下げる作用があるということで健康食品によく利用されているのが、リノレン酸やEPA、DHAといったω3系の不飽和脂肪酸です。

一方、毛穴に存在する皮脂腺から分泌される皮脂は血中の脂質を利用してつくられますし、皮膚の角質層にある角質細胞同士をつないでいる細胞間脂質と呼ばれる物質にも血液中の脂肪酸が利用されています。

すなわち、人の脂質と構成が似ている馬油は人の皮脂の代わりになることができる、言い換えると、皮や毛髪に馬油が薄い膜になることで皮脂膜の代わりに皮膚や毛髪の保水力を高めることが可能になるというわけです。

また、角質細胞をつなぐ細胞間脂質にも馴染みやすく浸透しやすい組成になっていますし、加齢に伴い減少した細胞間脂質を補うことでバリア機能が回復するという効果も期待されます。

液状の馬油が他の有効成分も皮膚に浸透させる!

体温で流動性が上がった馬油が皮膚に浸透する話は分かっていただけたと思いますが、馬油が液状の油になっているということは油に溶ける、すなわち、親油性の有効成分は馬油に溶けて馬油と一緒に皮膚の奥へと浸透していくことになります。
また、皮脂膜の代わりに頭皮の保水性を保つことができる馬油の作用によって、親水性、すなわち、水に溶ける成分はより皮膚に浸透しやすくなります。

何よりも、ウーマシャンプープレミアムを継続して使うことによって頭皮環境が回復し、正常な状態、あるいは正常な状態に近づいた頭皮が有効成分の吸収力をさらに高まっていくことになります。

 

馬油が悪化した血流を改善

馬油に含まれるリノレン酸という不飽和脂肪酸は、血液の流動性を高めることによって皮膚の新陳代謝を高める働きもあります。
血行が良くなることで代謝が活発になれば、ウーマシャンプープレミアムに配合されている有効成分や発毛に必要な栄養素が効率的に利用されることにつながります。

AGAの場合、AGAの最大原因である男性ホルモンの過剰分泌を抑える成分ほどの発毛効果はありませんが、血行をよくして毛母細胞まで栄養を運び発毛を促進させるというわけです

 

ウーマシャンプープレミアムの総合評価

ウーマシャンプープレミアムは、馬油の効果を活かし、様々な配合成分が効果的に頭皮ケアを行い、乱れたヘアサイクルを正常にする育毛シャンプーであると考えられます。
馬油だけでもお肌の保湿性を向上させることができるということですし、馬油の効果によって別途配合されている有効成分が育毛効果をパワーアップさせることが期待できます。

実際、ウーマシャンプープレミアムを利用した人の口コミでは、フケ・かゆみが減ったという喜びの声が多数見受けられますので、馬油効果が発揮されていることを実感できている人がリピーターとなってロングランの商品につながっているのだと感じました。

シャンプーのような長くても20分、30分という短い時間で流してしまうような作業の中でたくさんの有効成分が機能を発揮する時間があるのかということが懸念されますが、馬油が頭皮に浸透する際に有効成分を同時に連れていくことであれば、その心配もないのかもしれません。

 

セイジからみたウーマシャンプープレミアムの突っ込み所

ウーマシャンプープレミアムの根底にある頭皮環境リプレイス理論、並びに、その理論の中で馬油が重要な働きをするメカニズムも「なるほど!」といった感じです。

多種類の成分が配合されているのも馬油の効果を有効理由するためのものであって、闇雲に配合されているというわけではなさそうです。

ただ、これらの物質が全体量の何割ぐらい入っているのでしょうか?
特に一番の要の成分である馬油はどの程度入っているのでしょうか?

以下のウーマシャンプーに記載されている成分表を見ても、各成分の比率は書かれていませんでした

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一番最初に「馬油」と書かれてはいますが、配合されている分量については全く触れられていませんね。

ウーマシャンプーの購入をする人のほとんどが、馬油の素晴らしさを知って購入を決めていると思われますので、分量についてはきちんと記載した方が良いと感じました

もう一つ気になるのが、シャンプーの本来の目的である洗浄力に関わる界面活性剤です。

天然系の成分を使ったアミノ酸系の界面活性剤も入っていますが、硫酸系の界面活性剤も配合されているようです。
各界面活性剤も配合量は分かりませんが、頭皮への刺激や洗浄力が強すぎて「必要な皮脂まで落ちてしまうことはないのか?」、「配合されている馬油が界面活性剤とでくわすことで機能を発揮できないということはないのか?」など気になってしまいます。

素人でも気づくことなので、メーカーでは十分吟味して配合しているのだとは思いますが・・・。

 

ウーマシャンプープレミアムによる保湿力がフケの発生を抑える

ウーマシャンプーでも使われている馬油は非常に保湿性に優れた成分ですし、他にも、直接、あるいは、間接的に頭皮の保湿をケアする成分が配合されているようです。

頭皮の乾燥は発毛環境を低下させることはよく知られていますので、乾燥した頭皮が抜け毛の原因になるということは分かるのですが、そのことに異を唱える方もおられます。

最近、アトピー性皮膚炎などによる厳しい乾燥肌は「脱保湿」のほうが効果があるのではという皮膚科専門医が増えていることをご存知ですか?
簡単に言いますと、外部から常に保湿成分を与えていると、皮膚が持っている保湿機能が退化していくというものです。
保湿効果のある馬油を用いることでフケの発生を抑える効果があり、これがウーマシャンプープレミアムのセールスポイントにもなっており、実際、私セイジもウーマシャンプーを利用してフケが減った経験があります。

それに対して反論する専門医もいますが、保湿剤を使用しない治療はかなり辛いようです。

乾燥がひどくなると、痒みや痛みが出ます。それだけでなく、皮膚表面に粉が吹いたり、掻き過ぎて皮膚が傷つき、細菌が付着することもあります。このような試練に耐え、アトピー性皮膚炎が改善した例もあるようです。

「脱保湿」による治療がよく知られるようになった今、育毛シャンプーを使用される人の中にはアトピー性皮膚炎に罹っている人もおられると思いますが、「脱保湿」をお考えの人は、育毛シャンプーや育毛剤の使用も皮膚科専門医の指導を受けるようにお願いいたします。

参照URL

 

実際にセイジがウーマシャンプーを使ってみました!

今回も私セイジが実際にシャンプーを購入し使ってみました。

まずは、シャンプーを手に出してみました。ウーマシャンプーは透明で粘りもあまりないごく普通のシャンプーと同じ感触でした。他の育毛シャンプーと比べるとアルガンK2シャンプーに近いですね。

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泡立ちはかなりよく洗浄力は強めです、これは先に述べた通り硫酸系の界面活性剤が入っているためですが、頭皮への刺激が強い成分であるため素直には喜べません。

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市販のシャンプーと同じ程度の爽快感があるため、使い心地はかなり良いです。

3年前にウーマシャンプーを使った際は痒みやフケを抑えることができましたが、今回も昔と変わらず痒みを感じることがありませんでした

 

私セイジが考えるウーマシャンプーの評価まとめ

ウーマシャンプーの効能まとめ
  • 馬油が血行を良化し頭皮の代謝を助ける
  • ケラチンがぎっしりつまった太く健康的な髪に仕上げます
  • フケや痒みを抑える効果は今も健在
最後の「フケや痒みを抑える」効果は特に感動物で、ウーマシャンプーが持つ最大のメリットといえます。
フケや痒み対策でシャンプーをお探しの方は、まずはウーマシャンプーを試してみることをおすすめします。

一方で、馬油で血行が良くなり頭皮に栄養がいきやすくなり代謝もよくなるため、育毛シャンプーとしての役割も十分です。

他のシャンプーとの比較記事は以下で書いていますので、よろしければ併せてご覧いただけますと幸いです。