バイタリズムはピロミジロールという新規の育毛成分を中心としたシャンプーとコンディショナーを含むシリーズです。ご紹介させていただくのはシャンプーですが、基本的なコンセプトと中心となる有効成分は同じで、キーになっているのは新発想の新規成分となっています

バイタリズムスカルプケアシャンプーはテレビで活躍中の女性タレントとしても活動している皮膚科の医師である友利新女史がプロデュースした育毛シャンプーとして男性誌・女性誌の両方で取り上げられている注目度の高いシャンプーです。

「バイタリズム」の名前の由来は、生命という意味のある「VITAL」に主義の「ISM」をつなげて、頭皮の生命力を高めるというコンセプトが込められているということです。
皮膚科の医師がプロデュースしたシャンプーだけで毛髪よ頭皮の両方をケアできる、ある意味、育毛シャンプーではよくある話です。
男性用と女性用が用意されているということですが、両者の違いはフレグランスが違っているというだけでこれといって特徴があるわけではありません。

育毛シャンプーにありがちなコンセプトに商品構成、皮膚科の医師がプロデュースということは、それほど新発想のピロミジロールという新規成分に自信のあるシャンプーというように感じれらます。

確かに、ピロミジロールという育毛成分は聞いたことがありません
バイタリズムを販売しているのは大阪にある株式会社ヘアジニアス・ラボラトリーズという会社ですが、製造しているのはピロミジロールを共同開発したという(株)プロテックス・ジャパンのようです

 

バイタリズムの目玉成分「ピロミジロール」とは?

ピロミジロールという名前からは育毛効果のある一成分のように思われますが、5つの成分を組み合わせて配合した成分の名称であって、中心となっている成分はピロリジニルジアミノピリミジンオキシドという物質です。

ピロミジロールをに含まれる5つの有効成分

  • ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド
  • サッカロミセス溶解質エキス
  • キハダ樹皮エキス
  • 水溶性コラーゲン
  • 加水分解コラーゲン

配合割合は秘密のようですが、ピロミジロールを共同開発したのが(株)プロテックス・ジャパンというヘアケア・スキンケア化粧品を得意とする会社です。

 

(株)プロテックス・ジャパンはどんな会社?

化粧品・医薬部外品の研究開発及び製造を行っている会社で、受託製造やOEM研究開発を行うだけの研究所からスタートした、いわば、毛髪理論を知り尽くしたヘアケア・スキンケアのプロとでも言うべき会社のようです。
平成11年に自社ブランドであるハホニコを立ち上げ、美容室専用のトリートメント、パーマ液、カラーリング液などの販売を始め、今では、ハホニコに加えてエコニコなどのヘアケア・スキンケア製品として一般消費者向けにも展開しています。

(株)プロテックス・ジャパンは化粧品のOEM製造や開発も手掛けているということですので、バイタリズムは株式会社ヘアジニアス・ラボラトリーズの依頼と提案に基づいてバイタリズムの開発・製造を担っていると推測されます。

ちなみに、ハホニコ、エコニコのシリーズには、ピロミジロール、あるいは、ピロミジロールの5つの成分は配合されていませんので、ピロミジロールはバイタリズムだけのオリジナル成分ということになります。

参照元:(株)プロテックス・ジャパン 公式サイト 自社ブランドのご案内
http://protexjapan.co.jp/haircare/

なるほど、製造販売している会社はもとより、共同開発した会社も信用できるというわけですね
髪の毛と頭皮のことを熟知しているサロンをターゲットとした商品から始めているあたりは自社の研究開発力に自信があるということを意味しているのだと思います
そういうことなら、バイタリズムでしか体感することができないピロミジロールという成分が気になります
分かりました。ピロミジロールについては情報量が少ないのですが、分かる範囲で検証してみましょう

 

ピロミジロールに配合されているピロリジニルジアミノピリミジンオキシドは疑似ミノキシジル?!

ピロミジロールに配合されている5つの有効成分の中のピロリジニルジアミノピリミジンオキシドという成分が育毛効果の中心になる成分であり、育毛成分として有名なミノキシジルと同じ効果を持ちながらミノキシジルの使用によって起こる副作用が抑えられるという特徴があると言われています。

ミノキシジルはアメリカでは現在も血管拡張薬として利用されていますが、日本では経口タイプのミノキシジルは副作用リスクを考慮し認められず、AGA治療のための外用剤としてのみ認められています。
ミノキシジルが配合された外用育毛剤としては、アメリカではロゲインロゲインが発売され、日本ではリアップが発売され、当初はミノキシジル含有量が1%であったものが最新のリアップX5プラスではロゲインに合わせて5%まで引き上げられています。

さて、ピロリジニルジアミノピリミジンオキシドは別名ピディオキシジルと呼ばれる物質で、科学用語で言うならば、ミノキシジルの化学構造を一部変更したミノキシジル誘導体です。

上記のミノキシジルの化学構造の左側にある6角形の構造が5角形に変更した物質が、ピロリジニルジアミノピリミジンオキシドという物質です。
6角形が5角形になるというほんの少しの構造の変化が、外用育毛剤としてミノキシジルを使用する際の欠点や副作用を緩和することができるというわけです。

酵素や有機合成を利用したりして化学構造を変えて物質の物理的な性質や化学的な性質が変えるという技術は、副作用の強い医薬品候補物質の副作用だけを抑えたい場合や肱岡を強くしたい場合、あるいは、目的とする場所で効果を発揮させたい場合などによく使われる手法です。

 

ピロリジニルジアミノピリミジンオキシドのミノキシジルとの違いは?

ミノキシジルは血管拡張作用により血圧を下げる医薬品として開発され、副作用として体に毛が生えてきたことから育毛効果が注目されるようになった成分です。
血管拡張作用そのものが無くなってしまっては育毛剤としての有効医も消えてしまいますので、ピロリジニルジアミノピリミジンオキシドにも血管拡張作用があり、ミノキシジルの効果は先に示した化学構造の右側が重要であるということになります。

ミノキシジルを経口で服用するような場合には血管が拡がることにより心肺機能に不安のある方が使用することで重篤な症状が出ることが懸念されましたが、外用剤として使用する場合には経口服用のような大きなリスクはほとんど無いと考えられ、一般的に多い副作用は頭皮のかゆみやかぶれにあると言われています。
言い換えるならば、ミノキシジルは頭皮に浸透しにくいがために血流が良くなりすぎることによるリスクは減少しますが、それは育毛効果が発揮されにくいという欠点でもあります。しかも、頭皮内に分散されにくいために頭皮表面で高濃度になり化学物質アレルギーを起こすことにもつながる可能性もあります。

ミノキシジルがピロリジニルジアミノピリミジンオキシドになることで分子が小さくなることによる浸透性の改善効果があるのかもしれませんが、ミノキシジルの6角形の構造が5角形になることで浸透性が変化することを科学的に証明したデータはありませんので詳細は不明です。

構造の違いといってもほんのわずかな気がしますが、それでもそんなに違うものののですか?
頭皮への浸透力への影響は分子の大きさは一つの要因ですし、化学物質過敏症というのはほんの少しの違いが大きく影響するということもあります。有効成分を溶かすために使われる溶剤の使用量を減らすことができるのであれば影響が大きいかもしれません
詳細が分からないということは想像するしかないというわけですね
ピロリジニルジアミノピリミジンオキシドは医薬品・医薬部外品としては認められていませんが、化粧品原料としては認められていますので、安全性に関する十分な試験は行われているはずですし、メーカーの見解は実際に痒みやかぶれというミノキシジル外用剤の副作用は減っているということす
ところで、ミノキシジルよりも副作用が抑えられているというのはバイタリズムスカルプケアシャンプーに配合されているピロミジロールという複合成分での結果ですよね
ピロミジロールの他の成分にも副作用を抑える効果があるのかもしれません

 

ピロミジロールの有効成分を検証!

ピロミジロールの育毛効果の中心はミノキシジル誘導体であるピロリジニルジアミノピリミジンオキシドということですが、他にも、サッカロミセス溶解質エキス、キハダ樹皮エキス、水溶性コラーゲン、加水分解コラーゲンの4種類が配合されています。

  • サッカロミセス溶解質エキス:サッカロミセスというのはパン酵母と同じ種類の酵母であり、細胞の分裂や代謝に必要なアミノ酸、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれています
  • キハダ樹皮エキス:一般的にはオウバクエキスと呼ばれる成分であり、消炎・保湿作用のあることがわかっています
  • 水溶性コラーゲンと加水分解コラーゲン:コラーゲンを補充することで頭皮にハリとツヤを与え、健康的な頭皮を維持する

バイタリズムスカルプケアシャンプーでは、ミノキシジルと同じ効果がるピロリジニルジアミノピリミジンオキシドを単体で利用するのではなく健康的な頭皮を維持するための成分を補てんしていることから考えると、ピロリジニルジアミノピリミジンオキシドのミノキシジルの欠点を補う効果はそんなに強いものではないのかもしれません。

そういうことならば、ピロミジロールのピロリジニルジアミノピリジンオキシドをミノキシジルに変えても同じかもしれないということでしょうか?
実際のところはよくわかりません。ロゲインはミノキシジルだけですが、リアップX5プラスでは頭皮の炎症をケアする成分も配合されていますので、サポート成分で痒みをカバーすることは可能かもしれません
真偽のほどは試してみなければ分からないということかもしれませんね。バイタリズムスカルプケアシャンプーのピロミジロール以外の成分はどうなっていますか?
それでは、バイタリズムスカルプケアシャンプーのピロミジロール以外の成分も検証してみましょう

 

バイタリズムスカルプケアシャンプーに配合されているサポート成分

洗浄面においては「敏感肌を洗えるほどの優しさを実現」というキャッチコピー通り、頭皮や髪の毛を労わりながら洗浄できる植物由来のグルコシド系洗浄剤とアミノ酸系洗浄剤を使用しています。

また、保湿作用、抗炎症作用、抗酸化作用などの効果が期待されるサポート成分や頭皮の健康を保つためのアミノ酸類が配合されており、他のスカルプケアシャンプーより優れているかどうかは別として、頭皮の健康を意識したスカルプシャンプーであるということは間違いなさそうです。

バイタリズムスカルプケアシャンプーに配合されるサポート成分

アルガニアスピノサ芽細胞エキス、アロエベラ葉エキス・モモ葉エキス・トウキ根エキス・センキュウエキス・ショウガ根エキス・クララエキス・オタネニンジンエキス・カンゾウ根エキス・アラニン・リシン・アルギニン・トレオニン・プロリン・セリン・グリシン・グルタミン酸

ちなみに、他の育毛ケア製品にあまり見られないアルガニアスピノサ芽細胞エキスという成分がありますが、モロッコの砂漠にしか生えない7年間も雨が降らなくても枯れずに生育するという強靭な力を保持する植物の新芽のエキスで傷んだ頭皮の修復機能を高める効果があります。

ミノキシジルが配合されている育毛シャンプーはあまりありませんし、シャンプーからミノキシジルを体感するにはバイタリズムスカルプケアシャンプーは試す価値がありそうです
そうですね。直ぐに洗い流してしまうようなシャンプーに使用するには、ミノキシジルの頭皮への低浸透力は大きな問題です。ピロリジニルジアミノピリミジンオキシドの使用によってミノキシジルの育毛効果をシャンプーに持ち込めるということが可能であるならば意味があるのかもしれません

当サイトではこの他にも色々な育毛シャンプーを利用し効果を纏めていますので、併せてご覧いただけますと幸いです。