シャンプー方法、シャンプー剤の選択もまた、薄毛、抜け毛対策の重要なポイントです。

正しい方法でシャンプーをしていなければ、例えば、毎日シャンプーしていてもそれがかえって逆効果になることも多々、あります。

毎日のシャンプーは洗いすぎ?

最近はキレイ好きな男子も増え、毎日、シャンプーをしている人も少なくありません。しかし、毎日シャンプーしているにも拘らず、抜け毛、薄毛が改善されないと悩む人が多いのです。

毎日のシャンプーがいけないのでしょうか?

毎日のシャンプーは洗いすぎなのでしょうか?

実は毎日シャンプーしていても、抜け毛、薄毛が改善されないのは、シャンプーの仕方が間違っているため、しっかり皮脂や汚れが落ちていないことが原因です。

皮脂の汚れがとれれば、程度の差こそあれ、髪の状態は良くなっていきます。

正しくシャンプーができていれば、毎日、洗う必要がないなと自分でわかるはずです。

ただ、仕事や体質によっては例えば、埃っぽい建設現場で働く、ずっとヘルメットをかぶって皮脂の逃げ場が無い、異常な汗かき、このような人は毎日、シャンプーをしたほうがいいと考えます。

毎日のシャンプーが問題なのではなく、シャンプ―剤の選択やシャンプーの仕方が問題なのです。毎日、シャンプーをしたほうがいいと判断した場合、皮脂をとり過ぎないシャンプー剤にして毎日、洗うことのほうが大切です。

要するにシャンプーをマメにするからといっても、正しいシャンプーができていなければ、薄毛、抜け毛は改善されません。

自分に合ったシャンプー剤の選択

  • 汚れはしっかり落としつつ、脂分は適度に残せるシャンプーが理想的です。
  • 泡立ちがいいもの。しっかりと泡立て、髪の摩擦を防いでキューティクルがはがれないようにします。
  • シャンプーの洗い落としがしっかりできること。頭に石けん分が残っていると、頭皮が傷み、抜け毛、薄毛の原因につながります。
  • 頭につけてもみこむと、もつれる、からむ、すすいだ後髪がきしむというシャンプーは、髪のダメージにつながるので、シャンプーの品質としてはNGです。

このような素材のものが、安売りのシャンプーなどに混じっています。

シャンプー中に頭皮がヒリヒリしたり、触れた手が荒れた時は、シャンプーが自分にマッチしていないと考え、使用を中止しましょう。

その後も、しばらく頭皮等に異変が起きていないか、よく観察。痒みなどが出れば、早めに病院を受診しましょう。

 

シャンプーには育毛効果はない?

日本でも男性型脱毛症に高い効果のある前に紹介した「ミノキシジル」「フィナステリド」は皮膚科学会ガイドラインでは、発毛剤として推奨されていますが、これらを配合したシャンプーは日本では販売することは禁じられています。

そのため、海外からの個人輸入ということになりますが、安全性、薬事法の点から考えても、資格を持たない個人の輸入はお勧めいたしません。

日本で、育毛シャンプーとして販売されている商品のみで育毛効果は望めないと専門医の間では考えられています。

しかし、、良質なシャンプーは洗浄力があり、頭皮を衛生的にし、血行を良くするので、髪の毛が生えやすい下地作りに大変有効です。また、優れた養毛剤も整えられた頭皮につけることでさらに効果を発揮します。

例えば、日本で作られ、売られているミノキシジルの商品名はリアップですが、このシリーズでのシャンプーでもやはり、ミノキシジルは含まれていません。そのかわり血行促進する物質や洗浄剤などがバランスよく配合されています。

従ってシャンプーは育毛となっていなくても、しっかり洗浄できて、頭皮に強い刺激性がないものであれば、値段も安いもので十分と考えられます。シャンプー選び以上にも大切なのは、正しくシャンプ―をすることです。

 

正しいシャンプ―方法

  • 髪全体をブラッシングします。髪と頭皮の間に埋もれたフケやホコリを外に出します。

頭皮を刺激することで血行も良くなりますが、やり過ぎて頭皮を傷つけないようにしましょう。

  • 一度、シャワーで頭全体をまんべんなく濡らします。これでブラッシングして浮立たせたフケなどを落とします。また、頭皮が柔らかくなり、シャンプー剤とマイルドに絡みやすくなります。
  • シャンプー剤を掌にとり、しっかりと泡立てます。泡立てずに直接、髪や頭皮につけたりすると、すすぎの時など、シャンプー剤が残りやすくなります。しっかり泡立てることで、髪全体にシャンプー剤が同じ濃度でゆき渡り、後のすすぎもやりやすくなります。
  • 薄くなりやすい頭頂部からつけるよりは、髪の毛の量が多い後頭部からつけ、そこから耳の後ろ、頭頂部に向かって洗います。頭頂部のほうに頭皮が出ていることが多いので、薄まったシャンプー剤の泡で十分、汚れが落ちます。頭頂部から前頭部へ洗い進めていきますが、その時、絶対に爪をたてたり、かきむしるような洗い方をしないようにしましょう。
  • 絶対に髪や頭皮にシャンプー剤が残らないよう、しっかりと丁寧にすすぎます。シャンプー剤が残っていると、その部位に炎症がおきたり、汚れが付着しやすくなります。
  • シャンプー後、タオルで拭く時、髪の毛同士をこすり合わせないようにします。キューティクルがハゲやすくなります。こすりあわせるのではなく、タオルの上から軽くパンパンと叩きながら、大まかに乾かします。
  • ドライヤーでしっかり乾かします。乾かしすぎも、濡らしっぱなしもNGです。ドライヤーをあてすぎると、頭皮が乾燥してフケになりやすく、血行も悪くなります。一方、濡れたままだと、ごみやほこりが付きやすくなり、細菌の繁殖の元になります。

どのシャンプー剤でも品質が一定以上のものであれば、洗浄の仕方一つで良質なシャンプ―剤と感じたり、劣悪なシャンプ―剤と感じたりします。

 

リンスはどのようにつける?

最近はリンスインシャンプーになっている製品を使っている人が多いです。

しかし、髪が元気で、または髪が短い場合はリンスを無理につける必要はありません。

たしかに、髪をコーティングして手通りが良くなります。もつれないサラサラ感がとても良いです。髪のダメージも改善したのかと錯覚してしまいます。

リンスは髪をコーティングしてしまう、つまり膜を張るということです。だから、もつれやすい毛先にだけつけます。毛の表面だけで内部には浸透しません。そのため、頭皮のほうまでつけてしまうと、毛穴をリンスの油脂膜で塞いでしまい、毛穴での新陳代謝を妨害してしまい、薄毛、抜け毛の原因になります。

リンスは毛先のパサツキ、キューティクルを保護、髪の毛の乾燥の予防に有効な手段です。

毎日、シャンプーするという場合は、リンスも原液は濃すぎるので、水で少し薄め、毛先を重点的につけていきます。

 

リンスとトリートメント

トリートメントもコーティング効果はあり、毛髪の中にまでトリートメントのたん白成分が浸透し、栄養を行き渡らせていきます。

また、リンスもトリートメントも毛穴には付けないようにしなくてはいけません。毛穴からは常に油脂成分が出ています。

そこにリンスなどの油脂膜が重なると、過剰に油脂がついてしまいます。そのため、リンスやトリートメントはできるだけ毛穴の方までつけないようにしなくてはいけません。頭皮にはつけず、毛先に向けてつけていきます。

またトリートメントは毛髪内部まで浸透するので。つけたら、しばらく流さずにおいておくと、効果的です。