枝毛や切れ毛の原因はAGAの原因とは全く違いますが、明らかに薄毛に向かうサインでもあります。
従って、枝毛や切れ毛の予防もまた、いずれ薄毛改善につながるということをこれから検証していきます。

枝毛や切れ毛は頭皮環境の悪化やキューティクルとの関係が原因であったりしますが、頭皮環境やキューティクルもまた薄毛と関係していることが、メーカーや研究者の研究発表などで明らかにされています。

枝毛や切れ毛になる原因

枝毛や切れ毛は、頭皮や毛先に色んなダメージを与えてしまったことが原因でなります。

頭皮や毛先へのダメージとはどんなことでしょうか?

 

カラーリング液やパーマ液が原因

最近、髪へのダメージを考え、髪に優しい成分をカラーリング液やパーマ液に配合することも多くなっています。

しかし、それでもなお、使用する薬液が髪の内部に浸透しケラチン繊維を破壊したりして、それぞれの目標を達成するわけですから、髪や頭皮へのダメージはかなりのものということになります。

このような浸透を繰り返していると、外敵から髪を守り、潤いや保湿性を与えていたキューティクルが剥がれていきます。

キューティクルは一度剥がれてしまうと、その髪の毛にはキューティクルの修復は行われず、次の新しい髪の毛が生えてくるのを待つしかありません。

これが、パサパサしたつやのない髪になってしまう原因です。

また、パーマ液自身がキューティクルを剥がす作用をもっています。

 

髪へのダメージを最小限に抑えるクリープパーマ

どんなパーマでも髪へのダメージは相当なもので、髪や頭皮のことを考えたらやらないほうが賢明であることは確かです。

しかし、髪へのダメージも気にはなるけれど、パーマをかけておしゃれを楽しみたい気持ちもあります。

そんなときにお勧めするのが、「クリープパーマ」です。

髪質によってはスタイリングがイメージ通りにできない場合もありますが、薬液から受けるダメージを最小限に抑えたのがクリープパーマです。

カラーリング連続は薄毛を進行させる

カラーリングを頻繁に行うと、髪の毛が細くなりがちです。せめて、カラーリングをする間隔を4週間以上はあけましょう。

 

摩擦が原因

髪の毛というのは、いろいろな局面で摩擦という外部からの力を受けて枝毛や切れ毛になることがあります。

枕だったり、ブラッシングだったり、濡れた髪をタオルで乾かすときにも摩擦が作用しています。

摩擦とは少し違いますが、髪をドライヤーで乾かすときの熱風も枝毛や切れ毛に原因になります。

 

紫外線が原因

暑い夏の間、強い紫外線を浴び続け髪は潤いをなくし、秋頃になると、パサついたツヤのない髪の毛に気付くでしょう。

そのような場合、毛先が傷んで、枝毛や切れ毛になっていることも少なくありません。

毛髪のほとんどは、ケラチンというたん白質でできています。

たん白質は数種類のアミノ酸が結合してできているものですが、紫外線晒されることでアミノ酸の結合が切断されてしまいます。
このとき、キューティクルも剥がれ髪の内部が外気に触れるため、水分保持ができなくなります。

その結果、髪の毛は乾いてパサパサになり、特に、細い毛先は逸早く乾燥し枝毛や切れ毛の原因となります。

ちょっとした外出でも頭を守って

ちょっとそこまでだからと無防備な頭で外に飛び出してしまうことがあります。

しかし、よく考えると、ちょっとの紫外線によるダメージの積み重ねが、積もり積もって大きなダメージにつながることになります。

夏だけでなく秋も紫外線が強いので、玄関には必ず日傘、帽子を置いておきましょう。

いかがですか?身に覚えのあることもいくつかあったのではないですか?

このように枝毛や切れ毛の原因は色々あるわけですが、枝毛や切れ毛を起こしてしまうまでに頭皮環境の悪化やキューティクルが剥がれるなどといったトラブルに見舞われていることになります。

枝毛や切れ毛の原因となる頭皮環境の悪化や剥がれたキューティクルの存在は、やがて薄毛や脱毛に結びつくことになります。

男性ホルモン、女性ホルモン量の変化や生活習慣の乱れなどから薄毛や脱毛になることはよく知られていましたが、頭皮環境やキューティクルなどもまた薄毛に関係しているといえます。

髪を守るキューティクルは薄毛と関係している

2009年、キューティクルは薄毛や脱毛と関係があると発表されています。

それまでにもキューティクルと薄毛や脱毛の関係は考えられていましたが、2009年の研究発表でしっかりとしたエビデンスを示す論文が出されました。

詳細はこのサイトの下記のURLをお読みください。

参照URL:ヘアケアセイジ「キューティクルと薄毛は関係ある?脱毛に関与している遺伝子Sox21転写因子を発見」

キューティクルと薄毛は関係ある?脱毛に関与している遺伝子:Sox21転写因子を発見

 

ホルモンに左右されない薄毛改善を目指す

枝毛や切れ毛は、男性にも起こります。

キューティクルと薄毛や脱毛に因果関係があるという結果は、ホルモンなどの影響による通常のAGAとは異なるアプローチによる薄毛改善への道もあるということを意味しています。

たとえ、AGAを発症しても諦めず、通常のAGA対策に加えて、キューティクルの保持、頭皮環境改善の方向からでも薄毛改善への可能性があるということを覚えておいてください。

次は、枝毛ができてしまっていたら? 枝毛の処理方法を解説いたします。

 

少ない枝毛は自宅でも処理できる!?

枝毛が多いと言うことは髪全体の状況がよくないことを意味しており、枝毛のある髪だけでなく、髪の毛の生え際、すなわち、頭皮の環境が悪化していることも考える必要があります。

そのため、枝毛が多くなったと感じた場合、自宅ではなく、美容院で枝毛を処理してもらい、新しく枝毛や切れ毛にならないようにケア方法も指導していただくといいでしょう。

ただし、枝毛が少ないうちは自宅でも処理が十分に可能です。

 

枝毛部分の3〜5センチ上をハサミで切る

枝毛になったところだけがダメージを受けているのではなく、枝毛の上部の髪までダメージを受けていることがほとんどです。

従って、髪が裂けているところだけをカットしてもすぐに再び枝毛ができてしまいますので、枝毛の部分の3〜5センチ上をハサミで真横に切りましょう。

真横に髪の毛を切るのは、できるだけ、切断面を小さくするためです。

斜めにハサミをいれると切断面の表面積が大きくなり、そこから再び枝毛ができることにつながるダメージを受けやすくなってしまうことになります。

また、切断面が歪にならないようにハサミの切れ味も大事です。

その他、面倒だからと枝毛のついた髪の毛を引っ張って全部抜いてしまうのはやめましょう。

毛根が損傷することで次に生えてくる髪の毛にまでダメージが生じるので、面倒でも丁寧にハサミでカットしましょう。

 

切れ毛の対処法

切れ毛は枝毛の延長上にあり、毛髪の乾燥、キューティクルが剥げるなど、原因は枝毛とそんなに変わりません。

切れ毛と枝毛のどちらか一方が改善されると、もう一方も改善されていきます。

 

まとめ

① 髪染め、パーマ、摩擦や紫外線など、枝毛や切れ毛の原因は日常的に存在します
② ちょっとした外出でも髪への配慮を忘れずに
③ キューティクル保護は薄毛解消につながる
④ キューティクルに対するヘアケアは、ホルモンの影響で起こる薄毛とは別のアプローチで改善できる
⑤ 枝毛や切れ毛が多い場合は、美容院で枝毛処理をしましょう

枝毛は女性に多く、特に、ロングヘアの人に多くみられがちですが、男性でも見られます。

枝毛や切れ毛は髪の毛そのもの、髪の毛を作る頭皮下の状態の悪さを表しています。

枝毛や切れ毛ができないように気を配ることも、薄毛改善につながるということを忘れないでいましょう。