今回のポイント

  1. シャンプーの後にマッサージを行なうのはNG!
  2. アルコール系シャンプーは、頭皮へのダメージが大きい
  3. アミノ酸系シャンプーは洗浄力が弱いので、二度洗いでカバーする
  4. シャンプーもトリートメントも、適量を守ることが健康的な頭皮につながる

あなたのシャンプー、頭皮にダメージを与えていませんか?

薄毛や抜け毛など、加齢によって生じるエイジングトラブルは年々深刻になってゆきます。

当然、それに合わせてヘアケアも、きちんと行う必要があります。

ヘアケアの重要な鍵となるシャンプーは、髪を洗うというより、肌である頭皮環境をよくする「スキンケア」だと考えてください。

スキンケアにも正しい手順があるように、シャンプーにも正しいやり方があります。

でも、よく考えるとシャンプーって自己流で行っていることが多くて、わたしも正直、正しいとか間違っているとか考えたこともありませんでした。

 

しかし、シャンプーにはいくつか注意点があり、それを知っているのと知らないのでは、将来の髪に大きな差が出るのです。

普通に行っていたシャンプー方法が、実は髪に悪影響を与えている可能性もあるので、これを機会に、自分のシャンプー方法を見直してみてください。

老化による頭皮のダメージを回避するには、頭皮の状態を整えることが重要。

しかし、頭皮の頭頂部の筋肉は自発的に動かすことができませんから、マッサージで刺激を与えて血行を促し、栄養や酸素を行き渡るようにケアする必要があるんです。

エイジングケアの一環として、頭皮マッサージは毎日行うようにしましょう!

 

マッサージをするなら、きれいに髪を洗って、お風呂上がりのお肌がモチモチしている時に、と考えがちですが、頭皮のマッサージはシャンプーをする前に行うのが鉄則。

頭皮マッサージは濡れている状態で行うと、頭皮にも髪にもダメージになってしまうんです。

強すぎず、心地よさを感じる程度の力で、頭頂部へ向かって押し上げるように行うと、血行が良くなります。

頭皮マッサージは、副交感神経を刺激するので、リラックス効果も期待できますよ。

 

頭皮トラブルが多い人は、アミノ酸系シャンプーがおススメ

シャンプー剤は、頭皮の状態に合わせるのが基本です。

例えば、髪をサラサラにするタイプのシャンプーを使っていても、頭皮の状態が悪くなったら、使用は中止した方がいいでしょう。

それだけダメージが大きいということです。

 

初めて使うシャンプーを買うときは、なるべく小さめのボトルにして、洗い上がりの頭皮状態をチェックしましょう。

大きいボトルで買っちゃうと、ついつい、もったいないと思って、そのまま使い続けちゃうことになりますからね!

 

それではここで、シャンプー剤の種類について説明します。

シャンプーは大きく分けると、アミノ酸系、高級アルコール系、石鹸系の3つの種類に分かれます。

それぞれの特徴や、どんなタイプの頭皮にあっているかなどについてお伝えしますね。

 

(1)アミノ酸系

刺激の強いシャンプーで肌トラブルを発症する人が多いということもあって、最近人気なのが、低刺激のアミノ酸シャンプーです。

アレルギー体質の人や、頭皮トラブルを抱えている場合は、迷わずこのタイプのシャンプーを使いましょう。

似たようなシャンプーに、「アミノ酸配合シャンプー」というのがありますが、これは後に説明するアルコール系シャンプーや、石けん系シャンプーにアミノ酸を配合したものです。

「ココイル」

「ラウロイル」

といった言葉から始まる成分が含まれていたら、それはアミノ酸系シャンプーです。

 

刺激は少ないですが、洗浄力が少し弱いのがこのシャンプーの特徴。

シャンプーの後、すぐに頭皮が脂っこくなるようでしたら、まずはぬるま湯で頭を洗って皮脂と汚れを落とし、その後、シャンプーで二度洗いするとよいでしょう。

頭皮の健康状態がよい人であれば、アミノ酸配合シャンプーを試してみてみるのもいいかもしれません。

 

敏感肌の人は避けたいアルコール成分

(2)高級アルコール系

動植物油脂や鉱物油等から作られる合成界面活性剤で、市販のシャンプーで一番多いのはこのタイプです。

泡立ちやすくて洗浄力は高いですが、その分刺激が強く、すすぎ残しでシャンプー剤が頭皮や髪に残ると、トラブルの原因となります。

このタイプのシャンプーは、頭皮が脂っぽい人、毛穴の詰まりによる頭皮のニオイが気になる人に向いています。

天然系と石油系のものがあって、強い刺激を持つ石油系は、敏感肌の人は避けたほうがいいでしょう。

 

(3)石鹸系

脂肪酸ナトリウム等から作られる合成界面活性剤で、高い洗浄力があり、毛穴の汚れまで、しっかり洗浄することができます。

洗い流す時、石鹸カスが頭皮や髪に残りやすいので、すすぎの時は気を付けるようにしましょう。

洗浄力の高さに反して、頭皮へのダメージが少ないのが特徴で、頭皮に問題がない人も、脂質で悩んでいる人にもおススメできるタイプです。

ただ、パサつきや軋みが生じやすいので、ロングヘアの人にはおススメしません。

 

お湯で流すだけでも、汚れはある程度落ちる

頭皮や髪には、わたしたちの想像以上に汚れと余分な皮脂が付着しています。

それがしっかり落ちないと、毛穴詰まりを起こしてしまい、頭皮環境は悪化するばかり。

ですから、ここで正しいシャンプーの方法をマスターしておきましょう!

 

まず、シャンプーをする前に、ブラッシングを忘れずに。

ホコリや汚れを浮かして落としやすくし、髪の毛の絡まりをといておきましょう。

その後、38~40度程度のぬるま湯で、髪と頭皮を充分に濡らし、手ぐしで髪をすすぎます。

高温のお湯は、頭皮から必要な皮脂を奪うだけでなく髪の毛の乾燥を招いてしまうので、くれぐれも注意してください。

 

シャンプーは、洗浄成分が強いものもあるので、パッケージに記載してある使用量を守りましょう。

また、シャンプーをそのまま、地肌に塗りつけてゴシゴシこするというのは、余計な摩擦が生じ、頭皮のダメージになってしまうので、絶対にNGですよ!

シャンプーを使うときは、手のひらに適量のせて、しっかり泡立てくださいね。

指先で洗うとツメで地肌を傷つけてしまうので、指の腹で、襟足、後頭部、側頭部、頭頂部、前頭部、生え際の順に洗っていきます。

 

すすぎの時間は、シャンプーで髪を洗っている時の2倍の時間をかけてください。

シャンプーが髪に残っていると、頭皮トラブルの原因となるので、すすぎは重要です。

シャワーを下から上に向けて、髪の流れに逆らうようにして流し、頭皮に残らないように意識してすすぎます。

シャワーを頭皮に当てて、てのひらに溜まったお湯でためすすぎをすると、すすぎ残しを防ぐことができますよ!

 

傷んだ髪には重ね付けが有効

シャンプーの後、髪を軽く絞って余計な水分を落としておくと、トリートメント剤が薄まるのを防ぐことができますし、トリートメントもなじみやすくなります。

トリートメントをつけるときは毛先から。

これは、毛根に近い髪の方が健康的で、毛先の方が痛みや乾燥が強いからです。

 

トリートメントは下から上へ、なじませるようにしてつけますが、この時、手ぐしや粗めのコームを使ってもいいですよ。

シャンプー同様、基本的に、トリートメントもパッケージに記載されている適量を守って使うようにしてください。

ただし、髪の傷みがあまりひどいようであれば、部分的にトリートメントを重ね付けして、重点的にカバーしてみましょう。

 

トリートメントを使う際に注意したいのは、トリートメントは頭皮には付けないことです。

髪に栄養を与えるトリートメントは、頭皮に付けると油分が多くなりすぎて、髪の根本が立ち上がらなくなる原因になります。

また、髪の傷みを補修するために、週に一度、集中ケアをするといいですよ。

やり方は簡単で、トリートメントの浸透力を高めるために、ビニールキャップをかぶって5~10分ほど放置しておくだけ。

髪に栄養が行き届き、ダメージ改善を促すことができます。

 

トリートメントが終わったら、髪全体を軽く洗い流します。

この時に気を付けたいのは、髪の表面だけを洗い流して、内側を全く洗い流していない人がいるので、全体的に軽く流すようにしてくださいね。

洗い流しが足りないと髪がべたつきますし、流しすぎると効果が減ってしまいますので、ご注意を!